ダメな私に恋してください23話のあらすじです♪
23話はコミック6巻に収録されています
ダメな私に恋してください6巻23話のあらすじ【ネタバレ注意】
昼
この日、ミチコは春子からお昼ごはんに誘われます。
主任から、結婚式の出席の連絡があったことを嬉しそうに話す春子。そして、この前主任のお兄さんが雰囲気が悪くようなことを言ったことを謝ります。あんな風でも、本当は主任のことが大好きなのだとか。
高校時代、演劇部の舞台に立つお兄さんに一目惚れして、付き合い始めた春子。お兄さんは、本当は俳優になりたかったそうです。
しかしある日、自分たち兄弟に会社を継がせたがる父のために、俳優の夢を諦めること打ち明けられます。
「親父に頼んだんだ」
「俺が会社継いで歩の分までがんばるから」
「歩には自由にさせてやって欲しいって」
「今までいろいろ応援してもらってたのにごめんね春子ちゃん」
夜
この日は給料日。ミチコは主任を励まそうと国産の牛肉を買って、お店へやって来ます。
「お肉でスタミナ付けて戦いに挑んでいただこうと思いまして!」
「大きなお世話だ」
「あら この聖母のようなわたくしの思いやりを無下にするおつもりですか」
「聖母?お歳暮ののし付けて実家に送り返すぞ」
「なんすかそれうまいこと言ったつもりですか?」
「いーよもう肉出せよ」
「えらそーに!」
「えらいからな」
「そっかー!」
ブツブツ互いを罵り合いながら、主任が焼いた肉を食べる二人。
(なんだ)
(意外と元気そうだな)
(陰気じゃなくなってる)
(私だって)
(陰気な主任よりガミガミ怒ってるえらそうな主任のが好きだよ)
結婚式
結婚式当日。ふたりの幸せそうな姿をじっと見つめる主任。
式が終わり、春子と顔を合わせた主任はもう帰ることを伝えます。
「あそれと」
「ずっと好きだったよ春子さん」
「歩くん・・・」
突然の告白に驚く春子。そして、主任が帰ろうとしていると・・・
「えーっ ちょっと歩くん なにそれーっ」
物陰から二人を見ていた、お兄さんが現れます。主任のアッサリした言い方が、不満なようです。しかし、もうこれ以上のことは言うつもりのなさそうな主任に・・・
「春子ちゃんのことも俺が責任持って幸せにするから」
「心配しなくていいよ」
「・・・ああ」
「今のあてつけみたいだったね!」
「メンゴメンゴ!」
「この・・・」
ウザいお兄さんの相手は辞めて、帰っていく主任。帰り際・・・
「結婚おめでとう」
主任は心から二人を祝福します。
お店
夕方、お店へアルバイトへやってくるミチコ。しかし、まだ主任は結婚式から戻ってないようです。
(私もどこだかわかんないけど前に進まなきゃな)
ミチコはお店の準備をして待つものの、主任はなかなか帰ってきません。
(もしほんとにうまくいってたら)
(どうしよう)
(いやどうしようもないけど)
(なんで応援なんかしちゃったんだろう私)
と、自分で主任を煽っておいて心配になってきます。
(え)
(やだな)
(やだ)
(やだーーー!!)
ミチコが泣きそうになっていると、主任がやっと帰ってきます。
「主任帰ってきたぁ~~~~~」
「帰ってくるよそりゃ」
「おか」
「おかえりなさ~~~い」
「ただいま」
泣きながら出迎えるミチコに、主任はニコッと笑いかけます。
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