花とゆめ2018年8号の兄友50話のあらすじと感想です♪
50話はおそらくコミック9巻に収録されると思います。
兄友9巻50話のあらすじ【ネタバレ注意】
お父さん
部屋でパソコンの設定をすることになり、2人はまいの部屋へ。
まいが一旦お茶の準備へ行き、部屋へ戻ってくると、お父さんが雪紘の部屋へ入ろうとしています。以前、雪紘の部屋へ殺虫剤があり、それを探そうとしているようです。
(ちょっと待って!)
(もし今お父さんに大きな音を出されたら)
(盗み聞きのことがバレちゃうーーーー!?)
一瞬 大狼狽しそうになるまいですが、あることに気づきハッとします。
(あれ・・・)
(何でダメだと思ってたんだっけ・・・)
まいが盗み聞きのことを隠してたのは、西野さんに幻滅されないかと心配だったため。
(・・・なんだ)
(そんな理由だっけ)
(それなら)
(きっともう)
(そんなに不安がる必要なんて)
(ないんだ・・・)
不安が吹っ飛び、穏やかな気分で部屋へ戻っていくまい。
(・・・となれば)
(バラすチャンスは逆に今しかないのでは!?)
今度は逆に壁が薄いことをバラしてスッキリしたくなってきます。
まいは西野さんと一緒にパソコンの設定をしながら、お父さんが隣の部屋で大きな物音を出してくれることを願います。
そして、つぎの瞬間・・・
「あったぁ!」
「と思ったら虫除けだ~」
お父さんが勘違いして大事を上げますが、西野さんはちょうどヘッドフォンで音量のテストをしていて聞こえていないようです。
「あった!!」
「り前田のクラッカーじゃん懐かし~」
またお父さんが大声を上げるものの、ちょうどまいのメールへ着信音が鳴り響き、掻き消されてしまいます。
さらに・・・・・・
「あっ・・・」
「アニキーーーーー!!!!」
ようやくお父さんが殺虫剤を見つけたと思ったら、西野さんに秋からの電話が。
殺虫剤を見つけたお父さんは隣の部屋を出ていき、結局まいは壁が薄いことを伝えられません。
まい
目論見がハズレてしまった まいは、思い切って自分で西野さんに打ち明けることに。
「・・・西野さん」
「初めて合った日のこと」
「覚えてますか・・・?」
あの日から、西野さんが家によく来るようになり、自分にもよく話しかけてくれるようになった思い出を語りかける まい。
「そのことなんですけど・・・」
まいがとうとう核心に迫ろうとしたその時・・・
「ち」
「ちょっと待って!」
西野さんがまいにストップをかけてしまいます。
「なんか」
「それはその」
「うん・・・」
「改まって指摘されるのすごい恥ずかしいな・・・」
顔を真っ赤する西野さん。そして、まいを可愛いと思い、雪紘に相談し、まいにアピールしていたことを恥ずかしそうに打ち明けます。
(知ってる!!)
(全部聞いてた!!)
(何もかも知ってる!!)
先にそれを言われてしまい、まいは全部聞いていたとはとても言えなくなってしまいます。
まいは、いたたまれくなりお茶を入れに一旦部屋を出ていきます。
お兄
「お兄・・・!」
まいが部屋を出ると、ちょうど帰ってきた雪紘と出会います。
「壮太がいるんだろ」
「ようやくか」
そう言ってフッと微笑む雪紘。どうやら、まいがしたいことが分かっているようです。
(伝わった!!)
(お兄なら・・・)
(お兄ならやってくれる・・・!)
そのままお茶も入れずに、まいは再び部屋の中へ。そして、雪紘のアクションを待ちます。
隣の部屋では雪紘がリモコンに手をかけています。そして、テレビの電源を入れた瞬間・・・
「お邪魔しまあああああああああっす!!!!」
下から、秋の大声が鳴り響きます。
「昨日ここで取り出したんだよ~」
「数量限定の『動き回るグッドコウチューンシャアカシャカストラップ』~~~」
下へ降りていくと、秋が玄関でボロボロと泣きじゃくっています。
『動き回るストラップ』と言葉にピクンと反応するお母さん。
「よかった~~~!!」
「うちにGはいなかったのね~~~!!」
Gだと思っていたものの正体が分かり、お母さんは大喜び。
しかし、結局まいは壁が薄いことを西野さんに言える雰囲気ではなくなってしまいます。
(まあ・・・)
(またつぎの機会を待てばいいか・・・)
(なんて・・・)
(その時の私は)
(そんな風に思っていたのです)
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