Kiss2018年4月号のカカフカカ33話のあらすじと感想です♪
33話はおそらくコミック7巻に収録されると思います。
カカフカカ7巻33話のあらすじ【ネタバレ注意】
喫茶店
喫茶店で、のりちゃん・飯野とお茶をする亜希。
本行から添い寝を頼まれてから、好きになって、付き合って、別れて、長谷と付き合い始めたことまで全て説明します。
「あはは」
「すごいねちょっと見ない間に」
あっけらかんと笑うのりちゃんに対し、飯野はかなり引き気味。
飯野は同居人2人相手に短期で乗り換えをしてしまい、気まずくならないか心配しますが・・・
「ああ飯野」
「ちがうちがう」
「別れてすぐに次に行ったんじゃなくて」
「次の乗り換え先ができたから別れたんだよ」
「ね」
「亜希」
「・・・えぇえええ」
「そういうつもりは・・・」
「・・・・あったのかな」
「やっぱ」
のりちゃんのストレートな言葉に、亜希はギョッとしますが、それを否定することもできません。
「逃げること自体は別に悪いことじゃないよ」
「苦行してるわけじゃないんだから」
「好きより」
「しんどい・辛いが勝ったのなら」
「全然逃げていいと思うよ?」
それが当たり前かのように語るのりちゃん。
「長谷くんが」
「とか すごい意外だし」
「全然想像もできないけど」
「ちゃんと亜希のこと好きなんでしょ?」
「少なくとも」
「トモくんと違って見てて分かるくらいには」
のりちゃんの問いに頷く亜希。
まだ複雑な気持ちを抱えているものの、のりちゃんが当然のように祝福してくれ、亜希は少し気が楽になります。
部屋
部屋へ戻ってくると、なぜか長谷がいます。仕事で近くまで来て、部屋へ寄ったようです。
のりちゃんからラインが来て、亜希達がお茶をしていたことも知っている様子。
長谷は亜希のことをジッと見つめると、そのままギュッと抱きしめます。
「・・・俺とのこと」
「のりちゃんに報告してくれて」
「何かちょっと」
「嬉しい」
そんなことで喜んでくれることに驚きつつ、亜希は何だか嬉しくなってきます。
それから仕事に戻る長谷を玄関まで見送る亜希。
「い」
「いってらっしゃい」
亜希がぎこちなくそう言うと、長谷はチュッと亜希にキスをします。
「じゃ」
「いってきます」
「とか」
「はは」
「ごめんね昼からキモくて」
そう言って、部屋を出ていく長谷。残された亜希はカーっと真っ赤になってしまいます。
(・・・・う)
(うわあああ)
(何か)
(こそばあまい・・・!!!)
その後、亜希はあかりにも長谷とのことを報告。
「・・・え」
「長谷くんと?」
「・・・マジで?」
本行の時はあまり驚かなかったあかりも、今度ばかりは少し驚いています。
「まぁ」
「寺田さんがいいんならいいんじゃない?」
「・・・でも」
「前にも言ったけど」
「長谷くんは悪い人じゃないけど」
「いい人でもないわよ」
あかりは、そう忠告しますが、亜希はイマイチよく分かっていないようです。
夜
夜は長谷に誘われ、また外で食事をすることに。
帰り道、並んで歩いていると、急に長谷が何かを考え込みます。
「・・・あのさ」
「寺田さん」
「さすがに」
「手つなぐ」
「とかは」
「キモいかな」
そんなことで真剣に悩む長谷が、亜希は少しおかしくなります。
「・・・だから」
「嫌いじゃないんですって」
「キモい長谷さんも」
その言葉に、嬉しそうに微笑む長谷。
亜希は、目の前で長谷が嬉しそうにしてくれるのが、とても嬉しく、そしてホッとします。
(・・・少なくとも)
(長谷さんにとって私は)
(価値がある)
(・・・心地いい)
(嬉しい)
(安心)
(する)
部屋へ戻って、その日の夜中。
長谷は、珍しく部屋から出てきた本行と久しぶりに顔を合わせます。
「そういえば」
「トモにはまだ報告してなかったけど」
「俺と寺田さん」
「今付き合ってるから」
本行は、長谷の言葉に目を丸くします。
「・・・・・・・・・・・・え」
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