Kiss2018年6月号のカカフカカ35話のあらすじと感想です♪
35話はおそらくコミック7巻に収録されると思います。
カカフカカ7巻35話のあらすじ【ネタバレ注意】
亜紀と長谷
(・・・さて)
(どういうことだろう)
ちょっとしたお出かけを提案したつもりが、なぜかシェアハウス解散の話に。亜紀は、訳が分からず混乱してしまいます。
「ええ?」
「・・・いや」
「あの」
「えっと」
「・・・・・・あれ?」
返事に困る亜紀を見て、長谷もそれを察した様子。
「・・・・・・あー・・・・」
「2人でどっか」
「ね」
「うん」
「いいね」
「・・・・そうだな」
「たぶん次の土日あたりはちゃんと休めると思うから」
「ちょっと遠出でもする?」
「・・・あ」
「ハイ・・・」
一緒に旅行へ行くことを約束し、長谷は自分の部屋へ戻っていきます。
(あれれ?)
(え?)
(あれ?)
自分の提案通り、一緒にお出かけすることになったものの、亜紀はかえって大混乱。
解散の話を切り出しておいて、結局それはスルー。一体どうなっているのか、訳が分かりません。
一方、自分の部屋へ戻り、心を落ち着ける長谷。
(・・・・・・)
(焦っちゃだめだ)
(少しずつ)
(確実に・・・)
夜
「・・・あら」
「なあに」
「温泉行くの長谷くん?」
夜、長谷がリビングで温泉のことを調べていると、あかりがやってきます。
あかりに、次の土日に亜紀と一緒に旅行へ行くことを伝える長谷。
「ああだからごめんね」
「次の土日寺田さんご飯作れないけど」
「・・・まぁ」
「ためには独り占めさせてよ」
苦笑いする長谷の顔を、あかりがジッと見つめます。
「・・・長谷くん」
「あなた」
「大丈夫?」
「・・・何が?」
亜紀の問いに、長谷はキョトンとします。
「・・・まぁ」
「私が口出すことでもないけどね」
「・・・とりあえず」
「報告したからにはお土産よろしく」
そう言って、あかりは自分の部屋へ戻っていきます。
翌日の朝、長谷から温泉旅行を伝えられる亜紀。もちろん亜紀も了承し、長谷は出社していきます。
長谷を見送った亜紀は、ボンヤリと本行の部屋の方へ目をやります。あれから、本行はまた部屋へこもり、ここ数日は顔も合わせていません。
(・・・何か)
(もしかしたらこのままもうほとんど顔を合わせないまま)
(シェアハウス解散とかで離れてしまうのかもな・・・)
温泉
そして、土曜日。長谷と一緒に温泉へやって来た亜紀。
長谷が予約した旅館はとても豪華で、露天風呂までついています。その露天風呂を見て、亜紀は自分から提案したというのに、急にドキドキしてきます。
夕食前に、2人は別れてそれぞれ普通の浴場へ行くことに。温泉へ浸かりながら、亜紀はまた緊張してきます。
(誰かとの”初めて”はいつだって)
(ドキドキする)
(緊張する)
(でも)
(きっとこれで)
(何か変わるんだって)
(きっといい方向に変わるんだって・・・)
(いつも・・・)
そう考えていると、本行とのことが頭をよぎります。
(・・・・・・ま)
(まぁ)
(何も変わらなかったってこともあったけど・・・)
温泉を上がると、部屋に豪華な食事が用意してあります。
そして、楽しい食事を終えると、段々といい雰囲気になってきますが・・・
「お風呂どうする」
「へ?」
ここでまたお風呂の話になり、亜紀はキョトンとしてしまいます。
「てゆーか」
「あの」
「そっ外の露天風呂」
「入りません!?」
「一緒に!」
亜紀は思わず、一緒に露天風呂へ誘ってしまいます。
そのまま2人は露天風呂へ。
(自分で言い出しておいて)
(なんですが)
(何かすっごい恥ずかしい!)
向かい合わせになるのも恥ずかしく、亜紀は長谷に背中を預けるような格好に。しかし、それが返ってひどく恥ずかしくなってしまいます。
緊張で、あまり会話も続かず、沈黙が続いていると・・・
「寺田さん」
「そろそろ」
「あがろうか」
「ごめん」
「ちょっとのぼせちゃって」
そう言って、長谷は先に出ていってしまいます。
キョトンとしながら、温泉へ残される亜紀。
(・・・ま)
(まぁ)
(のぼせたならしょうがないよね)
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