逃げるは恥だが役に立つ21話のあらすじです♪
21話はコミック5巻に収録されています。
逃げるは恥だが役に立つ5巻21話のあらすじ【ネタバレ注意】
夜
小鳥のようにチュッとキスをする平匡。さらに今度はみくりから濃厚なキス。そして、最後にハグ。
「えへへ」
体を離すと、満足そうにかわいい笑顔を浮かべるみくり。
「じゃあ」
「おやすみなさい」
平匡が頬を紅くしながら、自分の部屋へ入っていきます。
(平匡さんがーーー)
(可愛すぎる件についてーーー!)
(たまらーーーん!!)
みくりは自分の布団で悶絶してしまいます。
大満足で眠りにつくみくりに対し、トントン拍子で恋愛が進んでいくことが怖くなってくる平匡。
(みくりさんはおそらく経験者)
(意外と積極的でドキドキしてまったく動けなかった)
(もしかして)
(物足りなかったのではないか・・・?)
休日
翌日の休日。部屋でノンビリするみくりと平匡。
「そうだ平匡さんケーキ好きですか?」
「来週日曜作ってもいいですか?」
みくりに聞かれ、もちろん平匡も了承。しかし、何かあるのかと気になって調べてみると、来週日曜はみくりの誕生日であることに気づきまず。
平匡は何かプレゼントしようかと思いますが、経験の少ない平匡には何を贈っていいか分かりません。
(うわ~めんどくせ~)
(プロの独身だからわかる)
(”そっちは”茨の道だって)
あくまでビジネスライクに契約恋人として接した方が傷つかずにすむと分かってはいるものの、初めてしったみくりという居場所があまりにも温かく、とてもそれを手放す気にはなれません。
会社
「そういえばみくりさんの誕生日もうすぐですね」
「お世話になってるしなあ」
「何かあげようかなあ」
休憩中、平匡に声をかける風見さん。平匡は参考までにどんなものを贈るか尋ねます。
「そうですねえ」
「ちょっといいチョコレートを少しだけ」
「かな?」
風見さんのあまりにスマートな返答に、驚かされる平匡。
(わ)
(わかってるーーー!!)
(さすがモテそうな男は違う!)
誕生日の数日前
この日は風見さんの家事代行にやってきたみくり。風見さんから、早めのプレゼントを渡されます。
いいものをちょっとだけという距離感をわきまえた風見さんの心遣いに、みくりは大感激。
「みくりさん」
「なんかちょっと綺麗になりました?」
みくりが喜んでいると、不意に訊ねられます。みくりはテレながらお礼を言いますが、心の中では大慌て。
(あーびっくりした)
(恋してるのバレたかしら)
(それとも単なる社交辞令かなー)
(風見さんはさらっと褒めるのうまいから)
誕生日
そして、いよいよみくりの誕生日。この日まで、何を贈ろうかあれやこれやと考え込んできた平匡。
「みくりさん」
「お誕生日おめでとうございます」
お祝いの言葉とともに封筒を渡す平匡。
「わー知っててくれたんですか」
「ありがとうございます」
「何かなー映画のチケットとか」
みくりが嬉しそうに確認しますが、中身を見て絶句。何とそこには現金が入っています。
「これはプレゼントではありません」
「賞与です」
「いろいろ考えたんですけど結局はこの言葉に尽きるというか」
「いつもどうもありがとうございます」
「これからもよろしくお願いします」
そう言って頭を下げる平匡。
「・・・平匡さん」
「ハグしていいですか」
みくりはあまりの感激に、つい平匡を抱きしめてしまいます。
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