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それでも世界は美しい15巻79話のネタバレ感想

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花とゆめ2016年17号のそれでも世界は美しい79話のあらすじと感想です♪

79話はおそらくコミック15巻に収録されると思います。

それでも世界は美しい15巻79話のあらすじ【ネタバレ注意】

迷宮

(君みたいな女の子いなかった)

シーラへの想いを断ち切れない女々しい自分を認めてくれたカラ。そんなカラに、バルドウィンは興味が湧いてきます。

休憩中、もうすっかり打ち解けた様子でお互いのことを話す2人。カラがオバケが見えると聞いて、そっち系が苦手なバルドウィンは青ざめてしまいます。

いい大人が本気で怖がっているのを見て、くくくっと思わず笑いが溢れてくるカラ。

「いいよ」
「幻想的な色男より」
「そっちのが生きてるって感じで」
「可愛くていいよ」

「可愛いは嬉しくないよ」

「じゃ女々しくて」

「余計 嫌だよ」

そんな話で盛り上がる2人。

「あれ・・・?」

ふとバルドウィンの後ろに何かを見つけるカラ。透明なドレスのようなものが漂っています。

「何?」
「もうその手んは乗んないよ」

カラが自分を怖がらせようとしているのだと勘違いするバルドウィン。カラも、それ以上そのことには触れず、休憩中を終えて出発します。

バルドウィンに肩を貸しながら、自分の勘を頼りに地上へと向かっていくカラ。すると、分岐点で迷いそうになるたびに、先ほどのドレスが現れ、出口へ案内するかのように先導されます。

そして、しばらく歩き、ようやく出口に近いと感じられるところまで辿り着きますが・・・

「え・・・?」
「行き止まり?」

そこには洞窟のような横穴と、それをほぼ一杯にまで満たす水が。

「そんなはず・・・」

呆然となるカラ。

すると、バルドウィンが地面にサッと耳をつけるます。地面からは滝の音が聞こえ、ここが出口だと確信します。

2人は覚悟を決めて、潜水して進むことに。

洞窟

暗い洞窟の水の中へ潜るバルドウィンとカラ。

水の中を進んでいると、バルドウィンはシーラのことを思い出します。ここで もがくのをやめで、シーラと共に永久に迷宮の一部になるという誘惑にかられるバルドウィン。

「それは私の為?」
「あなたのそのロマンで」
「その子を殺すの?」

その時、バルドウィンの前にシーラの幻影が現れ、後ろを指さします。バルドウィンが振り返ると、苦しそうに口を抑えているカラの姿が。

カラを抱えて、必死に水の中を進んでいくバルドウィン。しかし、バルドウィンももう息が限界に達します。

(ちくしょう)
(ちくしょう)
(痛い)
(苦しい)
(苦しい)

苦しい思いばかりして、何のために生きていかなければならないのか分からなくなるバルドウィン。

「それは誰にもわからないよ」
「本人が生きて辿り着くものだから」

先ほど、カラに言われた言葉が胸に蘇ります。

(そうだ生きて)
(生きて辿り着かなければ)
(何もかも失われてしまう)
(俺の苦悩も)
(シーラの生きた意味も)

洞窟の外

「カラちゃんしっかりして」
「カラちゃんっ」

どうにか洞窟の外にまで泳ぎ切ったバルドウィン。意識朦朧としているカラに、必死に呼びかけます。

「バルドさん」
「ここ・・・外・・・?」

バルドウィンの声でカラが意識を取り戻し、顔を見合わせる2人。もう外はすっかり朝に。

この夜の大冒険を思い出すと、2人とも何だか笑えてきます。

「本当になんて夜・・・」

朝日を見つめるバルドウィンの目から、一筋の涙が流れます。

(落とした涙は)
(たった一滴)
(でも今はそれで十分だ)
(いきなり気持ちを断ち切れるわけじゃない)
(俺はまだしばらくシーラを想って嘆くんだろう)
(それでも少しずつ前に・・・)

リビの執務室

その日、ニールからバルドウィンが霊廟建造にサインしたことを聞かされるリビ。

「ただ『うんと費用をかけてゆっくり造ってくれ』だそうです」

「前を向いたんだかどうなんだか半端な奴だな」
「あいつらしいや」

リビは思わず苦笑いしてしまいます。

「えっ」
「くし・・・」

すると急にニールがくしゃみをし出します。大国際から働き詰めのニールを心配し、リビは休むよう伝えます。

「いや大丈夫これくらい」
「これ・・・」

ドタンッ

そのまま意識を失い倒れてしまうニール。