BE LOVE 2016年3号のちはやふる160首のあらすじ&感想です♪
160首はおそらくコミック31巻に収録。
31巻の発売日は2016年3月11日です。
ちはやふる31巻160首のあらすじ【ネタバレ注意】
準決勝終了
(負けた・・・)
(負けちゃった)
(もう)
(瑞沢はこれで終わり)
(上には行けない)
富士崎に惜敗し、涙が出てくる瑞沢の部員たち。
「北央みたいなかるた強豪になるの」
「全国大会連覇!」
東京都予選後、千早がそう宣言したことが思い出されます。しかし、もうそれを叶えることはできません。
一方、他の部員たちとは対照的に無表情の千早。しかし、無表情ながらも、目からは沸き上がるような怒りを感じます。
もう一試合、北央対藤岡東は3対2で北央の勝利。こちらも悲しむ部員たちに対し、新は千早と同じような表情。
試合中、味方のミスを切り替えさせることができなかった新。自分だけが先に勝っても、それはただの1勝。自分の至らなさを悔やみます。
(支えられんかった)
(おれのせいや)
次
(あんなに練習してきたのに)
(あんなに毎日)
(がんばったのに)
呆然となる選手に、お母さん達もかける声が見つかりません。
パンッ
そこへ、宮内先生の手を叩く大きな音が響きます。
「終わってないですよあなたたち」
「優勝しか頭にないほどいい気になりましたか」
「3位決定戦がありますよ」
「あたなたちの好きなかるたがもう1回できるんです」
疲れている部員たちのために、自分がオーダーを考えていたという宮内先生。3年生には全員出るように告げます。そして、もう一人は・・・
「で」
「出たいです」
「出たいです」
「出・・・」
「結果がないまま帰ったら」
「私また」
「またただの褒めたがりになるっ」
初めてこんな風に主張をする田丸に驚く部員たち。さきほどの千早と同じように無表情ながら、その目からは自分に対する怒りが伝わってきます。
そんな中、ハチマキを手渡しながら、千早に謝る宮内先生。間違って太一のハチマキを渡していたようです。
(千早ちゃんの出札なんか運が悪いと思ったー!!)
ガクーンとする部員たち。一方、千早も・・・
「ああ なんか出札悪いと思ったぁ!!」
自分のハチマキをギュッと結び直す千早。田丸の肩を抱えながら、声を出します。
「よし」
「みんな行こう」
北央vs富士崎
決勝戦を前にして、ヒョロットカードを投げようとするヒョロに、太田が体当たりを食らわせ止めます。ヒョロットカードなしで戦いたいと言う太田。そして、ヒョロットカードなしでも一番を強い北央を証明したいと。
これは決勝戦前にゆかりが須藤先輩に頼んでおいたこと。ゆかりは、ズルをしているわけではなくても、ヒョロくんはきっと辛い思いを抱えていることを察します。
「高校3年間で1度いいから」
「純粋な」
「運命による対戦を」
「させてあげたい」
みんなの思いに応え、ヒョロットカードなしでオーダーを組む北央。そして、北央・富士崎、双方のオーダーが発表されますが・・・
(ヒョロットカード使わなくても強いやつと当たるじゃん)
(変わんないじゃねーか)
(ヒョロ君の徳高すぎ!!)
驚愕するOB達。結局、ヒョロットカードを使っていた時と同じく、相手にエースのヒョロくん達捨て駒をぶつけ、A級3人が勝ちを拾う、いつも通りのオーダーとなります。
瑞沢vs藤岡東
3位決定戦。瑞沢は出場する選手は決まったものの、問題は順番ですが・・・
(藤岡東がどうするかわかる)
(瑞沢がどうするかわかる)
千早・新とも、何も考えなくても相手の出方が分かってしまいます。双方とも、千早・新を大将に添えた正攻法のオーダー。千早と新が向かいます。
「よろしくお願いします」
ちはやふる31巻160首の感想【ネタバレ注意】
準決勝は、瑞沢と同じく藤岡東も北央に負けてしまいました。新は一人さっさと勝ち抜け、その後何もできなかったことを悔やんでいるようです。
これは前の千早と同じですね。千早は、それから勝ち急がず1枚1枚丁寧にかるたを取り、みんなと一緒に戦うようにしたわけですが、団体戦の経験の少ない新が早くもそこまでたどり着いたのは立派だと思います。
そして、これで終わりと思いきや、3位決定戦があるようです。思っていた舞台とは違うけど、千早と新の対戦が見れて嬉しいです♪ 自分が作ってきたチームをお互いに披露することができて、ふたりとも嬉しいだろうなあ。
あと、ハチマキの件がオモシロかったです。太一と一緒に戦えるように、千早がわざと太一のハチマキをしていたのかと思っていたのですが、ただの間違いかい( ゚д゚)つ)) そして、そのせいで運が悪かったとまで言われる太一って・・・(笑)
その3人で初めて団体戦のチームを組んだ千早たちが、こういて相見えるのは感慨深いですね。3位決定戦では、思いっ切リかるたで語り合ってほしいと思います♪
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