別冊マーガレット2016年10月号の君に届け113話のあらすじ&感想です♪
113話はおそらくコミック28巻に収録。28巻の発売日は2017年1月ごろだと思います。
君に届け28巻113話のあらすじ【ネタバレ注意】
大晦日
大晦日、勉強中のあやねに千鶴から初詣の誘いの電話がかかってきます。
「ピンだってどーせ来るよお!」
「あいつ いっつもいるじゃん!!」
ピンの名前が出て真っ赤になるあやね。
「ガキじゃないもん!!」
この前ピンに言ったことを思い出し、悶絶するあやね。自分の気持ちがバレてないか心配になります。
「まーつまり会いたいんでしょ!!」
「あああ会いたいよ!!」
千鶴の言葉につい本音で応えてしまうあやね。
「ふぅ~~~~」
「へぇ~~~」
「ほ~~~」
千鶴にからかわれ、ハッと赤面してしまいます。
結局、みんなで元旦の朝に初詣に行くことに。千鶴が爽子やピンにも連絡してくれることになります。
龍の家
奥さんと子供を連れて、徹が実家に帰ってきています。
「・・・!!」
「そ」
「育ってんじゃん!!」
徹の子供を見て、感激する千鶴。そして、あまりの可愛らしさに虜になってしまいます。
徹の子を囲んでみんなで盛り上がっていると、徹の携帯に電話が。
「徹!!」
「今どこだ!?」
どうやらピンからのようで、ナンパに誘われる徹。しかし、もう家族もできて、ナンパを卒業した徹はもちろん断ります。
すると、ピンに気づいた千鶴が徹から携帯を引ったくります。
「ピン!?」
「朝来なよ初詣!!」
「ヒマでしょ!!」
「9時ね!!」
「・・・とびきり可愛い子・・・」
「いるらしいから!!」
すごい勢いでまくし立てる千鶴。そして、はいっと徹に携帯を返します。
「ピンさん!?」
「ピンさんこの1年どーだった?」
「最近なんかないの?」
「いこーこととか」
「かわったこととか」
かわったことという言葉に反応するピン。そして、しばらく何やら考え込みます。
「・・・・・・」
「ねーわ!!」
大声で怒鳴りつけるピン。それで電話は終わります。
それからしばらくして、家に帰っていく千鶴。徹が外まで見送りにきてくれます。
「えっと・・・」
「あの」
「あのさあ~」
徹に前で何やら口ごもる千鶴。
「お・・・・お宅の弟さんと・・・ですね?」
「だからそのつまり」
「交際を!!させてもらっております!!です!!」
思い切って龍と付き合ってることを打ち明けます。
「お・・・遅せーよ ちー!!」
真っ赤になっている千鶴の頭をくしゃくしゃにする徹。
「一体いつから待ってたと思ってんだよー!!」
「泣かされたらいつでも言えよー!?」
「良かったなぁ!」
「ちー!!」
本当に嬉しそうに徹が祝福します。
風早
窓から外を見て、真っ青になっている風早。これから、爽子と初詣に行く約束をしていますが、いつの間にか外は吹雪に。
(これは!!)
(会いたいけど!)
(いや今日は会いたいけど!!)
(でもこれは!!)
心の中で葛藤する風早。しかし、さすがにあきらめて、中止しようと爽子へ電話をかけますが・・・
「おかけになった電話番号は電源が入っていないか電波の届かない場所になるためかかりません」
爽子に電話が通じず、風早はあわてて家を飛び出します。
すると、風早の家の方へ向かってきている爽子の姿が。
「・・・風早くん」
「わっ」
「わーもう待ち合わせ時間だった!?」
「私ちょっとまいあがって早く来ちゃって」
嬉しすぎて、舞い上がっている爽子。
「は 初詣!!」
「無理!!」
「もう外は絶対むり!!」
「こっからだったらうちが近いから!!」
「とりあえずうち行くよ!!」
風早が初詣の中止を告げるとガーンとショックを受ける爽子。そんな爽子の手を引っ張って、とりあえず風早は家まで連れて帰ります。
家に戻り、お母さんに事情を説明する風早。風早は後で爽子を送って行くつもりでしたが、吹雪は朝まで収まらないようです。
「爽子ちゃんは明日 家に帰りなさい!」
((明日))
((家に))
お母さんの言葉に、真っ赤になる風早と爽子。
お母さんが爽子の家に電話で事情を説明し、布団やパジャマも用意してくれます。
寝るまでの間、風早が爽子を自分の部屋へ連れて行こうとしていると、ちょいちょいっとお母さんが風早を呼び寄せます。
「お兄ちゃん」
「ちょっと」
「あの・・・あんたね」
「あんた・・・」
「わかってると思うけど」
「・・・おかしなことするんじゃないよ・・・?」
言いにくそうに、そう告げるお母さん。風早は、真っ赤になってしまいます。
「お」
「おかしなことって」
「しねえよ」
風早の部屋
風早の部屋のこたつに入る2人。
((なにこれ・・・))
((めちゃ楽しい~~~!))
緊張して無言なのに、2人はめちゃくちゃ楽しくなってしまいます。
「・・・楽しみすぎたの」
「ごめんなさい考えなしで・・・」
「今も」
「楽しんじゃってるし・・・」
浮かれすぎて迷惑をかけたことを謝る爽子。そんな爽子の手の上に、風見は自分の手を重ねます。
「・・・・・・」
「つめたい・・・」
火照った顔で見つめ合う風見と爽子。すると・・・
「お・・・お茶だけど・・・」
いつの間にか、お母さんがお茶を持って立っています。
「あの・・・」
「あんたね・・・?」
「わあってるって!!」
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