春待つ僕ら12巻番外編のネタバレ
デザート2019年2月号の春待つ僕ら49話のあらすじと感想です♪
49話はおそらくコミック12巻に収録される思います。
春待つ僕ら12巻49話のあらすじ【ネタバレ注意】
恭介の家
恭介が12歳のころ。この日、姉の親友の翔子が遊びに来ています。
恭介がお茶を用意して姉の部屋へ向かうと、中から2人の話し声が聞こえてきます。
「お見合い~!?」
「みたいなもん」
「跡取り候補なんだって~」
「てかないわ今どき望まない結婚とか」
「断れるんでしょ?」
「んー・・・」
「の前に相手が嫌がるよね」
「こんな女」
ノックをして部屋へ入っていく恭介。
「おー!」
「愛しの恭ちゃーん!」
「今日も優等生だねえ」
翔子はとても嬉しそうに恭介を出迎えます。
「翔ちゃんはまた派手になったね」
久しぶりに会った翔子の髪はピンク色になっています。
(親への反発と男よけのためかな)
(全然似合ってない)
(姉の親友「翔子」はいつも自由なフリをしていた)
恭介と翔子
しばらくして、帰っていく翔子へ送っていく恭介。
「恭ちゃんも自由にやりたいことやりなね」
「いっぱい恋していい男になりな」
翔子はまるで自分がそうであるかのように恭介へ話しかけます。
(彼女が僕に言うことは自分がやりたくてもできないことだ)
「勉強したくない時はしなくていいんだよ」
フフッと微笑みながら、話を続ける翔子。
そんな態度とは裏腹に、翔子がもがいているのは恭介にはバレバレ。しかし、自分が何かしてあげられるわけでもなく、ひどくもどかしく感じます。
「勉強は全然嫌じゃないよ」
「一応医者目指してるし」
「え・・・」
「ほんと?」
恭介の答えが意外だったのか、少し驚いた様子の翔子。そして、目を潤ませながら恭介の手を握りしめ、その場にへたり込みます。
「じゃあ」
「慣れたらあたしのことさらいに来てほしいな」
「・・・なんて」
それから時は経ち、恭介は高校生に。
(「・・・いいよ」)
(あんな口約束)
(もう覚えてないと思ってるだろ・・・?)
恭介は道端で偶然 翔子と出会います。
「恭・・・」
「ちゃん・・・?」
翔子のとなりには、同い年ぐらいの立派な姿をした男性が。