ダメな私に恋してください29話のあらすじです♪
29話はコミック8巻に収録されています。
ダメな私に恋してください8巻29話のあらすじ【ネタバレ注意】
朝
朝、飛び起きるミチコ。バイトに遅刻だと慌てますが、もうお店は閉めてしまったことを思い出します。
お店がないと何もすることがないミチコ。ヒマでヒマでたまりません。するとそこへ知らない番号から電話がかかってきます。
「フフフ 私は喫茶ひまわりの使者である」
「今すぐ聖地ひまわりに来るとよいぞ」
この怪しさ満載の電話の主は・・・主任のお兄さん。
「お店復活するよー♡」
それを聞きいたミチコは急いでお店け駆けつけます。なんとおじいさんの名義だったお店を、お兄さんのものに名義変更してしまったとのこと。
これで、めでたくお店を再開できますが・・・なぜか肝心の主任はムスッとして、やる気がありません。主任の頭をポカリと叩くミチコ。
「なにすんだお前は」
「かっこつけてる場合じゃないでしょうが!!」
「お店復活できるんですよ!?」
「こんなありがたい話しないでしょうが!?」
「べつにかっこつけてんじゃねーよ」
「じゃ なんなんすかアホですか!」
「アホはお前だ」
「あぁん!?」
さらに、お兄さんと一緒にきたお母さんも含め、しつこく説得していると、主任はとりあえずちゃんと考えてみることを約束します。
ミチコと主任
お母さん達が帰り、ミチコと主任のふたりに。ミチコは自分だけで抱え込まず、みんなに相談するよう伝えます。
「主任いつもなんか抱え込んじゃうと陰気になるから面倒くさいんですよ」
「お前に言われたかねーよ」
「このポンコツ三十路女!!」
「あ゛ー!?主任だって十分ポンコツですからね!?」
「酔った時 何言ってるか全部発表して差し上げましょうか!?」
「ふざけんな おやめください!」
イマイチちゃんと考えているのかよく分からない主任に、自分も主任の味方であることを伝えるミチコ。
「そりゃ助かる」
「頼りにしてるよ柴田サン」
「絶対してないでしょー」
「してるしてる」
「顔がナメてる」
「元々こーいう顔だよ」
翌日
次の日、会社が終わった後、ミチコがお店に寄ろうとすると、なんと主任のお父さんが入っていきます。どうやら、主任がちゃんと話をするために呼んだようですが、お父さんはハナから聞く耳持たない様子。
「この馬鹿息子が」
「ケンカするために呼んだんじゃねえんだよ」
「言葉に気をつけろ」
「やかましいわヤンキー上がりが」
「なんちゃってヤンキー上がりが」
「言い直してんじゃねえよ」
「このやろう」
何不自由なく育ててきた息子が、なぜこんなつまらないことにこだわるのかお父さんには理解できません。何のために、この店を始めたのか訊ねるお父さん。
しかし、そう言われると主任は何も言葉が出てきません。
「・・・なんだ」
「大見得を切っておきながら」
「こんな簡単なことにも答えられないのかお前は」
乱入
「愛です!」
そこへ、なんとミチコが乱入してきます。
「主任がここでお店を続けるのは」
「お店とお店に来る人を愛してるからです!」
その場に、シーンと沈黙が訪れます。
「柴田・・・」
「突然入ってきて愛っておまえ・・・」
「愛って・・・」
「えっ 私めっちゃいいこと言いましたよ!?」
「いやそうだけどさ・・・」
「・・・・・・」
「くだらん」、と言って、お父さんが帰っていきます。何の信念もなく店を始め、ここを逃げるための場所にしているだけだというお父さん。
ミチコは主任の想いを伝えようとしますが、主任に止められます。その場に、寂しそうに立ち尽くす主任。
「主任・・・」
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