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それでも世界は美しい15巻80話のネタバレ感想

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花とゆめ2016年18号のそれでも世界は美しい80話のあらすじと感想です♪

80話はおそらくコミック15巻に収録。15巻の発売日は2017年2月ごろだと思います。

それでも世界は美しい15巻80話のあらすじ【ネタバレ注意】

ニールの家

倒れたニールを心配し、ニールの家にお見舞いに行くリビとニケ。しかし、なんとニールはベッドの中でバリバリに仕事をこなしています。

ちゃんと休むように言っても、言うことを聞こうとしないニールに、リビが怒り出します。

「いつかお前がオレに言ったセリフ今こそ返すからな」
「『私は自分を大事にしない人間は大嫌いですっ』」

それを聞いて、キョトンとした顔になるニール。ニケはそんな命知らずなことを言ったニールに大笑いします。

そして、ニケがあまり他人を家に入れたがらないニールのために、この日一日看病をすると言い出します。それにリビがヤキモチを焼き、結局2人で看病することに。

ニールの背中の汗を拭こうとするニケ。しかし、ニケが服を脱がそうとすると、ニールは必死に抵抗します。

「やめて下さいっ」
「おっ」
「大声出しますよ・・・っ」

乙女のようなことを言い出すニールにあきれるリビとニケ。結局、ニールが自分で拭くことになり、ニケ達は食事の用意をします。

ベッドで横になったニールは、王宮の入ったばかりの頃の事を夢に見ます。

ニールが初めてリビを見た時、既にその目には何の光もありません。まるで昼夜を問わず仕事をこなしていくだけの機械。とにかく一日も休まず、夜もろくに寝ない少年王。あらに、食事にすらほとんど手をつけません。

よくそれでもつものだと、ある意味感心してしまうニール。

(だがしかしそんな筈はなかった)

ある時、ニールはリビが庭で青い顔をして、うずくまっているのを見てしまいます。

「見たな・・・」
「いま見た事 周囲にバラしてみろ」
「殺すからな・・・」

少年王が弱さを悟られまいと必死なこと。そして、その小さな体が機械などではないことをニールは悟ります。

ある日

それからしばらくしたある日。ニールは、相変わらず食事を摂らないリビから、薬を飲むための水を持ってくるよう命じられます。

それは依存性の強い劇薬。ニールはその薬は非常時だけと、何度も言い聞かせて来たものの、リビは言うことを聞きません。

「オレは世界王だぞ」
「そのオレがこんな薬程度に飲まれるわけねーだろっ」

リビはしつこく注意するニールに激昂し、無茶苦茶なことを言って怒鳴りつけます。

「それに万一後戻り出来なくなって終わってもなあ」
「そんなの誰も構いやしねえんだよ」
「いっそ早く終わって貰いたいんだよオレだって」
「こんな人生」

全てをあきらめてしまったかのように、投げやりな言葉を投げつけるリビ。

ニールは掴みかかってくるリビから、弱った感触が伝わってきます。そしてその瞬間、猛烈な怒りが湧き上がります。

「ガチャガチャうるさいのはどっちだ」
「このガキ」
「ヤケおこしてピーピー喚いても」
「許されるのが王様なら」
「いい商売だな世界王ってのは」

太陽王として恐れられる自分に向かって不敬なもの言いをするニールに、リビは目を丸くします。

「私はね」
「自分を大事にしない人間は」
「大嫌いなんですよっ」

いつもは冷酷で恐ろしいリビの顔が、ニールに怒鳴られた途端、ひどく頼りなく心細げなものに変わります。

そんなリビを見て、涙が溢れてくるニール。

「子供じゃ・・・」
「ないですか・・・」
「あなたも・・・ただの・・・」
「それなのに両肩にそんな重いもの・・・」
「背負わされて・・・」

自分が壊れる寸前まで誰もにもすがれないリビが、ニールはひどく悲しくなってきます。

目の前で大の大人が泣き出すのを見て、何か全てが馬鹿らしくなってくるリビ。

「はは・・・」

ニールは初めて少年王が笑うのを目にします。

夜になり、目を覚ますニール。ベッドから起き上がろうとしますが、グラッと目眩がして倒れてしまいます。

そこへ、作ったおかゆを持ってリビがやってきます。倒れていて反応のないニールに慌てるリビ。必死にベッドへ寝かしますが、ニールがびっしりと汗をかいているのに気づきます。

リビは汗を拭こうとニールのシャツをめくるとハッとなります。

(火傷と・・・)
(打撲の跡・・・)

翌日

翌日になると、すっかり回復したニール。リビは、昨日見たものは黙っておくことにします。

(背中のことは今は聞くまい)
(どうせこれからも長く一緒にいるんだ)
(あいつから話してくれる機会もあるだろうさ)

一方、ニールは嬉しそうにニケとハシャいでいるリビを見て、もうあの頃の機械のような王ではないのだと、改めて実感します。

(自分の足で歩いて)
(生身の自分を手に入れた)
(私にはそれが誇らしい)
(あなたが重荷を背負うなら)
(私は支える杖になろう)
(これからも叶うなら)
(ずっと傍で・・・)