花とゆめ2018年8号のなまいきざかり80話のあらすじです♪
80話はおそらくコミック14巻に収録されると思います。
なまいきざかり14巻80話のあらすじ【ネタバレ注意】
由希
スマホで諏訪さんの連絡先を表示する宇佐見さん。そして、手を震わせながら、思い切って通話ボタンを押しますが・・・・・・
発信音は鳴るものの、いつまで待っても諏訪さんの応答はありません。
そのころ、諏訪さんは着信音を無視し、ギューっと由希を抱きしめています。
「誰ともまともに向き合えなくて」
「自分には『恋愛』なんて出来ないって思い込んでたけど」
「それも」
「町田さんとなら変えられる気がする」
そう言って、体育館を出ていく諏訪さん。そして、去り際 もう一度由希の方を振り返ります。
「じゃあ」
「そーいうことだから」
「一応 告白だから」
由希はカーっと真っ赤に。しかし、告白と言われても、何か違和感のようなものを感じます。
翌日、構内のベンチで宇佐見さんと話をする由希。
「諏訪さん昨日部活終わり何してのかな」
宇佐見さんはそう言って、ボーッとスマホを見つめます。由希は宇佐見さんを応援したいものの、そうすることもできず気まずくなってしまいます。
すると、2人の前を成瀬が通り過ぎていきます。スレ違いさま・・・
「年上マニア」
小声でそうささやく成瀬。
そんな成瀬の態度に由希はイラッとしていまいます。
成瀬
翌日、成瀬が街を歩いていると、なんと木戸先輩と出会います。
成瀬は渋い顔をするものの、ズイズイと話しかけてくる木戸先輩。
「今日は彼女は一緒じゃねーのか?」
「インハイ決めて交際宣言とかお前かっこよすぎだろーが~」
そう茶化されるものの、成瀬は寂しそうな顔に。
「・・・別に」
「すぐ負けたし」
「そもそも全国出場自体まぐれだったのかもしんねーし」
成瀬の態度に、木戸先輩は軽く驚きます。
「・・・お前変わったた?」
「ちょっと大人になった気がする」
そう言われるものの、成瀬には「大人になる」ということ自体どういうことが分からない様子
「そーやって悩んで考えてること自体」
「ちょっとくらい成長してるってことじゃん?」
木戸先輩の言葉にハッとした様子で考え込む成瀬。そして、木戸先輩の脇にイキナリ頭突きを喰らわせます。
「・・・やっぱムカつく」
「・・・やっぱ」
「あんたには一生 勝てねー気がする」
成瀬は切なそうに、つぶやきます。
由希と諏訪さん
そろーっと部活の用具室へ入っていく由希。この日の部活は休みですが、予想通り諏訪さんが1人で自主練をしています。
「昨日の返事でもしにきてくれたの?」
「はい」
「すみません!!!」
諏訪さんの方から切り出され、キョドりながら返事をする由希。あまりにキッパリと断られ、諏訪さんは大笑いしてしまいます。
「諏訪さんが私を『盗りたい』って感情は・・・」
「恋愛とは別物というか・・・」
「何かきっかけを求めているというか・・・」
由希はこの前感じた違和感を素直に伝えますが、諏訪さんはイマイチ納得がいかない様子。
「じゃあ町田さんは何で成瀬と付き合ったの?」
「町田さんに成瀬は重たそうっていうか」
逆に聞き返す諏訪さん。由希もイマイチ自分が成瀬と合ってないことは自覚しますが・・・
「あいつが必死でバスケしてるとこだけは」
「自信持って『好きだ』って言えるから」
「あいつを支えるためなら」
「何があったも側にいます」
キッパリとそう伝え、由希は帰っていきます。
宇佐見さん
その日の夜、宇佐見さんが部屋に帰っていると、雨のなか道端にへたりこんでいる諏訪さんを見つけます。
「諏訪さん!!?」
宇佐見さんが声をかけるものの、諏訪さんはグデングデンに酔っているようで、反応はイマイチ。
「・・・あの」
「私のアパート」
「この近くですけど・・・」
「いく・・・」
どうにか諏訪さんを部屋まで運び込み、着替えがないか探す宇佐見さん。すると、イキナリ後ろから諏訪さんが抱きついてきます。
「何で俺のこと見てくれんと・・・?」
そう言いながら、ジッと宇佐見さんの顔を見つめる諏訪さん。酔っ払って方言を話し出す諏訪さんに、宇佐見さんはキュンとしてしまいます。
「・・・ごげん好いとーとか」
「何でなんも分かってくれんと・・・」
「俺も」
「側におって欲しかとに・・・」
「好き」という言葉に、宇佐見さんはドキッとしますが・・・
「町田さん・・・」
(・・・・・・・・・え?)
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