花とゆめ2016年8号のなまいきざかり41話のあらすじと感想です♪
41話はおそらくコミック7巻に収録。7巻の発売日は2016年6月ごろだと思います。
なまいきざかり7巻41話のあらすじ【ネタバレ注意】
朝練
この日は3年生達にとって部活最終日。朝練前に、3年生たちが顔を合わせます。
「・・・まあ若干の不安はあるけど」
「いや若干どころか8割不安だけど」
「やっぱ新キャプテンは・・・」
「「「やつか・・・」」」
そして、朝練が終わった後、3年生たちに成瀬が呼ばれます。
「新キャプテン?」
「オレが?」
新キャプテンの打診を受ける成瀬でしたが・・・
「あーーーー」
「んん・・・」
「まーうん」
「まー」
と、曖昧な返事しかしない成瀬に、みな大不安になってしまいます。
昼休み
昼休み、部室で3年生の荷物の整理をしている由希。すると、ガラッと誰かが入ってきます。誰かと思い、由希が振り返ると・・・・
ぶちゅうううううううう
と、成瀬がキス。
「ぶっは」
「何考えてんの!?」
真っ赤になって狼狽する由希。しかし、成瀬はかまわず、ジッと由希を見つめ続けます。
「・・・もう見納めだなと思って」
「おとといの予選勝ち進んでたら」
「もすこしバスケ部の由希センパイ見てられたのに」
「・・・とか思ってたら」
「キャプテンやりてーとか」
「カンタンに言えなくなっちゃったし」
前に成瀬が気軽にキャプテンをやると言った時のことを思い出す由希。しかし、あの時とは違い、今の成瀬は真剣に考えているのだと気づきます。
「きっとすごい大変だと思うけど・・・」
「でも」
「が・・・」
がんばれと言おうとするものの、言葉が出てこない由希。
あいさつ
午後の練習もあっという間に終わり、3年生たちは最後に一言ずつあいさつをします。みんなが挨拶を終え、残るは由希。しかし、言いたいことが多すぎて、口ごもっていると・・・
「・・・町田先輩!」
「これ・・・」
「部員全員から町田マネに!」
何と由希へ背番号3のユニフォームがプレゼントされます。由希はユニフォームを受け取ると、これまでのことをポツリポツリと話しだします。
「・・・私にとって」
「ここで過ごした時間は」
「みなさんとの思い出は」
「隆北バスケ部は」
「宝物です」
「がんばれ」という言葉が思い浮かぶものの、とても口にはできない由希。
(だって)
(私は)
(毎日)
(毎日)
(毎日必死で頑張るみんなを)
(ずっと近くで見えてきたんだ)
もらったユニフォームで、由希は顔を抑えます。
体育館
練習が終わり、誰もいなくなった体育館。由希は一人ぼーっと体育館を見つめています。すると、そこへ成瀬が入ってきます。
由希の隣に座ると、1年前に由希に告白したことを思い出す成瀬。
「・・・俺キャプテンやることにする」
成瀬の言葉に驚きながらも嬉しくてたまらなくなる由希。さらに成瀬は、由希の前に立つと・・・
「町田マネージャー」
「2年間ありがとうございました」
そう言って、深く頭を下げます。
「・・・俺がんばるからセンパイもがんばって」
「・・・俺」
「ここで由紀センパイと会えてよかった」
ボロボロと泣き出す由希。そんな由希に、成瀬はゆっくりキスをします。
なまいきざかり7巻41話の感想【ネタバレ注意】
今回で、3年生は引退だったみたいですね。由希は成瀬や後輩たちに、「がんばれ」と言いかけて言葉に出せずにいました。限界までがんばってる人達に、もっとがんばれとは言えないですからね。
そこまで何かに打ち込んだことがある人ってあんまりいないんじゃないでしょうか。とてもうらやましいです。きっと大人になって振り返った時に、とてもいい思い出になっていると思います。
それと新キャプテンはやはり成瀬くんになりましたが、相変わらずの甘えん坊ぶりですね(笑)由希がいなくなるけど、これでみんなを引っ張っていけるのかな(笑)
成瀬くんが作る新チームがどんなチームになるか楽しみですね♪
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