花とゆめ2016年11号の覆面系ノイズ56話のあらすじと感想です♪
56話はおそらくコミック10巻に収録。10巻の発売日は2016年7月ごろだと思います。
覆面系ノイズ10巻56話のあらすじ【ネタバレ注意】
梅田
順調に全国ツアーをこなしていくイノハリ。調子はうなぎ昇りで、とうとう黒猫が待つツアーファイナル、梅田でのライブの日を迎えます。
久しぶりに黒猫のメンバーと再開するニノ達。
「・・・おはようございます」
そこへモモもやってきます。
(モ)
(モ)
(モモだ)
(だ)
(榊)
(桃だ)
黒猫のメンバー達と話をしているモモ。ニノは何となく前よりも黒猫が仲良くなっている感じを受けます。
(・・・そっか)
(モモを見つけたの月果さんだった)
(・・・知らない)
(表情)
自分がモモの6年間を全然知らないことを改めて実感してしまうニノ。
(もう)
(あのときの私じゃない)
(知らないならまた)
(知っていけばいいだけ)
(今日全力でうたうだけ・・・!)
リハーサル
黒猫のリハーサルが始まります。ステージの裾から見学していたニノは、モモの姿に思わず見とれてしまいます。
(3人とも息ぴったりだ・・・!)
(モモ)
(楽しそう)
(きらきらしてる)
(こんなに弾ける様になるまで)
(どれだけ練習したのかな・・・)
ここでもまた自分が知らないモモの6年を感じてしまうニノ。
本番前
開場され、ドンドンお客さんが入ってきます。モモの姿を見て気合が入ったニノ。本番へ向けて意気込んでいると・・・
「仁乃ちゃん」
「久しぶり」
「おばさんの事覚えてる?」
関係者用の通路に、なんとモモのお母さんの姿が。
「モ」
「モモのお母さん・・・!?」
懐かしくて、モモのお母さんに駆け寄っていくニノ。するのその前にモモが立ちはだかります。
近くに来たから寄っただけだというお母さんに、ライブを見ていくよう迫るモモ。
「嫌よしつこいわね」
「桃は私の為に稼いでくれたらそれでいいんだから」
二人の間に漂う雰囲気に、ニノは何か変なものを感じます。
「仁乃ちゃんびっくりした?」
「モモはね」
「今私の」
「お金なの」
そう言って、ニッコリと笑うお母さん。ニノは自分の耳を疑います。
子供のころモモの家が夜逃げしたという噂を聞いたことを思い出すニノ。モモをぐっと押しのけ、お母さんへ迫ります。
「違います!」
「モモはお金じゃない!人間です!」
「お金は驚いたり痛がったりしないし」
「泣くのを我慢したりしません!!」
突然、叫びだしたニノに驚くモモのお母さん。しかし、ニノを無視し、帰っていきます。
ニノとモモ
「ライブ・・・っ」
「ライブ観ていって下さい」
お母さんの背中に向かって、叫び続けるニノ。そのニノをモモが必死に止めます。
「でもモモ泣きそうだったから!」
「泣いてんのお前だろ!」
モモ言われて初めて、自分の目から涙が溢れていることに気づくニノ。
「・・・仁乃」
「・・・ありがとう」
「・・・お前だけは」
「・・・俺を全部知ってるのな」
そう言って、モモのが優しくニノの涙を拭います。
(私の)
(知らない6年)
(でも)
(今のモモの瞳は)
(昔とおんなじだった)
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