別冊フレンド2016年10月号の86話の感想です♪
86話はおそらくコミック22巻に収録。22巻の発売日は2016年12月ごろだと思います。
LDK22巻86話のあらすじ【ネタバレ注意】
アパート
ついクセでご飯を作りすぎてしまった葵。柊聖のことを思い出すと、寂しくてたまらなくなります。
葵は、作りすぎたおでんを三条へおすそ分けに行きます。
「それであの」
「絵里さんは・・・」
葵は絵里のことが気になり部屋にあげてもらうと・・・
ズーン
と、部屋の隅で沈んでいる絵里の姿が。
「柊聖はあたしのことなんて・・・」
「よりによってなんで草樹なんかのとこに行くのよ」
「マンションなんていくらでも用意したのに」
ブツブツとボヤキながらヒザを抱えている絵里。そんな絵里に葵が柊聖のことを相談しようと声をかけると・・・
ピンポーン
「あっ2人ともいたいたやっほー♪」
「やーちょーどよかった手間がはぶけた」
明るい顔で、草樹がやってきます。
「よいせっと」
イキナリ葵を抱える草樹。そして、外の車の中へと拉致していきます。
それを追いかけてきた絵里も車の中へ突っ込まれ、そのまま発車。
車の中
「ふう」
「ハイ絵里ちゃんひさしぶり♡」
「ひさしぶりの人間に対してすることなの!?」
「誘拐よ犯罪よ」
「どーいうつもりよ!!」
何事もなかったかのような顔をする草樹に激怒する絵里。
「柊聖の歓迎会アーンド」
「久我山家懇親パーティをするつもりでーす♪」
一応、草樹は主旨を説明しますが、2人とも納得できはずもありません。
「・・・いまさらなんだっていうの」
「あの子が荒れてていちばんつらい時期に」
「あたしは支えた」
「なのにあんたは柊聖の居場所をなくすばっかりで」
悲しそうな顔で訴えかける絵里。草樹に虐げられる柊聖の姿を想像すると、絵里と葵は泣きそうになります。
「だったらなおさら確かめに来なよ」
「ね 葵ちゃん」
軽く挑発する草樹に、怒りが湧き上がってくる葵。
「あなたが血のつながったお兄さんだとしても・・・」
「あたしにとっては得体のしれない人間」
「盗撮魔」
「キス魔」
「悪魔」
「ガッカリなんですよ!!!」
「あなたが柊聖の同居人としてふさわしいか見定めてやります!!」
いつか玲苑に言われたような言葉を投げつけます。
草樹の部屋
草樹の部屋に到着し、中を見て回る葵。キッチンはわりと綺麗にしていますが・・・
「さしばしも軽量カップもない・・・」
「これじゃ自分量で適当な料理しか作れない・・・」
「そして調味料がこれだけ!?」
「豆板醤も鶏ガラスープもない」
「柊聖の好物であるエビチリが作れないなんて」
「ああ嘆かわしい」
姑のようにマイナスポイントを指摘しまくる葵。
さらに、この日のメニューはローストビーフとピザだけだと聞くと・・・
「栄養バランスがかたよってます」
「・・・ヘタでもいいからつくってください」
「好きな相手を幸せになる料理を」
葵は悲しそうに訴えます。
結局、冷蔵庫の中の食材で何品か用意する葵。
「・・・なにやってんの?」
そこへ柊聖が帰ってきます。
葵から、拉致されたことを聞き、ゾッとするような目で草樹を睨みつける柊聖。
「ホラ柊聖 席ついて!!」
草樹が慌てて誤魔化し、パーティを始めます。
「これうまい」
「これ作ったの葵だろ」
そう言って、テーブルの下で葵の手を握る柊聖。そんな二人の様子を、草樹がじっと見つめていると・・・
「ちょっと草樹」
「お酒これしかないの」
絵里につっこまれる草樹。その後も罵り合いながらも、わりと和やかな3人の様子を見て、葵は少し意外に感じます。
(・・・お兄さんて)
(はじめに思ってたかんじとは)
(ちょっとちがうのかな)
ベランダ
ベランダでタバコを吸いながら電話をしている草樹。
「いやあ玲苑があんな目をして帰ってくるとは」
「父親として安心したよ」
「・・・あとは柊聖だけだな」
「息子の玲苑がカフェクーガの後継者」
「柊聖が私の右腕となったら・・・」
「My plan is perfect.(私の計画は完璧だ)」
どうやら、玲苑のお父さんのようです。
「それで草樹」
「柊聖の様子はどうだ?」
「・・・うまく誘導してくれよ」
「・・・そうだぁ願わくば」
「あの2人が別れてくれるのがベストなんだけどなぁ」
玲苑のお父さんの話を聞き、草樹は無言で何かを考え込みます。
コメント
草樹やろう!!