Cheese!2018年5月号のコーヒー&バニラ36話のあらすじです♪
36話はコミック9巻に収録されると思います。
コーヒー&バニラ9巻36話のあらすじ【ネタバレ注意】
寝室
ベッドの上でリサへ体を近づけていく深見さんと悠斗。2人同時に迫られ、リサはドギマギしてきます。
「顔まっかだよ」
「悠斗のこと意識してる?」
「し」
「してません」
「悠斗くんこそもう寝る時間だし・・・っ」
深見さんからイジワルなことを訊かれ、リサはあわてて話を逸らしますが・・・
「子供扱いしないで」
「オレだって」
「大人なコトできるし・・・っ」
悠斗も一歩も退く様子はありません。
リサは助けるを求めるように深見さんの方へ目をやるものの、深見さんは黙ってリサの顔を見つめているばかり。
「ご」
「ごめんなさい」
「私には深見さんがいるので・・・っ」
リサは悠斗に向かって、思いっきり頭を下げます。
とりあえずこれで一件落着となり、3人はリサを真ん中にして一緒のベッドに並んでんることに。
部屋を暗くし、リサが寝入ろうとしていると、唇に何かを感じます。
(え)
(悠斗くん!!)
リサが薄目をあけると、悠斗が真っ赤な顔でリサの唇をさわっています。
そして、悠斗の手が唇から首元へ伸びようとしたその時・・・
「ん~~~~~~~~」
寝ぼけたように深見さんが、後ろからリサを抱きしめます。
ハッとして起き上がる悠斗。そして、深見さんの方を見た悠斗は、なぜか慌てて部屋を出ていきます。
翌日
翌日、悠斗と学校近くで待ち合わせをするリサ。朝、悠斗があわてて登校していき、生徒手帳を忘れてしまい、それを届けにきたようです。
近くの川辺で悠斗に手帳を渡していると、それを同級生達が見つけます。
「悠斗ーーっ」
「カノジョかよーっ」
「ちがうし!!」
同級生たちに茶化され、あわてて否定する悠斗。そんな悠斗たちのやり取りを、リサは微笑ましく見つめます。
「悠斗くんって友達多いんだね」
「深見さんも多かっただろうな」
リサがまた深見さんのことを考えていると・・・
「ヒロ兄は」
「違ったと思う」
悠斗が意外にもそれを否定します。
悠斗が昔深見さんから聞いた話によると、学生のころは何かに悩むたびこの川辺へ来ていたとのこと。そして、ひとりでこの川の音を聞き、癒やされていたそうです。
リサは、悠斗の話にハッとします。
(・・・私は)
(何を見てたんだろう)
(私が本当に会いたかったのは)
自分の隣に、学生のころの深見さんが立っている姿を想像するリサ。
「・・・会いたかったなぁ・・・」
「会って私が癒やしてあげたかった」
昔の深見さんに想いを馳せるリサを、悠斗は切なそうに見つめます。
「リサさんって本当ヒロ兄が好きなんだね」
「2人とも羨ましいくらいお似合いだし」
「お」
「お似合い」
「深見さんの方がずっと大人だから」
「言われたことあんまりなくて」
悠斗の言葉にリサが驚いていると、プッと悠斗が笑いだします。
「くくく・・・」
「ヒロ兄が大人なんて」
「あの時のヒロ兄の顔見せたかったなぁ」
夜
「・・・っ」
「あっ」
「も・・・う」
「っふか・・みさ・・・」
その日の夜、帰ってくるなりリサの体を求める深見さん。
「ごめん」
「帰ってきた早々こんなこと・・・」
行為が終わると、2人は一緒にお風呂へ入ることに。深見さんがベッドが立ち上がると、後ろからリサが声をかけます。
「・・・あの深見さん」
「悠斗くんから聞いたんですけど」
「悠斗くんが唇にさわってきた時」
「深見さんの目すごく怒ってたって」
リサの言葉に、深見さんはピクンと反応します。
「『オレのリサに触るなーって睨んでんの』」
「『ヒロ兄ってヤキモチ妬きなんだね』」
「・・・って」
リサが悠斗が言っていたことをそのまま伝えると・・・
「悠斗のやつ・・・」
深見さんは、とても恥ずかしそうに赤面し、口元へ手をやります。
「深見さんかわいい・・・」
深見さんの可愛らしいキュンとなるリサ。
すると、深見さんはハッとして、リサを抱き寄せます。
「大人だって妬くからね」
「ただでさえ俺は悠斗が羨ましいのに」
「俺だってあれくらい若い時に」
「リサと出会っていたかった」
リサの顔をジッと見つめる深見さん。そして、優しくキスをします。
「お互いないものねだりだね」
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