花とゆめ2016年22号の覆面系ノイズ65話のあらすじと感想です♪
65話はおそらくコミック12巻に収録されると思います。
覆面系ノイズ12巻65話のあらすじ【ネタバレ注意】
学校
この日はモモが転入してくる日。
「今新幹線乗った」
モモから来たメッセージをスクショして、専用フォルダへ入れるニノ。
「モモフォルダて」
「ひどいわ美桜・・・!」
「プライバシーの侵害・・・!」
一連の作業を、後ろから美桜に覗き込まれていて、ニノは赤面してしまいます。
そんなやりとりをしつつ、部室へ向かう2人。
「で」
「ハルヨシセンパイ」
「春休みどうだった?」
「どうもこうも・・・」
ニノに訊かれ、美桜が答えようとするすると・・・
「出ないわよ」
「何度こられても無駄よニノ」
「出ないわ新歓なんて」
そう言いながら、ハルヨシがヌッと現れます。どうしても、新歓ライブをやる気はないようです。
部室
「だから言ってんじゃん」
「ほっとけばいいよもうあんなの」
「せやせや練習練習!」
「もう時間ないで~」
ハルヨシのことはもう放おって、みんなで練習を始めようとしていると、そこへヤナがやって来ます。
「ユズな」
「しばらく学校やすむことになった」
ヤナの言葉に、その場の空気が凍りつきます。
「事情は自分から話したいってよ」
「まずい事態に陥ってる訳じゃねぇから安心しろ」
「春頃戻るって」
「そう言ってたから」
「・・・何よ」
「・・・それ」
今はユズが送ってきた新曲を初めて合わせようかという時。この日から、みな示し合わせたように、ユズの話をしなくなります。
3ヶ月後
それから、3ヶ月。
ニノが屋上で練習していると、モモがやって来ます。
「・・・伸びたな前髪」
「いつから切ってないんだっけか」
「あーたしか」
「ユ」
言葉を詰まらせるニノ。
(ユズが)
(いなくなってから)
ニノは再び歌い始めますが、今度はモモのことが気になってきます。
「ニノお前声」
「え?」
ニノの歌声にハッと顔色を変えるモモ。しかし、モモはそれ以上 何も言わず帰っていきます。
(あのねモモ)
(どうしても思い出して怖いの)
(7年前)
(モモとユズが消えたことを)
(どうしても思い出すの)
午後
この日の午後は、いよいよ新入生歓迎会。しかし、この期に及んでも、未だにハルヨシはライブを拒否しています。
モモが再度 説得に行こうとしていると、新歓をサボって帰ろうとしているモモと出会います。
ニノの必死な様子を見て、顔をしかめるモモ。
「そんなに必死になるなよ」
「どうせお遊びみたいなもんだろ部活なんて」
「遊びじゃないわ!」
「軽音部はユ」
「・・・っ」
ニノは、また言葉が詰まります。
(ユズとみんなの)
(大切な場所だから)
(消えるのが怖いから)
ニノの必死な態度に、不機嫌そうに帰っていくモモ。そして、どこかへ電話をかけますが、留守電になってしまいます。
「おい杠」
「電話でろ」
「どこで何してんだ」
「あのタイミングで消えるとか狡すぎだろ」
「口にすんの躊躇ったりしないからな」
「やっと手に入れたんだ」
「誰がお前なんかに渡すかよ!」
モモが電話に向かって、大声で叫びますが・・・
「桃?」
「かける相手間違ってない?」
何と電話先の相手は月果さん。モモは慌てて電話を切ると、恥ずかしすぎてその場へうずくまってしまいます。
新歓
部室でギター片手に考え込んでいるニノ。先程、モモに言いたいことをちゃんと言えずに別れたことを後悔していると・・・
「へたくそ」
いきなりモモが現れビクッとします。
「あのねモモ聞いて!!!」
「ユズがいなくなったこと」
「口にしたらほんとなんだって」
「思い知らされる気がして」
「7年前のこと思い出して」
「怖くて怖くて怖くて」
「モ」
「モモにまた会えなくなったりするのかなとか」
ニノはひたすら思いの丈をモモにぶつけます。
「言ってこいそれ」
「『ハルヨシセンパイ』にも」
そう言いながら、ニノのほっぺたをむにゅーとするモモ。
すると、ニノは弾けたようにハルヨシの教室へと向かいます。
「ユズにブチギレしてんのハルヨシセンパイだけじゃないから!」
「またこのままずっと会えなかったらって思って」
「怖いのは私も同じだから!」
そう言って、ハルヨシにギターを差し出すニノ。
「行こうハルヨシ先輩・・・!」
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