別冊フレンド2016年9月号の黒崎くんの言いなりになんてならない30話のあらすじです♪
30話はおそらくコミック8巻に収録。8巻の発売日は2016年11月ごろだと思います。
黒崎くんの言いなりになんてならない8巻30話のあらすじ【ネタバレ注意】
小学校
6年生の集団に呼び出しをくらう黒崎くん。それを知った白河くんは、慌てて現場へ駆けつけようとしますが、怖くて怖くてたまりません。
黒崎くんが6年生達に囲まれ因縁を付けられていると、そこへキャッチャーのメットにプロテクター、さらにバッドで完全武装した白河くんが現れます。
「・・・は」
「晴人・・・くん」
「に・・・」
「・・・手」
「だす」
「な・・・」
精一杯6年生を威嚇しようするものの、やはり怖すぎてその場で気を失ってしまう白河くん。
6年生は黒崎くんが自力で撃退し、白河君が目が覚めるとそこは保健室のベッドの上。結局、迷惑をかけるだけになってしまった白河君は、黒崎くんに謝ります。
「いちいちあやまるな」
「飛び込んできたときすごかったけどな」
「スーパー戦隊かと思った」
そう言いいながら、黒崎くんはどこか嬉しそうに微笑みます。
(いつか)
(僕も黒に頼られるような)
(そんな対等な関係に)
(なれるって思ってたんだ)
中1
体育のバスケで、華麗にシュートを決める白河君。
「白河くんかっこいー」
女子達の黄色い声が飛び交います。
「・・・すげっ」
「ドリブルはえーっ」
となりのコートから、今度は男子達の叫び声が。黒崎くんが一人で、5連続シュートを決めています。
(・・・すごいなぁ)
(・・・僕なんて)
(コッソリ練習してやっとなのに・・・)
白河くんは、黒崎くんのすごさに改めて感心します。
中学生になっても誤解されやすく、相変わらず敵の多い黒崎くん。しかし、いつも白河くんが側にいて、うまくフォローします。
(黒のそばにいられるのは)
(僕だけだと思ったし)
(そんな僕にみんな一目おいてた)
ミサ
毎年恒例のミサのピアノ演奏に、1年代表として黒崎くんが選ばれます。黒崎くんのお父さんに媚を売りたい担任が、勝手に決めてしまったようです。
しかし、黒崎くんが目立ってしまうと、また面倒なことに巻き込まれそうで心配になる白河くん。白河くんは、思い切って自分が代役を買って出ます。
それからピアノの練習の励むものの、思っていたよりずっと難しく、苦戦していまいます。
「ピアノ練習うまくいってるのか?」
「・・・もちろん」
「楽勝だよ」
黒崎くんに調子を訊かれるものの、つい強がってしまいます。
「あの曲ならそんな難しくないしな」
「・・・そうだね」
何気ない黒崎くんの一言に、胸がズキンと痛む白河くん。その後もなかなか上達せず、当日が近づくにつれ、プレッシャーが大きくなってゆきます。
そんなある日。
「白河が失敗するとこ見てえよなー」
「ナヨっとしてるだけのくせに人気あってムカつくわー」
「あの黒崎と一緒だから手だせねぇよな」
「失敗しやがれー」
白河くんは、男子達の陰口を聞いてしまいます。すると、またしても胸がズキンと痛み出します。
そして、当日。出番を待つ白河くんは、緊張で顔が真っ青に。
「タクミ」
「大丈夫か」
「顔色わるいぞ」
そこへ、白河くんを心配した黒崎くんがやってきます。やはり黒崎くんの前では、大丈夫だと強がるものの、ヨロヨロと足が泳いでしまいます。
「休んどけ」
白河くんの出番が来ると、代わりにピアノの方へ歩いていく黒崎くん。そして、完璧に演奏してのけます。
(あぁ・・・完璧だ)
(黒 すごいなぁ・・・)
これまで勉強でもスポーツでも、必死でやらなければ追いつけなかった白河くん。
(黒は)
(僕の憧れだけど)
(黒にとっての僕は)
(なんだ?)
中2
2年になり、黒崎くんとクラスが別れたこともあり、少しずつ黒崎くんから距離を置き始める白河くん。そして、いつも女の子と過ごすようになります。
(女の子は)
(やさしくしたら)
(必要としてくれる)
(こんな僕でも・・・)
しばらく経ったある日。黒崎くんが襲撃され、警察沙汰になったという噂を聞きつけます。
「黒」
「大丈夫っ・・・」
「よぉ」
真っ青になって、黒崎くんが入院する病院へ駆けつける白河くん。黒崎くんは包帯だらけて、髪の毛もボサボサですが、いつもと変わらぬ泰然とした態度で出迎えます。
白河くんが黒崎くんと会うのは、なんとこれが半年ぶり。つい病室まで駆けつけては来たものの、何も言わずに黒崎くんから離れ、黒崎くんがムカついているのではないかと不安になってきます。
そんな白河くんに、黒崎くんは・・・
「タクミ」
「そういや久しぶりだな」
「見舞いに来るようなモノ好き」
「おまえだけだぞ」
と、全く怒る様子も気にする様子もありません。
(・・・かなわないなぁ)
(あいかわらずってゆーか・・・)
その場にへたり込んで、頭を抱える白河くん。
(・・・たとえ)
(対等にはなれなくても)
(僕はやっぱり・・・)
高校
そして、同じ高校へ入学した2人。
(・・・へぇ)
(黒にはむかう女の子か)
(まぁでもあの黒だし)
白河くんは、黒崎くんに敢然と立ち向かう女の子を興味深そうに見つめます。
(これからはもう僕らは)
(変わることはないと思ってたんだ)
コメント
黒崎君かっこいい!
こんにちは。毎度お邪魔してます!
2人の過去が明らかになってきて、面白くなってきましたね。
白河くんは、過去に弾けなかったピアノの曲を弾けるようになることで、黒崎くんを精神的に超えて、由宇争奪戦を挑もうとしてるんでしょうか?
黒崎くんは憧れの対象だけど、側にいると、自分が一番になれないジレンマに悩まされる。
黒崎くんにとっても白河くんは大切な友達だと思ってると思うんだけど、黒崎くんはぶっきらぼうで言葉足らずだから、伝わらない。だから白河くんは不安になるんですよね。
そもそも黒崎くんて、いろいろ感情が欠落してますよね。
寂しいとか、悲しいとか、愛しいとか。
多分、育ってきた家庭環境のせいでしょうけど。
白河くんが離れても、強がってるというより、寂しいという感情を分かってない。感じてないって気がします。
そこで、由宇が2人のバトルに巻き込まれつつ、間を取り持ちつつ、少しづつ感情を引き出して行くんでしょうか?
次号も楽しみです!
毎回毎回、読ませていただいております。
私は漫画を待つ派なので詳しくは11月に出るのを買って読むのですが、あらすじが分かりやすく、楽しみに投稿を待たせていただいてます!
黒崎君の言いなりになんてならないはどのキャラクターも面白いので、次回がとっても楽しみです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
黒崎くんと白河くんの由宇をめぐっての対決気になります
黒崎くんってやっぱりなんでもできちゃいますね…
でも、
無理しても何もしないない、いつもと変わらずにいる姿に惹かれますっっ(*^^*)