YOU2017年6月号のダメな私に恋してくださいR8話のあらすじです♪
8話はコミック2巻に収録されると思います。
ダメな私に恋してくださいR2巻8話のあらすじ【ネタバレ注意】
お店
友達に呼びだれたという主任ですが、遅い時間になっても帰って来せん。ミチコが電話しても、それにも出ず。
深夜になり、ようやく帰ってきた主任をミチコがまぶたをこすりながら出迎えます。
酔いつぶれた友人に絡まれたという主任。ミチコがそれは誰なのか訊ねると・・・
「・・・・・・」
「知り合い」
主任は少し気まずそうに答えます。
「もう寝ろ」
「ふぁい」
「あ主任お肉おいしかったですよ」
「なかなかやるなおまえ」
「あ゛?」
「ふへへ」
「でも不倫は許しませんよ」
冗談っぽい態度から一転、ミチコはキッと怖い表情で主任を見つめます。
「・・・しねぇよ」
主任は、またも気まずそうな表情を浮かべます。
翌日
昨日お肉を食べせいか、ご機嫌でマリッジブルーもどこかへいってしまったミチコ。
(香月さんのことも)
(あんまり気にしないようにしよ)
(主任が何にもないって言うんだから信じましょう)
(お肉に免じて)
この日は仕事で最上くんと一緒に、南雲社長の会社へ向かいます。
「え!?」
「南雲社長が倒れた!?」
対応してくれた社員さんによると、過労で南雲社長が倒れたとのこと。数日 安静にしていれば大丈夫なようですが、ミチコは心配になってしまいます。
(元気そうだったのにな)
そう思いながらも、たまに南雲社長が見せるどこか寂しげな表情を思い出します。
(・・・元気じゃない時もあったな・・・)
(疲れてたのかな・・・)
夜
お店を閉めた後、主任と話をするミチコ。話題はこの前いった温泉のことに。
「定期的に行きましょう温泉!」
「おまえが行きたいだけだろ」
「そのとおり!」
「でも福利厚生大事でしょ?」
「社員旅行ですよ」
「おまえは社員じゃねえしな」
「そうでした私はただのアルバイト兼彼女・・・」
そうに言いながら、ミチコはハッとします。
「・・・主任わたし今大変なことに気がついてしまいました・・・」
「結婚の約束をした彼女って」
「婚約者と呼ばれるのでは・・?」
主任がものすごく冷ややかな目で、ミチコを見つめます。
「ヤバイ!」
「わたし主任の婚約者だ!?」
「じゃあ温泉旅行どころか新婚旅行について考えても許される!?」
「ハネムーン!!」
「ハワイ!!」
ミチコは一人で浮かれまくりますが・・・
「あっでもそんな贅沢するお金ない・・・」
「親への借金返してから・・・」
「親・・・あっ・・・あいさつ・・・こわい・・・反対される・・・」
今度は一転、またマリッジブルーが蘇ってきてしまいます。
「落ち着けよおまえは」
主任がなだめるものの、黒沢家へ入ることを想像すると、ミチコは色々な不安が湧いてきてしまいます。
そんなミチコを適当にからかいまくる主任。そして、ふと・・・
「あ」
「忘れてた」
「婚約指輪 買いに行かねえとな」
「・・・・・・」
「・・・・・・えっ」
主任の言葉に、ミチコはしばらく硬直。しかし、すぐにウルウルと涙が浮かんできます。
「・・・ゆ・・・・」
「夢みたい!!」
「うれしい!!」
「しんじゃう!!」
さらに翌日
翌日、何と会社に南雲社長がやってきます。しばらく安静にしていると聞いていたミチコは驚いてしまいます。
そんなミチコと最上君を昼食に誘い、3人は近くのレストランへやってきます。
「家でひとりでいる方がつらいんですよ今」
最近 母が再婚したという南雲社長。早くにお父さんを亡くし、ずっと母のために働いてきたという南雲社長は、何か色々なものを見失った気がしてきます。
「大げさに言えば」
「生きてる意味」
「的なものですかね」
南雲社長の重い話に、ミチコはあからさまに引いてしまいます。
「・・・うそです」
「いま少し格好つけました」
「結局さみしんですよ僕は」
「母が再婚して本当にひとりになってしまって」
「さみしんです」
「だから一人になりたくなくて」
「こうして誰かを無理に食事に誘ったりしてる」
そう言うと、南雲社長は寂しげな笑みを浮かべます。
昼食をとり、3人はレストランを後に。ミチコは南雲社長を精一杯はげましながら、別れます。
会社に戻ると、あらためて先ほどの話を思い出すミチコ。たった1人のために人生を捧げるなんて想像もできません。
(いや!)
(主任には人生ささげてるぞ!)
(いなくなったら心にぽっかり穴どころじゃない!)
(・・・そうだな)
(例えば主任がよその人にシュッって持ってかれちゃったら?)
夜
夜、この日もまたお店へ香月さんがやってきます。
香月さんの顔をするなり、嫌な顔をする主任。
「ああいうの」
「もうやめてください」
「今度 電話してきても無視しますからね」
「ああそっち?」
「私の家に来てからの話だと思った」
「どっちもです」
それから、しばらくしてミチコが帰ってきていると、お店から出てきた香月さんと出会います。
「あら」
「こんばんは」
「この間はごめんね?」
「黒沢くん呼び出しちゃって」
イキナリそんなことを言われるミチコ。しかし、何のことだか分からず困ってしまいます。
「・・・えっ・・・?」
「黒沢くんから聞いてなかった?」
「私お店で酔いつぶれちゃって」
ミチコは、この前 主任が言っていたのは香月さんのことだったのだと、ようやく察します。
「大丈夫」
「ちょっと体かりただけ」
「黒沢くんを奪ったりはしないよ」
「もういい大人だからね」
「じゃ」
香月さんは、そう言い残し帰っていきます。
残されたミチコは、混乱と怒りで真っ赤に。
(・・・・・・)
(は)
(はああああ!?)
コメント