ビッグガンガン年12月号のクズの本懐43話のあらすじです♪
43話はおそらくコミック8巻に収録されると思います。
クズの本懐8巻43話のあらすじ【ネタバレ注意】
茜の記憶
「どうして断らないんだよ!」
「だって・・・」
「断る理由がないから」
彼氏に詰め寄られる茜。しかし、茜はそんな彼氏をキョトンとした表情で見つめます。
「おまえおかしいわ」
「そうかもね」
自分がおかしいのは何となく分かっている茜。しかし、心が独占欲で満たさるのが心地よく、キラキラ綺麗なものをもっともっと欲しくなります。
(だから)
(ねえ)
(迷ってる時間が惜しいのよ)
(順番に特に意味はない)
(何事も一線を超えることそれ自体に向き不向きがあるのなら)
(私はきっと向いてない)
電車
電車で熱海へ向かっている茜と鳴海。
迷ってる時間がもったい茜は、手っ取り早く結論を出すため、一泊旅行を条件に鳴海とのデートを受けたようです。
「なんか・・・」
「不倫旅行みたいですねっ」
「ええっ!?」
「け・・・結婚してません!」
茜の冗談を真に受けて、鳴海は狼狽してしまいます。
再び茜の記憶
「自分が何したかわかってんのかよ」
「なにしたって・・・」
「センパイの家 泊まっただろ!」
「ああ」
「うん」
「泊まったけど・・・」
茜の返事に頭を抱える彼氏。しかし、茜にはなぜ、彼氏がそんなに悲しい顔をしているのか良く分かりません。
ふつう一線を超える時は、恐れたて留まったり、思い切って乗り越えたりするもの。しかし、茜はラインを意識することすらなく、まるで何もなかったかのように超えていきます。
(特別な相手のラインを超える高揚も)
(自分のラインを侵食される快感も)
(喜びも怒りも)
(悲しみすら)
(私にはきっと縁がない)
「・・・向いてないのに」
「なぜ続けるんですか?」
茜の夢の中で、鳴海が問いかけます。
旅館
「着きましたよ」
「ふぁッ」
昨日 遅くまで麦に付き合わされ、熟睡してしまった茜。寝ている間に、電車は熱海へ着きます。
(『なぜ続けるんですか?』)
(わかんないわよそんなの)
(ライフワークだからじゃないの)
旅館に着き、部屋へ入ると綺麗な景色を見て、鳴海が子供のようにハシャギまわります。しかし、茜はそんなことどうでもよく、早く答えを出したくて堪りません。
「あ~~~」
「疲れちゃったな」
ベッドに横になる茜。
「先に休みません?」
「みっ」
「水汲んできます」
茜は誘惑された鳴海は、カーツと真っ赤になり、逃げ出してしまいます。
鳴海
それからしばらくして、鳴海は露天風呂へ。綺麗な星空を満喫します。
(それにしても・・・)
(夢みたいだ)
(皆川先生と旅行・・・)
「よしっ」
ガバッとお湯から上がる鳴海。
(部屋で)
(一緒に)
(星を見よう)
鳴海は着替えて部屋へ戻ろうとしますが・・・
パキツ
メガネを踏んづけて壊してしまいます。
(一緒に星)
(見たかったのに・・・)
(星を・・・)
モヤモヤの視界に苦闘しながら、何とか部屋へたどり着く鳴海。
「あっ」
「遅かったですね」
襖を開けると、浴衣姿のとても美しい茜が出迎えます。
(どうか)
(笑わずに聞いて欲しい)
(花も星も)
(この世の美しいもの総て)
(あなたを例えるためにある)
クズの本懐8巻43話の感想【ネタバレ注意】
茜と鳴海は、今回 一泊旅行にやって来たみたいです。茜は早く鳴海に感じたモヤモヤの正体を知りたいようですね。
一方、鳴海はどうして茜が他の男と遊んでいても平気なんだろうと疑問だったんですけど、今回の話を読んだ感じだと茜を星や花みたいな綺麗なものだと認識してるのかな?
花はただキレイなもので、普段どうしているかとか気にはしませんよね?そうことなのかな。茜がおかしいのはもちろんですけど、もしそうなら鳴海も鳴海で大概ですね(笑)
まあ、全く別の理由なのかもしれませんが。
とりあえず、この旅行で鳴海が茜のことをどう思っているのか、茜に何か変化があるのか、とても楽しみです♪
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