花とゆめ2016年14号のなまいきざかり46話のあらすじと感想です♪
46話はおそらくコミック8巻に収録。8巻の発売日は2016年10月ごろだと思います。
なまいきざかり8巻46話のあらすじ【ネタバレ注意】
ウィンターカップ
「キャプテン?」
「オレが?」
「副ではなく・・・?」
ウィンターカップ3日前。センパイから次期キャプテンへの就任を告げられ、目玉が飛び出しそうになる袴田。全く考えておらず、ホントに自分でいいのか不安になります。
そして、試合当日。
「あ」
「由希センパーイ」
「オレの隣とヒザの上空いてるよー」
見に来るように頼まれた由希が会場がいくと、成瀬たちも来ています。成瀬も来るとは聞いてなかった由希。
(なぜだまって・・・)
(まだ何か勘ぐってるのか・・・?)
結局、試合は三寿々がなんなく初戦突破。
「・・・ちょっと行ってくる」
試合中なぜかずっと怪訝な表情で袴田の動きを見つめていた成瀬は、袴田のところへ向かいます。成瀬がまた何かしでかすのではないかと不安になり、後を追う由希。
試合後
ボコッと飲み残しのドリンクを袴田の頭に投げつける成瀬。
「さっきの試合さー」
「なんか大人しくなかった?」
そう言われて見ると、由希も予選の時のような凄まじさはなかったように感じます。
「・・・っ・・・・べ・・・別にんなもん」
図星を突かれて慌てて反論しようとする袴田。しかし、成瀬は自分が振っておいて、ロクに話も聞かずに・・・
「あーあと言い忘れてたんだけど」
「俺キャプテンなったから」
キャプテンという言葉にギクリと反応する袴田。成瀬から、自分はやらないのかと聞かれますが、口ごもってしまいます。
「やんないの?」
「なんだ」
「じゃあ競争にもなんねーじゃん」
「つーーーまんねーーー」
心底つまらなそうな顔をする成瀬。その顔を見て、袴田はイラッとしてきます。
「町田さん」
「きっ・・・気合・・・入れてもらえませんか・・・っ」
「お願いします」
「オレ明日もこんな状態でいくわけには・・・っ」
そう言って、由希たちの方に背中を向ける袴田。しかし、思わず口走ってしまったものの、自分でも何を言っているのか訳が分からなくなってしまいます。
そんな袴田のお願いを快く受け入れる由希。そして、由希が袴田の背中を叩こうとした瞬間。
バシーーーー
成瀬が袴田に思いっ切り張り手を食らわせます。
「重」
「なんすか今の重さ・・・」
予想外の重さにビックリする袴田。それが成瀬の一撃だと分かって、怒り出します。
子供のころ
子供のころを思い出す袴田。この前の試合で自分がシュートを外したせいで負けてしまい落ち込んでいます。
「やめる?」
「クラブを?」
練習しても全然うまくならないからやめるという袴田の愚痴を、つまんなそうな顔で聞いている成瀬。
「あたりまえじゃん」
「ヘタだからやめるとか言ってるヤツが」
「うまくなるわけねーし」
「やめたいならやめれば?」
袴田の成瀬の態度にイラッと来てしまいます。そして、その日から思いっ切り自主練に励みます。
(そうだ)
(あの日から俺は)
(前だけを見てきたんだ)
二回戦
翌日、ウィンターカップ二回戦。この日は、苦戦中の三寿々。追いつけそうで追いつけない展開に、チームメイト達は心が折れかかります。
「こんな展開・・・」
「・・・っこんなんまだまだ」
「痛くも痒くもねースよ・・・っ」
ゼイゼイ言いながらも、絶対に諦める様子を見せない袴田。先輩達は、一番ボロボロになっている袴田の言葉に心を打たれます。
入部直後からレギュラーを取ろうと、休日も自主練をしていた袴田。そんな袴田をバカにする人もいたものの、袴田は信念を曲げることはありません。
そんな袴田の姿を思い出し、先輩が肩を叩きます。
「一直線で頑固で負けず嫌いで」
「人一倍あきらめが悪くて」
「お前みたいなバカなら」
「もっと三寿々を強くできるよ」
袴田の奮闘もあり、1ゴール差まで迫った三寿々。しかし、惜しくもそのままタイムアップ。
試合後、応援に来ていた成瀬のところへ今度は袴田の方からやってきます。
「いい忘れてたけど」
「俺もキャプテンなったから」
今度はキッパリと言い切ります。
「ほーん」
「・・・じゃあやっと競争できんな」
「どっちのチームが先に全国行くか」
そう言う成瀬にフッと笑いかける袴田。
「アホじゃねーの」
「美寿々と隆北じゃ」
「格がちげーんだよ」
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