花とゆめ2017年2号の覆面系ノイズ68話のあらすじと感想です♪
68話はおそらくコミック12巻に収録されると思います。
覆面系ノイズ12巻68話のあらすじ【ネタバレ注意】
朝
(やっぱ変・・・)
(私の歌がおかしいのは)
(ユズがいなくなったからなのかな)
(じゃあユズが帰ってきたら)
(また元通りになるのかな)
朝、ニノはこの日も屋上で歌うもののやはり調子が戻らず落ち込みます。
すると、登校してきたモモがいきなりキスをしてきます。
「モモ・・・!?」
「朝よ・・・!?」
真っ赤っ赤になって狼狽するニノ。
「朝はキスしちゃいけないのかよ」
「したかったんだよ」
ユズはそう言うと、今度はニノの手を握って堂々と廊下を歩いていきます。
(え)
(ちょ)
(どうしたのモモ変)
(なに!?)
(壊れた!?)
学校
ヤナさんに注意されているにも関わらず、休み時間や放課後 屋上で歌いまくるニノ。しかし、やはり本来の声は戻っていきません。
聞こえてくるニノの歌声を、ハルヨシ達が廊下で心配そうに聞いています。
「ユズくんが帰ってくるまでに本調子にしたいんやろな」
「あー・・・そうよね」
「日に日に調子落ちてるし」
「そりゃユズがいなかったらそうなるわよ」
「・・・せやろか」
「オレは」
「そこちゃう思うけど」
それから毎日ニノはめげずに歌い続けるものの、どうしても声は戻らず、さすがに落ちこんしまいます。
「だめだ・・・」
「ぜんっぜんわからない・・・」
「なんでこんなに思う様に声が出ないんだろう・・・」
教室
放課後、ニノが教室の机でうなだれていと、モモが入ってきます。
「ニノ」
イキナリ声をかけられビクッとしてしまうニノ。机に立てかけておいたギターを倒しそうになりますが、ギリギリでモモがキャッチします。
「こいつやっぱくそ重いな」
「・・・これ初めて買ったギターなんだ」
「もらったアコギ以外で初めて自分で手に入れたヤツ」
「まさかお前の手に渡るなんてな」
モモの話を聞いて、ニノはこのギターを手に入れた時の気持ちが蘇ってきます。
はじめて失恋し、胸が張り裂けそうになり、恋焦がれていたニノ。
(はじめて)
(はじめて焦がれた)
(焦がれたんだ・・・!)
ニノは屋上に飛び出すと、その時の気持ちも胸に、思いっきり歌います。
「・・・う」
「たえ」
「た・・・」
ニノは声が戻って呆然とします。
(ああ)
(うまくうたえなくなったのは)
(「ユズがいなくなったから」)
(だけじゃない)
帰り道
その後、焼き鳥を買食いし、一緒に帰っていくニノとモモ。
帰り道、砂浜の横を通ると、いつもここで歌っていた日々を思い出し、ニノは涙が溢れてきます。
モモを取り戻したくて、欠けたものを埋めたくて、ただそれだけのためにずっとずっと歌ってきたニノ。
(それが)
(私の歌だった)
(うまく歌えなくなったのは)
(「ユズがいなくなったから」だけじゃない)
(渇望が消えたから)
(モモに想いが届いたからだ)
ニノはその場にうずくまり、泣き出してしまいます。
「おい」
「ニノおま・・・」
モモが急に泣き出したニノを心配し、声をかけようとすると・・・
「何してんの」
「泣かせんなって言ったじゃん」
向こうからユズが歩いてきます。
コメント
漫画サイコーッス!( ^∀^)