初めて恋をした日に読む話28話のネタバレ

Cookie2020年11月号に掲載されている「初めて恋をした日に読む話」話のネタバレです♪

文字のみですが、ネタバレを見たくない方はご注意ください。

初めて恋をした日に読む話28話のネタバレ

順子の捜索

順子が連れて行かれことを聞き、急いで仲間のもとへ駆けつける匡平。

匡平はエンドーからタクシーに順子が乗っており、その隣に学校の問題児である橘が座っていたことを聞かされます。

匡平が順子に電話しても通じないまま。一体、どこで順子と南校の者がつながっているのか訳が分かりません。

橘が山下とモメていたのを思い出し、山下へ連絡を取りますが、山下も何がなんだか分かっていない様子。

とりあえず山下が探しに行くことにして、匡平にはうろつかないように伝えますが・・・

「おとなしく家にいれるワケねーだろ!!」
「何のために毎日クソマジメにやってると思ってんだ」
「オレが探す!」

匡平はそう怒鳴って電話を切ると、バイクで走っていきます。

優華たちと食事をしていた山下も、事情を説明して探しに行くことに。

「橘」
「・・・その子」
「下の名前なんて言うんだろう」

残された優華がポツリとつぶやきます。

順子と橘

そのころ、優華は橘の部屋で腕を後ろ手に縛られています。

暗い部屋で男たちに囲まれ怖がっているかと思いきや、順子は意外と冷静な様子。

とりあえず、順子は橘に わざわざ訪ねてきてくれたのに悪い態度をとったことを謝ります。

すると橘も、順子に特に恨みがある訳ではないことを打ち明けます。

しかし、自分が大嫌いな山下と仲良しで、底辺高校から東大受験など本気で言っていることが気に食わないようです。

「でも春見先生を連れて来て正解だったかも」
「うざい担任も目障りな同級生もまとめて潰せるかも」

あっけらかんとした調子でそう言い放つ橘。

そんな橘の目を見て、順子は前にもこの目を見たことがある気がしてきます。

順子が攫われたことは、美和から雅志にも連絡が届きます。

しかし、この時 雅志は出張帰りで空港で待機中。

雅志は自分で急いで帰ってくることを伝え、早く探してくれるよう美和に必死にお願いします。

バイクで街を走り回っている匡平。すると、ナラ達から電話がかかってきます。山下が家に連絡してくれたようですが、誰も出なかったようです。

ナラ達も海岸などを見てまわったものの、見つからず終い。しかし、塾の近くで順子と橘を見た人がいたようです。

橘が順子にアゴクイをしていたと聞き、みな順子が襲われでもしないかと心配になります。

その時、匡平の電話に別の着信が入ります。急いでナラ達との電話を切って、着信に応答すると、修斗の声が聞こえてきます。

どうやら、橘は優華の知り合いだったらしく、小鳥居団地のF塔2階へ行くよう伝えられます。優華と修斗も、車で向かっているとのこと。

団地の一室

その頃、橘は順子に自分のことを語っています。

自分にも順子のような近所のお姉ちゃんがいたという橘。橘の親は反抗期の息子に持ち家を渡して、家から追い出すような親だったため、そのお姉さんがよく世話をしてくれていたようです。

そのお姉さんも結婚して街で出ることに。しかし、相手はクソのような男で、お姉さんを全く大事にせず、離婚してもすぐに他の女ができる始末。

橘は、それからずっと寂しかったことを打ち明けます。大好きなお姉さんは遠くへ行って不幸になり、学校では責任を取りたくない先生ばかり。

だから、無謀な受験を止めない教師も、鵜呑みにしてせっせと勉強している同級生も、つい逆恨みしてしまうという橘。

橘からすると「こうはなりたくない」と思う人間ばかりが教師をやっているようです。

その時、橘は何かを思いついたようでハサミを取り出しますと、順子の服を切り裂きます。

橘は、順子が山下の彼女だと思っているらしく、こうすれば山下にショックを味あわせたいようです。

橘がそこまでやるとは思っていなかった仲間たちは引き気味、関わらないように部屋から逃げ出そうとしますが・・・

ガチャ

そこへ駆けつけた匡平が、扉を蹴り飛ばします。

後ろ手に縛られ、服を切り裂かれた順子を見て、怒りが湧き上がる匡平。

一方、橘はこんなところまでやって来た匡平に変に感心してしまいます。そして、匡平も順子のことが好きなのだとピンときます。

「先生ひどい」
「東大も受からないし恋も成就しないって」
「しっかり現実を教えてあげなきゃ」

そんなことを言う橘を、順子はぐいっと足で押しのけます。

「先生ってウソつかなきゃいけないのよ」

何を選んでどの道を行くべきかなんて大人になっても分からないという順子。それでも、自分が出来ないことも生徒は出来るかもしれない。

そのために、必死にやり方を調べて、「出来る」とう気にさせて手伝うことしかできないのが教師のしごと。

「生徒がやりたいって言ったら」
「どんな手使ってもウソを本当にするのよ」

そう橘に語りかけながら、順子は橘の目が、東大を目指す前の匡平、荒れていた頃の山下、そして現役のころ毎日 息苦しくて逃げ出したかった自分の目と同じことに気づきます。

決着

順子が啖呵を切ったところで、ちょうど山下もやってきます。

橘に向かって、ここへ来る途中優華から聞いたことを確認する山下。

優華と橘は幼馴染だったようで、山下も結婚式で一度会ったことがあるようです。

そして、山下はそのために橘から恨まれていることを悟ります。

しかし、それなら順子ではなく、自分に当たるべきだと言うものの、橘は納得できない様子。

仲間たちに鍵を閉めるよう指示し、殺気立ちます。

そんな橘の様子を見て、匡平と山下は順子に下がっているように伝えますが・・・

「下がってろ」
「じゃねーーー!!!」

順子の絶叫に山下と匡平は唖然とします。

山下に拘束を解いてもらった順子は橘を仲間を抱え上げると、鬼のような形相でバックドロップをかまします。

すると、そこへ美和や仲間たちも到着。さらに、羽田から急いで駆けつけた雅志の姿も。

これでは、橘たちにはもうどうようもなく一件落着となります。

それから美和が車を回してくれることになり、順子と匡平が待っていると、匡平が順子を抱きしめます。

「・・・よかった」
「生きた心地がしなかった」
「よかった・・・」

今にも泣き出しそうになる匡平に謝り、その目をじっと見つめる順子。

(私もずっと苦しかった)
(でも)
(きっと今はもうあんな目はしてない)
(もっと強い)
(いい目をしてるはず)

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