花とゆめ2015年14号の神様はじめました132話のあらすじと感想です♪
132話はおそらくコミック23巻に収録。
23巻の発売日は2015年12月ごろだと思います。
神様はじめました22巻132話のあらすじ【ネタバレ注意】
出発
イザナミの館へ戻ってきた奈々生たち。巴衛が花が咲く前に球根を食べてしまったことを知りイザナミは激怒。しかし、ガミガミ巴衛をに説教しつつも、新しい球根をくれます。
悪羅王が体を取り戻すのを阻止するため、目的地へ出発する奈々生たち。瑞希と音比古は、悪羅王に進化をやり直させるための進化の水を取りに沖縄へ。
奈々生と巴衛、ミカゲは悪羅王の体がある火の山へ向かいます。しかし、火を消さないかぎり山へは登れません。
イザナミによると、あの山は大国主が作ったもので、大国主には道が開くとのこと。そのために、霧仁は大国主の御霊を手に入れたようです。
奈々生たちは、なんとか霧仁たちに追いつくため、先を急ぐことにします。
大国主と女性の霊
そのころ霧仁に囚われた大国主は・・・
ちょっかいを出していた女性の霊から話を聞きます。
女の正体は黒麿。孤独に耐えられず誰かに愛されたいという気持ちを利用され、夜鳥に呼び出されてしまったようです。
(私を愛してくれるだけでいい)
(だけど)
(そんなものは永遠に現れない)
(私は独り空っぽのまま)
(ねえ)
(君も)
(そうだろ・・・?)
そう思いながら黒麿が見つめる目線の先には悪羅王の姿が。
霧仁一行
火の山へ向かう霧仁たちは休憩中。ひどく気分が悪い霧仁。しかし、体が元に戻れば、また昔のように気分が晴れるのかと自分に問いかけます。
「何を考えてるんです?霧仁殿」
「人神の娘のこと?」
「それとも狐のこと?」
「誰もあなたの元へは戻りませんよ」
ボソリと霧仁へ語りかける夜鳥。霧仁は夜鳥をぶん殴り、自分が考えているのは自分のことだけだと必死に否定します。
誰の目も気にせず、好き勝手に奪い殺し壊してきた悪羅王。しかし・・・
(お前だけだぜ兄弟)
(俺のところへこられるのは)
そう思っていた巴衛はもう側におらず、今はなぜか空しくてしょうがありません。
なぜ自分がここにいるのか、ここにも何もなかったら、もうどうしていいのか分からない霧仁。
「霧仁」
「壊れたらもう元には戻らないんだよ」
そんな自分に語りかける奈々生の姿が思い浮かびます。
(そうだったな・・・)
(壊れたものなんざもういらねえ)
(あの女も俺に搾取された弱者にすぎない)
(俺はただ前を向いて進むだけだ)
(この先で待っている俺自身を取り戻すために)
神様はじめました22巻132話の感想【ネタバレ注意】
霧仁に囚われた大国主が一緒にいたのは黒麿のようです。黒麿は巴衛に呪いをかけていた妖怪ですね。奈々生も時巡りの時に会っています。
たしか、誰かと深い繋がりを持ちたくて、呪いの契約をするような、とても寂しがり屋さんです。そんな気持ちを利用して呼び出すなんて、やはり夜鳥は下衆い。なんとか夜鳥から解放してあげられればいいのですが。
それと、奈々生たちも火の山へ出発し、霧仁たちとの接触も近いかもしれませんね。霧仁が悪羅王の体を取り戻すのを阻止できるのか、もしくは取り戻した後に戦うことになってしまうのか、どうなるのかドキドキします♪
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