ダメな私に恋してくださいR2巻5話のネタバレ感想
YOU2017年2月号のダメな私に恋してくださいR5話のあらすじです♪
5話はコミック2巻に収録されると思います。
ダメな私に恋してくださいR2巻5話のあらすじ【ネタバレ注意】
クリスマス
この日はクリスマス。そして、ミチコの誕生日。さらには、主任との温泉旅行の日でもあります。
外は雪が降ってきそうな天候。ミチコは出発前から目を輝かせます。
「雪合戦とかできちゃう!?」
「・・・・・・」
「えっ」
「なんですかその世界一のバカを見るような目!」
「世界一のバカを見るとこういう目になる」
「なるほど!」
「雪合戦でテンション上げるなよおまえ今日でいくつになるんだ」
「17さ・・・」
「行くぞ」
「ちょっと待って下さいよ!」
2人は温泉へ向かって出発。駅弁をガッツリ頬張りながら、電車で温泉へと向かいます。
旅館へ到着すると、ドッサリと雪が積もっています。
「主任!!」
「雪!!」
「積もってる!!」
「よかったな」
「雪合戦」
「しねえよ」
「なんっ」
つるっ
浮かれまくったミチコは雪の上で滑ってしまいます。そんなミチコを叱りながらも、主任が優しく手を差し伸べますが・・・
つるっ
主任まで滑って転倒。
「あはははは」
「主任も転んでるじゃないですか」
ぼすっ
大笑いするミチコに、主任が雪を投げつけます。それにミチコが反撃し、結局2人は雪合戦を始めてしまいます。
(ああ~~~)
(誕生日に彼氏がいるってこんなにも幸せなんだ~~~)
旅館
ようやく旅館に入り、部屋へ案内される2人。
「大浴場の方」
「今の時間相手おりますのでよろしければどうぞ」
「雪合戦で冷えたお体もあたたまりますよ」
「「・・・ハイ・・・」」
「ではごゆっくり」
仲居さんの言葉に、2人は気まずそうに答えます。
2人っきりになり、部屋を見渡すミチコ。メチャクチャ広い部屋を見て、ミチコは恐縮してしまいます。
「誕生日プレゼントだよ」
「黙ってもらっとけ」
「イケメンかよお~~~」
「31さいおめでとう」
「歳は言うなよ~~~!」
「31さいかあ」
「2回も言うなよ~~~!」
ミチコは幸せすぎてウルウルしてきます。その後、とりあえず2人は夕食前に温泉へ入ることに。
念願の温泉に浸かりながら、幸せを噛みしめるミチコ。
(・・・去年の誕生日はプロポーズして断られたっけ)
(もし今プロポーズしたら)
(なんて返事してくれるかなあ主任)
(・・・・・・)
(・・・やめよ)
(これ以上贅沢言ったらバチ当たる)
風呂上がり
温泉を上がって、ミチコがソファで主任を待っていると、向かいにどこかで見たことがある女性が座っています。
「あッ」
「経理の香月さん!」
倒産した前の会社の同僚だと気づきくミチコ。
「あ」
「いつも主任の黒沢くんに怒られてたかわいそうな柴田さん」
「はい・・・」
「かわいそうな柴田です・・・」
香月さんも気づいたようで、2人は懐かしくなってきます。香月さんは会社の倒産直前に寿退社していて、この日はその旦那さんと一緒に来る予定でしたが、急な仕事で来れなくなったとのこと。
そんな話をしていると、ようやく主任がやって来ます。
「えっ・・・」
「香月さん・・・ですよね」
香月さんに気づく主任。香月さんは2人がそういう仲だと分かり、目を丸くします。
「あの頃はごめんね柴田さん」
「柴田さんいつも残業してて忙しそうにしてるの」
「気になってたの」
「でも私」
「部署も違うし手伝ってあげられなくて」
申し訳なさそうに当時のことをを謝る香月さん。
「いえいえ」
「全部主任が悪いんで気にしないでください!」
「なんでオレだよ!」
「世の中の理不尽はだいたい主任のせいですから」
「夕飯の肉とりあげるぞ」
「わっびっくりした」
「こんなところにハリウッドスターがいる!」
香月さんは2人のやり取りとりをおかしそうに笑います。
主任の喫茶店のことを伝え、ミチコと主任は香月さんと分かれて部屋へ戻っていきます。
部屋
部屋に用意された食事を食べ始めるミチコと主任。元同僚との思わぬ再会に、ミチコは今こうしていることが不思議な感じがしてきます。
(そうなんだよね)
(主任とはもう会うこともなかったはずなのに)
(こうして一緒にいられるのってすごいことだよね)
食事を終えて、テラスから外の景色を見つめる2人。空には星がランランと輝いています。
「・・・主任」
「・・・ん?」
「・・・やっぱなんでもないです」
ミチコは何かを言いかけて、恥ずかしそうにうつむきます。
「・・・柴田」
「はい」
顔を上げたミチコに、主任が優しくキス。
「・・・寝るか」
「えっ」
「ちょっ」
「わ!」
主任がミチコをお姫様抱っこしていき、ベッドの上で再び優しくキスをします。
(主任)
(大好き)