花とゆめ2018年10号のなまいきざかり81話のあらすじです♪
81話はおそらくコミック14巻に収録されると思います。
なまいきざかり14巻81話のあらすじ【ネタバレ注意】
宇佐見さん
朝、目を覚ます諏訪さん。
「・・・おあよー」
「ございます」
宇佐見さんはずっと起きていたのか、どよ~んとした雰囲気で挨拶をします。
宇佐見さんの部屋で目を覚まし慌て始める諏訪さんに、宇佐見さんは何もなかったことを伝えます。
「諏訪さんて」
「博多弁ならホントのこと喋れるんですね」
「由希ちゃんが好きって言ってました」
宇佐見さんの言葉に、諏訪さんはハッとします。
「・・・て・・・」
「ゆーか・・・」
「好きなら好きって教えてくれたらよかったのにぃ」
重い空気から一転、おちゃらけた調子で話す宇佐見さん。そして、さっさと支度を済ませ、すぐに2人は大学へと向かいます。
宇佐見さんが大学の机でボンヤリとしていると、由希がやってきます。由希は少し様子のおかしい宇佐見さんに、どうしたのか訊ねますが・・・
「あー・・・」
「ごめんちょっとおなかイタくてさ」
そう言いながらガバっと起き上がる宇佐見さん。
「次トランポリンの授業とってて!!」
「またLIMEする!」
「おなかイタいのにトランポリン飛ぶの!?」
呆気に取られる由希を残して、宇佐見さんはあわてて立ち去っていきます。
大学
先ほど由希におかしな態度をとってしまった後悔しながら、学食でお昼を食べる宇佐見さん。
すると、ゴホゴホとむせる声が聞こえてきます。仕切りの向こう側に目を覗くと、何とそこには諏訪さんの姿が。
(七味いれすぎてむせたの!?)
(この期に及んでかわいさ出してくるとか何なの)
(こっちはもう瀕死なんだよ!!)
宇佐見さんがさらに弱っていると、さらに諏訪さんの隣に成瀬までやってきます。
(で成瀬翔も来んの!?)
(何この不安いっぱいトライアングル・・・!)
諏訪さんは、イキナリ隣に座った成瀬のことを不審そうに見つめます。
「・・・何?」
「オレのこと嫌いなのやめたの?」
「やめてない」
諏訪さんの問いに即答する成瀬。
「けど」
「いー加減オレもガキすぎると思って」
「あんたのことは嫌いだけど」
「このまま避けてもイミねーし」
「そもそもオレ」
「バスケやりたくてここに来たんだし」
成瀬の言葉に、諏訪さんはハッとします。
「あいつが必死にバスケしてるとこは」
「自信持って好きだって言えるから」
諏訪さんは、この前 由希がそう言っていことを思い出すと・・・
「オレ」
「町田さんに告白したから」
成瀬にそう告げ、席を立ちます。
由希から全く聞かされていない事実を告げられ、成瀬と宇佐見さんは共にその場で愕然とします。
由希の部屋
夜、由希の部屋を訊ねる宇佐見さん。
「・・・・由希ちゃん」
「さ・・・」
「諏訪さんに告白されたって」
「何で話してくれなかったの・・・?」
思わぬ問いかけに、由希は言葉に詰まってしまいます。
「何でだまってたの?」
「ずっと」
「ホントは」
「私のことばかなヤツって思ってたんじゃないの・・・!?」
由希を責めるように、宇佐見さんは問い詰めますが・・・
「ごめん」
「由希ちゃんがそんなコじゃないって」
「ちゃんと分かってるのに」
宇佐見さんはすぐに我を取り戻すと、由希に思いっきり抱きつきます。
「私・・・」
「諏訪さんが好きだ・・・」
「でも」
「諏訪さんと同じくらい」
「由希ちゃんのことも好きなんだよぉぉ」
宇佐見さんは由希の胸の中で号泣。
宇佐見さんの話を聞き、自分が成瀬とも宇佐見さんともしっかり向き合わなかったことを後悔します。
そして、由希はこれまで人の恋愛話が他人事にしか思えなかったこと、しかし宇佐見だけは心の底から応援したくなったことを打ち明けます。
宇佐見さんの顔をしっかりと見つめる由希。
「それは多分」
「宇佐見さんに本当に好きな人がいるから」
「私に」
「初めて」
「死ぬほど好きなヤツができたからだと思う」
由希は、ギュッと宇佐見さんの両手を握りめます
「宇佐見さん」
「思い知らせてやろう」
「こっちだって」
「本気だって」
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