花とゆめ2018年4号の兄友47話のあらすじと感想です♪
47話はおそらくコミック8巻に収録されると思います。
兄友8巻47話のあらすじ【ネタバレ注意】
まい
西野さんから、8日後の夏祭りに誘われたまい。楽しみでワクワクするものの、受験生の西野さんは夏休みも学習登校。
まいも、保健委員として、なぜか運動部の練習試合のたびに呼び出され、なかなか会うことができません。
この日は、隣の兄の部屋に西野さんが勉強しに来ています。
「これは七瀬さんにも近いうちに伝えるつもりだったんだけどさ」
「・・・え?」
壁越しに聞こえてきた、西野さんの言葉にまいはハッとします。
数日後、この日も運動部の練習試合に呼び出されたまい。相手は西野さんの学校のバスケ部です。
なぜかまいは元気がない様子で、ボーッと試合を見つめていると加賀くんがやってきます。加賀くんも保健委員とはいえ、強制参加というわけではありません。
「加賀くんは何でここに?」
「・・・そうですね」
「来たら先輩に会えるなって思ったので」
加賀くんの言葉に、周りで聞いていた女子はドキッとしますが・・・
「・・・ん?」
「うん・・・?」
まいにはあまりよく伝わっていない様子。
すると、その時 体育館に西野さんが入ってきます。
「西野さん!?」
運動部の応援へ行くと、学習登校が欠席にならないらしく、まいに会いたくてやってきたようです。
西野さん
西野さんが来たというのに、やはりどこか元気のないまい。すると、練習試合で相手校の選手が怪我をし、まいは保健室へ氷を取りにいくことに。
まいが元気がなかったのが気になり、しょんぼりする西野さん。
「最近会えなかったてのいうのはあるけど」
「・・・まさか」
「それで愛想をつかされて・・・」
となりにいた加賀くんは、あんなに仲がいいのに、そんな心配をするのかと意外に感じます。
「愛想つかされてるんならこっちにとっては好都合なんですけどね」
「その時そばにいて慰めるのはオレなんで」
加賀くんの言葉に、西野さんウジウジしていた顔から一転。
「それだってオレの役目だよ」
「側にいられなくても」
「それは絶対に譲らない」
「オレが彼氏なんだから」
西野さんは、キッパリとそう言い切ります。
しばらくして、氷を取りに行っていたまいが体育館へ戻ってきます。
まいが体育館へ足を踏み入れた瞬間、ボールがまいの方に。あわてて避けたまいは、はずみで足をくじいてしまいます。
西野さんがあわててまいに手をかし、保健室へ連れて行こうとしていると・・・
「待って下さい」
「保健委員はオレですよ」
加賀くんは、西野さんを静止します。
そんな加賀くんの顔をジッと見つめる西野さん。
「・・・譲れよ」
その真剣な表情に、加賀くんは圧倒され、西野さんに譲ることになります。
保健室
まいの手当が終わると、まいと西野さん保健室に2人っきりに。
「これは七瀬さんにも近いうちに伝えるつもりだったんだけどさ」
2人っきりでいると、まいは壁越しに聞いた西野さんの言葉を思い出します。
(まだ・・・)
(直接言ってはもらえないのかな・・・)
まいの怪我が軽そうでホッとした様子の西野さん。
「しばらくは安静にね」
「夏祭りも」
「今回は残念だけど」
その言葉に、まいの顔色が変わります。
「な」
「つ祭り」
「は」
「行きたいです・・・っ!」
射撃も金魚すくいも輪投げも、これまで1回もやったことがないというまい。
「今年はやってみたいんです」
「西野さんと」
「一緒に・・・!」
まいは必死な顔で、西野さんに訴えます。
(今年は)
(今年だけは・・・)
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