花とゆめ2018年20号の覆面系ノイズ98話のあらすじと感想です♪
98話はおそらくコミック17巻に収録されると思います。
覆面系ノイズ17巻98話のあらすじ【ネタバレ注意】
モモ
「モーモーくん」
「ニーノーちゃーん」
「「うーたいましょー」」
夜になると、毎日ニノと一緒に歌っていた日々を思い出すモモ。
明日は、いよいよニノが自分の歌をレコーディングをする日に。しかし、そんな日が来ることがモモには夢のように感じられます。
(ずっと)
(ニノの声に抱きしめられていた)
(だから)
(いつか俺も)
(ニノを抱きしめ返したかった)
(俺の音で)
モモは、付き合っていた日々を思い返します。
いつも手をつなぎ、星の数ほどキスをした2人。
(でも)
(一度も)
(抱きしめたことはなかったんだ)
翌日
前日は緊張で眠れず、ボーッとしながらスタジオへやって来たモモ。
モモが自販機の前でコーヒーを飲んでいると・・・
「おはよう」
「モモ」
ニノに声をかけられ、バシャーっとコーヒーをぶちまけてしまいます。
「わーーーーー!?」
ニノは、モモのおかしな行動の驚きのあまり絶叫。
「モモがこぼすとか珍しくて面白い」
「いや全然 面白くねえよ」
ニノはこぼれたコーヒーを拭きながら、おかしそうに笑います。そんなニノの笑顔を見ていると、モモはスッと方の力が抜けていくのを感じます。
そして、時間になったところで、ついにニノのレコーディングがスタート。
ニノの歌声が聞こえてくると、モモはその姿を信じられないといった表情で見つめます。
(夢じゃない)
(あの時とは違う)
(ちゃんと俺の曲として)
(ニノが歌ってる)
ニノに細かい注文を出しながら、二人三脚で音を作り上げていくモモとニノ。
(ああ)
(楽しいな)
(ブースをまたいで)
(音を紡いで)
(まるで)
(あの夜みたいだ)
モモは、一緒に歌っていたあの頃の光景が鮮明に蘇ってきます。
モモとニノ
楽しいレコーディングの時間はあっという間に終了し、一緒に帰っていくニノとモモ。
(ゆずりはの曲がなければ)
(今日はなかった)
(俺もニノもここまで飛ばなかった)
(最初から勝負はついてた)
(混じりけなく)
(そう思える・・・)
その時、突然ニノがだばーっと滝のような涙を流し始めます。
「ごめ・・・」
「嬉しくて・・・」
「7年離れてて」
「色んなことあって」
「またこうやって『一緒にうえたる』だけで夢みたいなのに」
「それが続くのかなって思ったら」
「嬉しくて」
モモと同じく、あの夜のことを思い出すニノ。
「今日ここに来るまで」
「色んなこと考えてたけど」
「・・・なんか全部」
「吹き飛んじゃった・・・」
「ありがと・・・」
ニノは目をこすり、ニッコリと微笑みます。
そんなニノの笑顔をして見て、全てがどうでもよくなるモモ。
ずっと、ニノに自分の曲を歌って欲しかったこと。これからも、歌って欲しいこと。ずっとニノにだきしめられてきたこと。自分の曲でニノを抱きしめ返したかったこと。
モモの頭から、そんな想いが全て吹っ飛びます。
(ただ)
(ただ)
(すきだ)
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