花とゆめ2017年24号の覆面系ノイズ84話のあらすじと感想です♪
84話はおそらくコミック15巻に収録されると思います。
覆面系ノイズ15巻84話のあらすじ【ネタバレ注意】
RH
ツインボーカルとしてガールレスのステージに立つニノ。客層や男女比もいつもと違い、まるで別世界に立っているように感じます。
(ひとりだ)
(あのライブ以来)
(初めて立つステージ)
(ユズの音を)
(私の声を広げるチャンス)
(胸を借ります蜜さん・・・)
そして、いよいよ1曲目がスタート。蜜が少し煽るだけで、一気に開城の温度が上がります。
蜜から振り落とされないように必死に食いつくニノ。しかし、蜜にのまれたまま、2番、サビ、間奏、とあっという間に曲は進んで行きます。
お客さんの目線を感じつつ、みな何を求めているのか必死に考えながら歌います。そんな時、ニノはふと蜜からの視線を感じます。
(計算も真似事もお客さんには筒抜けだ)
(質問なん何の意味もない)
(ただ体に染み込ませるしかない)
(わかった?)
(今のきみじゃ)
(相手にならない)
いよいよラストのサビ。ニノは折れそうになる心を奮い立たせます。
(落ちるな)
(ここで沈んだら意味がない)
(顔上げろ)
(せめて最後)
(蜜さんの頬に少しでも)
(少しでも痕をのこせ・・・!!)
(空をあおげ)
(ユズみたいに)
まるで殴り合いをしているかのように、声を張り上げるニノ。一気に会場のボルテージが上がります。
終了後
ツインボーカルは大成功で、ライブは終了。しかし、ニノは外でひとりになると泣きそうな顔へ。
そこへ、モモがやってきて、2人は背中合わせに座ります。
「・・・くやしてく」
「全然歯が立たなかった」
「レベルが」
「違いすぎた・・・」
「でも」
「悔しいことが」
「嬉しすぎたの」
ニノはボロボロと涙を流しながら、またここから這い上がることをモモに誓います。
そのころ、ガールレスの控室。他のメンバー達には、ツインボーカルは好評だったようですが、ひとり蜜だけは不満気な様子。
「あの子オレと歌ってなかったじゃーん」
「無意識だろうけど別の奴を想定して歌ってた」
「絶妙に思い通りになんなくてそそるね」
「・・・まったく」
「誰と歌ってたんだか」
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