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青楼オペラ9巻38話のネタバレ感想

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ベツコミ2018年6月号の青楼オペラ37話のあらすじです♪

37話はおそらくコミック9巻に収録されると思います。

青楼オペラ9巻37話のあらすじ【ネタバレ注意】

熱が引き、すっかり具合もよくなった茜。

昨日、看病してくれた人を探し回りますが、誰も心当たりがない様子。昨日 聞かされたあの子守唄は夢だったのかと、茜は自信が持てなくなってしまいます。

しかし、最初から違うと思って確かめていなかった人物が1人。茜は、朝明野の部屋へ向かいます。

「姉さん」
「姉さんが若旦那の」
「惣右助様の姉上様でござんすね」

茜は改まった様子で訊ねますが・・・

「藪から棒に・・・」
「何のことじゃ」

朝明野は呆れたように否定します。

しかし、朝明野だけが使っている御簾紙(ティッシュ)から、あの時の残り香と同じ香がして茜は確信したようです。

そして、茜はあの時歌っていた子守唄が若旦那から聞いたものと同じ誤りがあることを告げます。

「違うとおっせぇすのなら」
「今ここで」
「その子守唄を歌ってみてくださんし」
「姉さん」
「姉上様!」

もう否定し切れないと思ったのか、朝明野の改まった様子で茜の方へ向き直ります。

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朝明野の答え

「いいかえ」
「このことは他言無用じゃ」

自分が若旦那の姉だということを認める朝明野。しかし、名乗り出るつもりはないようです。

そんな朝明野の態度に納得がいかない茜。なぜ、打ち明けないのか詰め寄ると、朝明野は寂しそうな顔をします。

「お前は一年廓にいて何を目にしてきたのかえ」
「例えばこの御簾紙じゃ」
「これは何に使うものか言ってみなんし」

逆に問い返され、茜は言葉に詰まってしまいます。

御簾紙は、事後に男女の性器を拭くためのもの。そうやって生きてきた姉が名乗り出ても、朝明野には若旦那の傷が癒えるとは思えません。

「生涯あの子の負い目になれというのかえ!」

朝明野の怒鳴りつけられ、茜は青ざめます。

「・・・わっちの願いはただひとつ」
「あの子の幸せじゃ」
「わっちおことなど忘れ」
「忘れさせてくれる誰かを側において」
「幸せに暮らしてくれることじゃ」

何かを期待するように茜を見つめる朝明野。

「・・・のう」
「茜」

朝明野からキツく口止めされ、茜は部屋を出ていきます。

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茜と若旦那

数日後、朝明野が来るまでの間、松坂屋の座敷へ呼ばれて相手をする茜と若旦那。

松坂屋は、朝明野から身請けを断られたことがひどくショックだった様子。

「私も前から随分と口説いていたのだが」
「あのこは一向にうんと言わず」
「ここにきて・・・はは」
「振られてしまった」

気まずい雰囲気に若旦那達が沈黙していると、襖が開きます。

「・・・甚様」

「おぉ」

朝明野が入ってきて、若旦那と茜は退散することにします。

自分の部屋へ戻り、朝明野のことを考える茜。「甚様」と親しく呼び交わすなのに、どうして身請けを断ったのか訳が分かりません。

「どうした」

「いえ」
「そういえば」
「若旦那におかれては」
「お気に召した芸者にお通いと聞きんした」

2人の話題はこのところの若旦那の話に。茜は若旦那が商談で接待していたことを嫌味っぽく問い詰めます。

若旦那は店は営業停止になったものの、裏で商談に励んでいたようです。

「ちぇ」
「何だよ」
「うちが中村に狙いうちにあったからよ」
「突っ転ばされて泣き寝入りすんのは性に合わねぇし」
「ただじゃ起き上がんねぇってとこ見せときゃ」
「お前も気が楽かと思ったから・・・」

気まずそうに頭をかく若旦那を見て、茜はおかしそうに笑います。

(気が強くて口も悪い)
(芯があって己に厳しく)
(分かりにくいけど情に厚く)
(士分を捨ててなお)
(堂々とした物腰)

茜は若旦那に朝明野の姿を重ねます。

(そういうところを)
(好きになったの)

若旦那に会ったらすぐに、朝明野のことを伝えるつもだった茜。しかし、心が揺らいできます。

茜はこころを落ち着けるために、一旦部屋の外へ。すると、空き部屋に朝明野が入っていくのが目に入ります。

「甚様・・・」

暗い部屋で1人細い肩を震わせている朝明野。

茜は本心では朝明野も松坂屋を想っているものの、松坂屋と親しい若旦那に自分のことがバレることを恐れ、江戸から離れる決心をしたのだと悟ります。

(それほどの覚悟を見せられては)
(わっちの口から漏らすことも)
(できぬではござんせんか・・・)

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茜と誠二郎

数日後、茜が使いで見世の外へ出ていると、茶屋で何かを考え込む誠二郎の姿が。

茜が声をかけると、誠二郎は恥ずかしそうに頭を抱えます。

「その・・・」
「貴方に会いに行く口実を考えていたのです」

その答えに、クスクスと笑みを浮かべる茜。

「相変わらず生真面目な方」
「ほんに頼もしいお味方でござんす」

そう言いながら、心の中ではそんな自分を冷笑します。

(誠二郎様がいまだ)
(私を慕ってくださっているそのお気持ちを)
(利用している私も)
(随分と廓の水に染まったものだわ・・・)

茜が誠二郎と話していると槇村先生と顔を合わせます。しかし、槇村は急いでいるらしく、挨拶だけして去っていきます。

「今のは医者ですか」
「見間違いではないと思うが」
「あの者がさるお屋敷から出てくるのを見かけたので」

誠二郎は先日、槇村が中村の右腕とされる部下の家から出てくるのを見たようです。

それを聞いた瞬間、茜は目の前が真っ暗に。

(あぁ)
(だめ)
(分かっているのに)
(疑いがまた首をもたげてくる)
(先生が敵の内通者だとしたら)
(終わりだわ)