LaLa2017年9月号の赤髪の白雪姫89話のあらすじと感想です♪
89話はおそらくコミック18巻に収録されると思います。
赤髪の白雪姫18巻89話のあらすじ【ネタバレ注意】
休暇初日
イザナ殿下から休暇をもらったゼン・ミツヒデ・木々。木々は休暇の前半を実家のあるセレグで過ごすことになり、ミツヒデもそれに付き添います。
1人残ったゼンは、白雪とオビからリリアスの話を聞いたりしながら、ノンビリとした時間を過ごします。
この日の夜、オビの部屋にゼンが泊まりにきます。
「じゃあ寝ますか」
「その前に・・・」
「せっかくだ」
「リリアスでの一番の思い出を話してみろ」
「一番の思い出ねえ」
「そうあれは・・・」
「関所の当番が長引いて夕食も食いはぐれた」
「雪が縦横無尽に吹き荒ぶ冷たい夜・・・」
ゼンのリクエストに答え、オドロオドロしい調子で語り始めるオビ。
その日、ようやく当番を終えたオビが館に戻ってくると、人の声はありません。廊下から聞こえるのは自分の足音だけ。しかし、じっと目を目を凝らすと、ぼうっとした白い影が向こうを通り過ぎていきます。
「オレはそこで気がつくんです・・・」
「そうだ知っている」
「あれは」
「夜勤の研究員」
「怪談を始めるな」
オビの語りに、ゼンが呆れた顔で突っ込みます。
「え~~~~?」
「まあ要はほとんど皆帰ってる時間だったんですけど」
「一応薬室に寄ってみたら」
「夜食用のスープを火にかけて待ってくれてるお嬢さんとリュウ坊がいて」
「寒さも空腹もどっかいったっていう雪の街っぽい事がありました」
「羨ましいだけの話か・・・」
ゼンは悔しそうに枕に顔をうずめます。
「つまり」
「楽しくやってるんだな」
翌日
翌日、ゼン・オビ・白雪は港町まで出かけることに。しかし、ゼンとオビは約束した時間に遅れてしまいます。
「すまん・・・」
「まさか寝過ごすとは・・・」
「相手が起こしてくれるだろうって心理が働いたんですかね・・・」
行きの馬車の中、二人はドンヨリと落ち込みます。
町に着くと、まずはパンを大量で買い込み、お昼ごはんにすることに。いま評判になっている美味しいパンに、舌鼓を打ちます。
「オレとお嬢さん2,3日中にはリリアスに戻りますけど」
「どうするんですか主」
「城に・・・1人で・・・」
食事をしながらオビが訊ねます。
「あいつらが戻るのを」
「オレもリリアスに行って待つ」
「今度は白雪とオビが過ごしてる街としてな」
「行きたいと思ってた」
ゼンの言葉に、白雪とオビの顔がパアッと明るくなります。
「行こう!!」
「行きましょう!!」
「今から行きそうな勢いだな」
食後
「じゃ」
「腹ごしらえも済んで予定も決まったところで・・・」
「昨夜のチェス勝負の罰」
「行きましょうか主!」
食事を終えると、突然オビが変なことを言い出します。昨日 寝る前に何かをかけて勝負していたようです。
渋い顔をして白雪を見つめるゼン。
「・・・白雪」
「?」
「はい」
訳が分からず白雪は怪訝そうな表情に。
「・・・・オレの思う」
「オビの」
「男前な」
「ところは」
「・・・急に誰か部屋に来ても寝床を相手に譲るところ」
ゼンの話に白雪がキョトンとしていると・・・
「状況が限定的すぎる」
「無しです」
「お嬢さんに伝わらないでしょうが」
あわててゼンが突っ込みます。
「やり直しです」
「大体オレはソファで寝るのは日常茶飯事なんで」
「ね お嬢さん」
「そうだね」
「よくわからないけど寝坊の理由はわかったよ」
「「!!」」
コメント
ありがとうございます!!!
いつもありがとうございます。
やっぱりこんな日常の話良いですよね~。
リリアスではリュウとかも出てくるのかなぁ。
で、ミツヒデ・木々も合流。楽しみですね。
リリアス組も参戦するのかな。
個人的にはミツヒデ(本物のルーエンさん)と鈴の絡みが見たいです。