ダメな私に恋してください1話のあらすじです♪
1話はコミック1巻に収録されています
ダメな私に恋してください1話のあらすじ【ネタバレ注意】
ミチコ
「お支払回数は」
「3・・・いや5・・・いや・・・」
「10回払いでお願いします」
真っ青になりながら男物の財布を買うミチコ。務めていた会社は半年前に解散。新しい職も決まらず、死へのカウントダウンが聞こえる日々を送っています。
「ごめんね純太くん待った?」
待ち合わせしていた若い彼とレストランへ入り、さっき買ったばかりの財布を渡すミチコ。彼の笑顔がだけが今のミチコの癒やしです。
「この肉おししそー」
そう言う彼氏に気前よくおごってあげるミチコ。しかし、その値段を見て、目が飛び出そうになります。
自分はお腹が空いてないと言って彼の分だけ注文。しかし、お腹がグーグー鳴ってしまいます。
(肉)
(肉が食べたい)
面接
「29歳」
「短大卒」
この日の面接も撃沈。お腹を空かせながら、トボトボ歩いていると・・・
「黒沢主任!?」
前の会社の上司に出会います。黒沢主任は「ブラックデビル」との異名を持つほど、自分にも他人にも厳しい人。毎日怒られっぱなしだったミチコは、黒沢主任が世界で一番苦手です。
すでに新しい職についているという黒沢。
「ずるい!!」
「私なんかっ・・・」
と、不幸自慢しようとした瞬間、お腹が好きすぎてクラッとなってしまいます。
毎日キャベツばかり食べていたミチコ。その話を聞いた黒沢主任が、レストランでお肉をおごってくれます。
なんでそんな暮らしをしているのか訊ねる黒沢主任。大学生の彼氏に貢いでキャベツ生活をしていることを知ると・・・
「バカじゃねぇの!?」
バカにする黒沢主任に、幸せだからいいと強がってしまいます。
食事を終え、お礼を言って別れるミチコ。
(幸せって)
(なんだ)
結婚
翌日、23歳の後輩から結婚の報告を受けます。ドーンと落ち込み、固まってしまうミチコ。さらに、そこへ既婚の先輩も合流し、みんなでカラオケへ。
ミチコがヒモを養うようなことをしているのを知り、説教を始める先輩。将来のことを考えろと言われますが、ミチコは今生きることで精一杯。
その後、彼と会うミチコ。彼はなんと医学部生。しかし、そんな彼のモットーは・・・
「オレの一番の目標は『楽して生きる』!」
縛られるのが嫌だから結婚もしたくないという彼。そんな彼に恐る恐る自分はどういう存在なのか訊ねると・・・
「ミチコさんはね~・・・」
「うちの犬に似てるー!」
再び硬直してしまうミチコ。
夜、無表情でキャベツを食べるミチコ。
(暗すぎて)
(未来が見えない)
翌日
翌日、スーパーで買い物中のミチコは、キャベツが値上がりしていて真っ青になってしまいます。すると、また黒沢主任と出会います。黒沢主任のカゴの中には高そうなお肉が。
「黒毛和牛!?」
「調子乗ってんですか!?」
と、怒り出すと同時に力が抜けるミチコ。床にへたり込み・・・
「私だってお肉が食べたいっ・・・!」
ワーと泣き出してしまいます。他のお客さんの注目が集まり、黒沢主任があわててミチコを連れ出します。
公園で、泣きながら黒沢主任に事情を話すミチコ。
「こんなに頑張って・・・」
「犬って・・・」
「友達ですらないって・・・」
みんなが普通に出来ることを、自分はひとつも上手くできなくて情けなくなってしまいます。それでも、もうどうしていいのか分かりません。
お店
シクシクと泣き続けるミチコを黒沢主任が喫茶店へと連れいきます。昔、おばちゃんがやっていた店だという黒沢主任。
店に入ると、唐突に何かを作り始めます。黒沢主任の手際の良さに見とれてしまいます。
黒沢主任は、この前まで務めていた会社を辞めたことを打ち明けます。親に言われて、サラリーマンになったものの、ホントはこの店を継ぎたかったという黒沢主任。
黒沢主任が出来上がったオムライスを差し出します。なぜかケッチャプで「LOVE♡」の文字が。
気色悪いと言いながらも、ぱくっと食べると、あまりの美味しさに感涙。
「・・・ばあちゃん直伝」
「『元気の出るオムライス』だ」
そう言って笑う黒沢主任。いつも怒ってばかりだった黒沢主任が笑うのを見て意外に思っていると、黒沢主任が謝っててきます。
実は八つ当たりばかりだったと言う黒沢主任。しかし、ホントは失敗しても自分で何とかし、言われた事は最後までやるとげるミチコを認めていたようです。
「根性あるよ」
「柴田は」
「すごいと思ってた」
今更そんなことを言われ、ミチコは怒り出します。しかし、そのお詫びにアルバイトとしてここで雇ってやるという黒沢主任。
苦手な黒沢主任と働くことに躊躇するミチコ。しかし、お金と飯付きという誘惑に負けてしまいます。
「やります!」
「やらせてください!!」
アルバイトながら職を得て、パア-と明るくなるミチコ。話を聞くと、どうやら他にもアルバイトを呼んでいるようです。
「黒沢さん!」
「人数集めました!」
そこへ、極道のような男たちが入ってきます。
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