花とゆめ2016年11号の神様はじめました148話のあらすじと感想です♪
148話はおそらくコミック25巻に収録。25巻の発売日は2016年8月19日です。
神様はじめました25巻148話のあらすじ【ネタバレ注意】
卒業
「卒業だーーーっ」
卒業式を終えた奈々生たち。校庭では、鞍馬の周りに人だかりができています。
その人混みの中へ突っ込んでいこうとするあみ。奈々生はあみが怪我でもしないかと心配しますが・・・
「私だって」
「あの子達に負けないくらい」
「鞍馬くんのこと好きなんだもん!」
あみは明るく元気に微笑みます。
人混みの後ろから、あみが鞍馬に向かって必死に手を伸ばしますが、なかなか前へ進めません。
ゴッ
他の女子から肘鉄を喰らい、あみは吹き飛ばされそうに。
そのあみの手をサッと鞍馬が掴みます。そして、あみに何もしてやれないことを謝る鞍馬。
「だけど」
「ひとつだけ約束する」
「いい女になって」
「いい男をつかまえて」
「たくさん恋をして」
「それでダメだったとしても」
「最後まで独りだったとしても」
「その時は」
「最後にオレがさらいに行く」
「ハイ!!」
衣装
「奈々生ちゃあん!」
そこへ、瑞希が奈々生たちを迎えにやってきます。瑞希が敷いた人の世と妖の世を結ぶ道を進んでいく奈々生と鞍馬。
「遅かったのう奈々生」
「ささ早う着替えよ」
すると皇女(ひめみこ)が奈々生を出迎えます。さらに、沼女中たちが奈々生に花嫁衣装を着せてくれます。
着替えを終え、美しい着物姿で現れる奈々生。そんな奈々生を巴衛がじっと見つめています。
奈々生はまた嫌味でも言うつもりかと思ってしまいますが・・・
「・・・やっと」
「俺のものだ」
泣きそうな顔で、巴衛が奈々生に抱きつきます。
(やっと)
(私は)
(このひとの妻になる)
祝福
さらに道を進んでいく奈々生たち。すると、鞍馬山の天狗たちなど、これまでに出会った沢山のモノノケ達が奈々生を出迎え、祝福してくれます。
(ここまでこれたのは)
(ミカゲ社で結ばれた縁のおかげだよ)
(たくさんの出会いがあって)
(皆が)
(導いてくれたの)
そして、モノノケに混じって、香夜子と亜子の姿も。ふたりを見た瞬間、奈々生の目かポロッと涙が溢れてきます。
(幸せで)
(幸せすぎて)
(涙が出てるよ)
(巴衛との距離が近づく度に)
(これだけの縁が絡み合って繋がって)
(言祝ぎをくれる)
ミカゲ社へ
その場に、うずくまってしまう奈々生。巴衛は具合が悪くなったのかと心配になってしまいます。
「・・・どうしよう巴衛」
「時間が止まってしまえばいいって思うの」
「離れがたいよ・・・今が」
「今が」
「一番幸せだったらどうしよう」
そんな奈々生を優しい眼差しで見つめ、手を取る巴衛。
「もっとだ」
「お前はこれからもっともっと幸せになる」
「俺が幸せにする」
「さあ」
「行こう」
たくさんの行列を引き連れ、ふたりは全ての縁の始まりであるミカゲ社へと歩いていきます。
神様はじめました25巻148話の感想【ネタバレ注意】
ついに奈々生は卒業。そして、いよいよ結婚式ですね。
奈々生はみんなと別れるのがつらくて泣いてしまうのではないかと心配しましたが、逆に幸せすぎて泣いてしまったようです。
そんな奈々生への
「もっとだ」
「お前はこれからもっともっと幸せになる」
「俺が幸せにする」
という巴衛の言葉がかっこよすぎ(〃д〃)
これからは、これまでのようにドラマチックな日々はもうないと思います。でも、平凡なことに幸せを感じるような、そんな日々を巴衛と一緒に歩んでほしいなあと思います♪
それと、妖怪たちに混じって亜子もお祝いにきてましたね。でも、悪羅王の生まれ変わりの命が宿ったはずですが、その子の姿はありませんでした。
生まれ変わった悪羅王と再会できると思ってたんですが、どうしちゃったのかなあ。ミカゲ社に預けていて、結婚式でサプライズの再会とかあると嬉しいんですけど。
次回はいよいよ最終回ですね。早く読みたいけど、終わってしまうと思うと、とてもさびしい気持ちでいっぱいです。
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