花とゆめ2016年13号のなまいきざかり45話のあらすじと感想です♪
45話はおそらくコミック8巻に収録。8巻の発売日は2016年10月ごろだと思います。
なまいきざかり8巻45話のあらすじ【ネタバレ注意】
朝
「俺は大丈夫」
「俺の目ね・・・」
「センパイしか見えてねーから大丈夫」
朝早く、あの日のデートの夢を見て、目が覚める由希。個々最近、妙にフワフワした状態が続きます。
「あっ」
「町田先輩」
「おはようございます!」
早起きして2度寝もできない由希は、差し入れを持って部活の朝練を見学に行きます。
入り口から、チラリと成瀬の方へ目をやる由希。少しの間に、なんだか成瀬がキャプテンらしくなっているように感じます。しかし、成瀬に見惚れている自分が何だが気持ち悪くなり、早々と体育館を後に・・・
「由希センパイ俺のこと見に来たの?」
由希が歩いていると、調度休憩になった成瀬が、後ろから抱きついてきます。
あたり前のようにチュッと由希にキスをする成瀬。そして、今日も一緒に帰りたいと言い出します。
しかし、この日は予備校がある由希。さらに、キャプテンとして頑張っている成瀬の体調を心配し、先に帰るように伝えます。
「由希センパイといっしょに帰んねーと具合わるくなって」
「吐くし」
と、ミエミエの嘘をつく成瀬に呆れ果てる由希。
(嘘つくな)
夜
結局あの後、先に帰るようムリヤリ押し切った由希。予備校が終わり、一応これから帰ることを成瀬に連絡しようとしますが・・・
「おつかれ」
入り口の横に成瀬の姿が。
「待ってなくていいから帰れって言ったでしょ!?」
成瀬を見て驚くよりも、怒りが湧いてくる由希。なぜ、成瀬の体調を心配する気持ちを分かってくれないのかと、腹がたちます。
そんな由希を悪びれもせず、じっと見つめる成瀬。
「・・・『何でわかんねーんだこのばか』って思ってんだろ」
「でも」
「センパイこそ」
「・・・あと何日」
「こーやっていっしょにいれるかわかってんのかよ」
成瀬の言葉にハッとする由希。いつも成瀬の気持ちを見落としてしまう自分が嫌になってしまいます。
そのまま由希が家に帰ると、弟から明日の弁当を頼まれます。お弁当という言葉に反応する由希。
(おお・・・っ)
(せめて卒業前に一度くらいはクリアしておかなければ・・・)
(同校カップルの必須項目・・・!)
(いっしょにお弁当!!)
昼休み
翌日、成瀬の分までお弁当を用意し、登校する由希。昼休みになり、成瀬の教室の前まで来ますが、どうやって成瀬を捕まえるか迷ってしまいます。
「まっちだセーンパイ!」
由希の姿を見て、市井が声をかけてきます。由希の手のお弁当を見て、事情を察する市井。
「おい成瀬」
「先輩がよんでる」
「由希センパイ」
「どうしたの」
市井に呼ばれて、のっそりと教室の外へ出てくる成瀬。しかし、人目が集まり、由希は帰って言い出しづらくなってしまいます。
そうこうしているうちに、同級生たちが成瀬に絡んできます。
「あ・・・いや・・・」
「何でもない」
結局、言い出せないまま、自分の教室へ帰っていく由希。
放課後
放課後、ションボリしながら由希が帰ろうとしていると、成瀬が声をかけてきます。体育館のメンテで、今日の部活は休みになってしまったようです。
慌てて手に持ったお弁当を落としてしまう由希。それを成瀬が拾い、まだ中身が入っていることに気づいてしまいます。
「それは・・・っ」
「・・・・・っ」
「ぃ」
「・・・いっしょに・・・食べようと思って」
「・・・つくってきたの・・・」
顔を赤くし、恥ずかしそうに打ち明ける由希。すると、成瀬が由希の腕を掴み、ズイズイとどこかへ引っ張っていきます。
向かった先は非常階段。お弁当の中身を写メに撮る成瀬。そして・・・
「・・・食わして」
そう言って、あーんと口を開けます。ひと口食べさせて、キュンとなってしまう由希。恥ずかしすぎて目を逸らすと、ここから部室が見えることに気づきます。
部活のない日も、掃除や何かをやっている由希をここから見ていたという成瀬。
「センパイのことをすきになってからは」
「ここくるとセンパイのことばっか考えてた」
「だから」
「多分センパイが卒業した後は」
「ここにくればセンパイといるような気分になるかも・・・」
そう言って、ビル風に寒がる由希を、後ろから自分が来ている制服ですっぽりと包みます。
「・・・じ・・・」
「・・・じゃあ・・・」
「・・・ほ・・・」
「他の人は・・・」
「連れてこないでね・・・」
恥ずかしそうにそういう由希に、成瀬が嬉しそうに頭をグリグリします。
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