花とゆめ2019年3号のコレットは死ぬことにした79話のあらすじと感想です♪
79話はおそらくコミック13巻に収録されると思います。
コレットは死ぬことにした13巻79話のあらすじ【ネタバレ注意】
3回戦
アレス様が2連勝しての3戦目。次にコレットが引いたのは・・・
「お宝さがし」
16個の箱が用意され、どれか1つにコレットがお宝の人形を隠すことに。アレス様と、アテナ様、それぞれで何度目で当てられるかの勝負となります。
「いま調子いいからな」
「一発で当ててやるぜ!」
アレス様は箱に背を向けると、ドンと立ち尽くします。
(仁王立ち・・・!)
(自信がみなぎってる・・・!)
(なんかホントに当てそう!)
コレットが人形を隠し終わると、まずはアレス様がトライしますが・・・
「ブーっ」
1回目はハズレ。
「ブッブー」
続いて、2回目もハズレ。
「ブー」
3回目、4回目、5回目と、アレス様が指定した箱はことごとく空。
そして、6回目の挑戦。
「当ったりー」
ついにアレス様が当たりを引き当てます。16個の箱から6回目で当たりを引き当て、アレス様は満足気な様子。
そして、いよいよ次はアテナ様の番に。
「チャンスは5回か・・・」
コレットがお宝を隠し、他の女神達が不安気に見守る中、アテナ様が最初に指定した箱の番号は・・・
「9」
9番の箱を開けると、見事にお宝の人形が現れます。
1発で引き当てたアテナ様に、みな絶句。
「いっぱつ・・・」
「まじか」
アレス様は呆然となります。
4回戦
アレス様の2勝1敗で、勝負は4回戦に。コレットが次の勝負方法を決めるクジを引きます。
「おおっとついにこれが来た!」
「ヘルメスイチオシ!」
「”選ばれたのは○○でしたー”」
2つのドレスルームが用意され、アテナ様とアレス様がどちらかに隠れ、コレットが片方を選ぶことに。
「信じてるぜコレット」
「オレとお前の愛を!」
「コレット私は待っているよ」
アテナ様とアレス様の言葉に、コレットは脂汗が出てきます。
(どうしよう)
(この勝負)
(ムダにプレッシャーが・・・!)
コレットが目を閉じ、その間にアテナ様とアレス様はドレスルームの中へと入ります。
「コレットいいかい?」
「いくよー」
「コレットに選ばれたのは~~~?」
コレットが選んだ方のカーテンを開けると・・・
「アテナでしたーーーー!」
中から、アテナ様が笑顔で現れます。
「まあコレット嬉しいわ」
「これでアレスに追いついた」
にこやかな笑顔を浮かべるアテナ様とは対象的に、アレス様は涙目に。
「・・・・」
「もっかい」
「もっかいだ!」
「この勝負もう一回申し込む!」
「次の対決もこれにしてくれ」
アレス様の提案にアテナ様も同意し、また次も同じ勝負に。
そして、コレットが次に選んだのは・・・
「またしてもアテナ―!」
「もっかい!」
アレス様は、意地になってまたしても再戦を要求。しかし、コレットが選んだのは・・・
「アテナでしたーーーー」
またしても、アテナ様。これでアレス様の2勝4敗となり、7番勝負の決着がついてしまいます。
「オレの」
「負け・・・?」
決着
「そうか」
「負けか」
「今回もオレは」
「アテナには勝てないのか」
勝敗が決まってしまい、アレス様は茫然自失。
(アレス様・・・)
(私がアテナ様選んじゃったから・・・)
コレットが落ち込んでいると、それにアレス様も気づきます。
「わり」
「コレットが気に病むことじゃない」
「気にすんな」
「これは勝負だ」
「オレが弱かっただけ」
コレットを励ますアレス様。
「でも久しぶりに面白い戦いだった」
「しかも二勝はしたし!」
「大収穫だろ」
アレス様は、ニッコリと満面の笑みを浮かべます。
「つーわけでアテナ」
「次はまた殴り合いだ」
「オレはお前と戦うことをやめねーかんらな!」
アレス様がアテナ様に向かってそう宣言すると、アテナ様は目を閉じ、何かを考え込みます。
そして、しばらくして静かに目を開くアテナ様。
「・・・そうだな」
「私もやめない」
「どんな勝負も受けて立つ」
「お前は私が認める唯一のライバルだからな」
「軍神アレス」
アテナ様の言葉に、アレス様はハッとします。
(唯一の)
(ライバル)
お開き
アレス様とアテナ様の勝負が終わり、これでお茶会もお開きに。ヘルメス様から強引に勝負に巻き込まれてたコレットがグッタリとしていると、アテナ様がやって来ます。
「あなたのことは忘れないわコレット」
「願わくばまたいつか会えるといいけれど」
「神の気まぐれに付き合ってくれてありがとう」
とても嬉しそうに微笑むアテナ様。
「そうね私達も楽しかったわ」
「あなたも会に入れたらいいのに」
「今日はお疲れ様」
他の女神達も笑顔でコレットに声をかけます。
(・・・うん)
(神様はハチャメチャで)
(でもなんだか人間くさくて)
(そこがいい)
コレットがほっこりとしていると、ハデス様がコレットを迎えにやって来ます。
「ハデス様っ」
嬉しそうにハデス様にかけよるコレット。すると、ハデス様は挨拶もそこそこに、コレットと一緒に馬車へ乗り込みます。
「コレット」
「・・・寄り道してもいいか」
「寄り道?」
「はい」
「どこ行くんです?」
コレットがキョトンしながら訊ねると・・・
「2人きりになるところ」
ハデス様はニコリと微笑みながら、コレットの頬へ手をやります。
コメント