花とゆめ2018年5号のなまいきざかり77話のあらすじです♪
77話はおそらくコミック13巻に収録されると思います。
なまいきざかり13巻7776話のあらすじ【ネタバレ注意】
由希
成瀬が新歓に行ってしまい愕然とする由希。
(大学生なんだし)
(成瀬には成瀬のつながりができるし)
(まあそのうち)
(連絡もくるだろうし)
そう思いながらも連絡はなし。一晩中待ち続けた由希は、徹夜明けのひどい顔で大学へやってきます。
構内を歩いていると、フツーに成瀬が声をかけてきます。
「・・・そ」
「そういえば昨日はどうだったの?」
「なんかスゲー連絡先きかれた」
あっけらかんと答える成瀬。由希は教えたのか教えてないのか聞きたいのに、どうしても聞けません。
「教えてたら怒る?」
逆に聞かれるものの、「怒る」と答えると成瀬を信じていないことになってしまう気がしてしまいます。
「・・・別にそんなの・・・」
「私が決めることじゃないし・・・」
由希がプイッと誤魔化すと、ちょうど成瀬の同学年の友達がやってきます。
いつものようにたくさんの人に囲まれる成瀬を見て、由希は次の講義へ向かいます。
(これからは不安もなく)
(いつも一緒にいられるなんて)
(どうして)
(疑いもしなかったんだろう)
放課後
講義が終わった後、由希が気分転換に部室の整理に向かうと諏訪さんが1人ボーッとしています。
由希は元気のなさそうな諏訪さんを心配して声をかけます。
「ちょっと」
「昔お別れした人のこと思い出してただけ」
そんなことを言われ、どう反応していいか困っていると・・・
「彼氏くんは学校来てるの?」
成瀬のことを聞かれる由希。成瀬がすでに人気者になっていることを伝えると、諏訪さんはおかしそうに笑います。
「ちゃんと好き同士なんだから」
「遠慮せずに近くにいたらいいんじゃない?」
そう言われ、由希は少し気が楽に。そして、成瀬が誰かに誘われる前に自分のうちに誘うことを決心します。
由希が成瀬の講義が終わるのをドキドキしながら待っていると・・・
「今日テニスサークルのコンパあるんだってー行かない?」
(誘われながら出てきた・・・)
想定外の事態に狼狽する由希。すると、成瀬が由希の姿に気づきます。
「・・・行ってきてもいい?」
「どうぞ」
嫌だと言いたいものの、成瀬の友達にも頼み込まれ、由希はついOKしてしまいます。
そのまま由希が帰ろうとしていると、成瀬が突然うずくまります。
「イテ・・・」
「イテテ・・・」
由希が心配して歩み寄ると、成瀬は由希の手を取り、ズイズイとどこかへ引っ張っていきます。
講義室
由希を空いていた講義室へと連れ込む成瀬。
「由希センパイってさぁ」
「オレの腹だの足だのがイテー時しか」
「心配してくんないんでしたっけ?」
成瀬の物言いに由希はイラッとしますが・・・
「昨日 新歓行った時」
「何で引き止めてくんなかったの?」
そう言われ、由希は自分が勝手に遠慮していたことに気づきます。
「何でそーやって」
「1人で先に大人んなったフリして」
「彼女なのに他人みてーな顔すんの?」
「オレのきもちいトコも恥ずかしい顔をもう全部知ってんのに」
「何で知らんぷりすんの・・・?」
成瀬はじっと由希を見つめると、そのまま強引にキスをします。
「でっけー学校で」
「めっちゃ人いて」
「この先いろんなことあんだろーけど」
「オレは」
「ただ由希先輩が好きなだけ」
由希は「好き」という言葉にハッとします。
(知らんぷりしているのは)
(どっちだ)
(たったそのひと言で)
(私がお腹いっぱいになるの)
(知ってるくせに)
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