花とゆめ2018年8号の覆面系ノイズ90話のあらすじと感想です♪
90話はおそらくコミック16巻に収録されると思います。
覆面系ノイズ16巻90話のあらすじ【ネタバレ注意】
モモ
朝、下駄箱でニノと顔を合わせ、挨拶をするモモ。
(RHから)
(ニノは日に日に普通になって)
(それが本当に)
(最悪だ)
放課後になると、モモは月果さんのところへ。
「イノハリの新曲いいわねぇ」
イノハリの新曲を聞いた月果さんの言葉に、モモは嫌そ~な顔をします。
「何よその顔」
「ていうか例のコンペやっぱ出す気ない?」
月果さんに誘われるにものの、モモはアッサリと断ってしまいます。
「ははーん怖いんだ?」
「最近スランプでしょ桃」
「こういう時こそ新しいことに飛び込んでみれば?」
そう突っ込まれる、面倒くささを理由にやはりモモは断ってしまいます。
月果のところを出ると、モモは由比ヶ浜へ。海を見ながら、ついついニノのことが頭をよぎります。
(別れた直後は見るからに気まずそうだったのに)
(今はもう付き合ってた事実なんてなかったみたいだ)
ボンヤリしていると、モモはメガネを落とし、さらにそれを踏んづけてしまいます。
「・・・嘘だろ」
モモが壊れたメガネを手に、呆然として立ち尽くしていると・・・
「モモ?」
「・・・ニノか・・・?」
そこへ、ちょうどニノが通りかかります。
事情を察し、ニノがメガネ屋まで送ってくれることに。
モモとニノ
ニノの顔さえほとんど見えず、ニノの制服を掴んで後を付いていくモモ。
(なんでそんな普通なんだよ)
(なに平然と喋ってんだ)
(今すぐ)
(普通じゃなくなればいいのに)
ニノは平然としているものの、モモは久しぶりに嗅ぐニノのニオイにクラクラしてきます。
「ライブ見てくれてありがとう」
RHで後ろの方にいたモモの姿までハッキリと見えていたニノ。
「・・・初めて」
「遠くまで見えたわ」
「でもね」
「もっと遠くまで見たい」
「もっと」
「もっと」
ずっと自分の横で歌っていると思っていたニノが、いつの間にかずっと先に行っていることに気づき、モモは愕然とします。
メガネ屋に着と、モモはメガネを注文して出来上がるのを待ち、ニノには先に帰ってもらうことに。
しかし、しばらくすると帰ったと思ったニノが、戻ってきます。
「えと」
「今日11月11日」
「でしょ」
「誕生日おめでとう」
「モモ」
手には、さっきモモが注文したメガネが。ニノが誕生日プレゼントとして、このメガネを贈りたいようです。
「・・・さっきの」
「遠くまで見たいって思えた話ね」
「あれは」
「モモが渡しの足を解いてくれたからでもあるの」
「だから」
「その」
「オレも兼ねて」
恥ずかしそうに、気持ちを伝えるニノ。そして、モモの顔に新しいメガネをかけます。
メガネでモモの視界が戻ると、すぐ目の前はニノの顔が。
(普通じゃ)
(なくなればいいって)
(思ってた)
(でも)
(こんな顔見せられたら)
モモは思わずニノを抱きしめてしまいます。
ニノにお礼を言って、帰っていくモモ。
(メガネが戻っても)
(先が見えないのは変わらない)
(でも飛び込む)
(きっと)
(まだ手が届く距離だ)
モモはスマホを手に取ると、月果さんに先程のコンペに曲を出すことを伝えます。
イノハリ
突然モモに抱きしめられてしまい、胸をドキドキさせながら帰っていくニノ。
(明日からも)
(頑張ろう)
(イノハリでもっと)
改めてそう決心していると、イノハリのLINEグループにユズからメッセージが。
明日、みんな集まってほしいとのこと。
そして、翌日の放課後。屋上に集まるイノハリのメンバー達。
「なんやユズくん改まって話しって」
「・・・・」
「・・・RH終わってからずっと」
「相談したいと思っててさ」
改まったように、話を切り出すユズ。
「イノハリ」
「活動休止したいんだ」
ユズの言葉に、みな目を丸くします。
(あれは)
(きみとのさいごの約束だった)
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