花とゆめ2016年18号のなまいきざかり49話のあらすじと感想です♪
49話はコミック9巻に収録されると思います。
なまいきざかり9巻49話のあらすじ【ネタバレ注意】
学校
入試の結果が発表された由希。もちろん見事に合格で、受かったことを成瀬に報告します。
「おめでと」
「ありがとう」
「超おめでと」
「どうもありがとう」
「おつかれさま」
由希を労い、頭をナデナデする成瀬。
「んじゃこれで由希先輩も」
「心置きなくバレンタインチョコつくれるな」
「・・・・・・チョコ?」
バレンタインは2日後。由希は、全く頭になかったようです。
家
お店のチョコを見て回る由希。弁当すら死ぬほど勇気がいった由希は、とてもチョコを作ろうとは思えません。
チョコを買って家に帰った由希。すると、夜 妹たちが一緒にチョコを作ろうと誘いにきます。由希は、もうチョコは買ったことを伝えますが・・・
「バカタレー!!」
「彼チョコを!?弟らと同じ!?買いチョコで済まそ-ってか」
「そんなヤル気ないならなぁ」
「彼女なんてやめっちまえー!」
と、叱られてしまします。
「ていうかお姉ちゃんっ」
「高校生活最後のイベントだよ?」
「成瀬翔に何か伝えたいこととかないのー?」
さらにそう言われ、今までずっと成瀬が近くで励ましてくれていたことを思い出します。
(ちゃんと感謝を伝えなきゃ)
(ちゃんと・・・)
成瀬に感謝の気持ちを伝えるために、一緒にチョコを作ることにする由希。
「かーんせーい♡」
そして、妹達に言われるがまま作っていると、見事にかわらしいくまのチョコレートができあがります。
学校
翌日、あまりにかわいすぎるチョコレートに不安になりつつも、勇気を出してチョコを渡すチャンスを伺う由希。
物陰からコッソリ成瀬の様子を見ていると、他の女子たちがドンドン成瀬にチョコを渡していきます。世の女子のオフェンス力を目の当たりにして、由希は心が挫けそうになってしまいます。
(逃げるな由希・・・!!)
必死に自分に言い聞かせる由希。しかし、そのまま放課後になってしまいます。由希が下駄箱でどうしようか迷っていると・・・
「由希先輩」
「オレのチョコどこー?」
後ろから、由希の頭に顎を乗せてくる成瀬。とりあえず一緒に帰ろうと、成瀬がが下駄箱を開けると、バラバラと大漁のチョコが落ちてきます。
落ちたチョコを成瀬が拾っていると、うさぎの可愛らしいクッキーが2人の目に入ります。
「センパイこーゆうのすきそーだな」
「似合わねーけど」
成瀬の言葉に、ビクッと反応する由希。そして、イキナリ教室の方へ走っていってしまいます。
「は?」
訳がわからず唖然となりながら、成瀬は由希を追いかけていきます。
教室
教室に入り、追いかけて来た成瀬を拒否するようにドアを背にする由希。
「入試までの間ずっと」
「あんた応援してくれてたし・・・」
「それで受かったってゆーのも絶対あるし」
「で だから・・・その・・・」
「チョコ・・・つくってみたんだけど・・・」
「失敗・・・したかもしんないから・・・」
由希はドアの外の成瀬に、言い訳をするようにゴニョゴニョと語りかけます。
「ほしい」
ガラッとドアのスキマから、成瀬が手を伸ばします。
「・・・笑わないでしょ」
「・・・うん」
「何その間」
観念して、スキマからチョコを渡す由希。
成瀬が箱を開けるとかわいいクマのチョコが。由希は恥ずかしくて堪らなくなり、頭をかかえてへたり込んでしまいます。
「ふっ・・・」
と、笑い声をもらす成瀬。
「だから笑うなって言っ・・・」
ガラッ
由希の言葉を遮るように、成瀬がドアを開け、後ろから由希を抱きかかえます。
「笑ってない」
「・・・うれしくてニヤけてるだけ」
成瀬の言葉に、由希は真っ赤になってしまいます。
そのまま、成瀬は教室の横に座り、由希の前でチョコを食べ始めます。
成瀬の横で思い出したように、由希は受験の日 袴田とは何をなかったことを改めて伝えます。
「・・・じゃあちゅーしていい?」
「何で今」
「だってオレに『お礼』したかったんでしょ?」
胸がドキンと高鳴り、目を閉じる由希。
「!!?」
「んむ!!?」
由希の唇に触れたのはチョコレート。慌てふためく由希を見て笑いながら、成瀬が由希の口に触れたチョコを口にします。
「も・・・っ」
「もういい」
からかわれて怒り出す由希。そんな由希の頭に手をやり、成瀬が強引にキスをします。
(いつまでたっても)
(私はこいつの一つ一つに)
(翻弄されてばかりだ)
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