逃げるは恥だが役に立つ25話のあらすじです♪
25話はコミック6巻に収録されています。
逃げるは恥だが役に立つ6巻25話のあらすじ【ネタバレ注意】
平匡の部屋
何が起こったのか分からず混乱するみくり。拒絶されたのは分かったものの、何が平匡を不機嫌にさせたのか分かりません。
その日から、一緒にいる時はニコニコ明るく振る舞うものの、1人になると泣けてきてしまいます。
(あんな切ないハグがあるとは思ってもみなかった)
(あんなハグならされないほうがよかった・・・)
キスしてハグして、とても幸せだったみくり。自分がそう感じていただけで、平匡は何とも思っていなかったのかと考えると、悲しくなります。
しかし、ひとしきり泣いて過ごすと・・・
「なんかもう相手の気持ちって考えなくてよくね?」
と、小賢しいみくりが復活。
いくら相手の気持ちを推し量っても、本当の気持ちなんて分かるはずもなく、むしろ試されるのは自分ではないかという考えに至ります。
(信じるとは結局)
(相手への自分の気持ちを信じること)
(えー私そこまで人を好きになったことってあったかな~)
そこでハッとなるみくり。
(ああ)
(だからか)
(だからいつも私は)
風見さんの部屋
風見さんの部屋へ、家事をしにやってきたみくり。
「みくりさん大丈夫?」
「最近 様子がおかしいって百合さんも心配してましたよ」
みくりがおかしかったのは周りにもバレていたらしく、風見さんが心配してくれます。
吹っ切れたつもりだったのに、優しくされるとみくりはまたワンワンと泣き出してしまいます。
「わ!」
「わかりましたから泣かないでください」
「ほら涙ふいて」
「大丈夫?」
風見さんは、みくりの涙を優しく拭い、落ち着くまで静かに見守ってくれます。
(ああ)
(相手が風見さんならこんなふうに女の子あしらいもうまくて)
(ちょっとした言動にいちいち泣くことはないのかしら)
(て あーほらもうこんなことで揺らぐ!私の気持ち!)
(信頼感ゼロ!)
風見さんに感激すると同時に、簡単にフラフラしてしまう自分に頭を抱えるみくり。人を好きになるのは簡単でも、誠実に愛するのは難しいということに気づきます。
(じゃあ あきらめる?)
(手放す?)
(どうする?)
翌朝
翌朝、もうすぐ平匡の誕生日が迫り、みくりが作る予定のケーキを妄想しながら浮かれていると・・・
「誕生日なんですけど」
「一応言っておくと誕生日プレゼントはいりません」
「それとですね」
「大事な話があるりますので夕食後ちょっと時間もらっていいですか」
平匡が事務的な態度で告げます。
(「大事な話」キター!)
「大事な話」という言葉にドキッとするみくり。平匡を会社に送り出し、1人になったみくりは別れを告げられるのではないかと思い、落ち込みます。
しかし、いい話という可能性も捨てきれず・・・
「みくりさん好きだー!」
そう言って自分に抱きついてくる平匡を妄想するみくり。
(やばい妄想だけで死ぬ!)
(もう妄想だけでこんなに楽しい)
(楽しい気持ちをくれてありがとう平匡さん)
落ち込んだり浮かれたりしていると、みくりはもう平匡が何を言おうがどうでもよくなってきます。
(だって)
(私が彼を好きなことに変わりはないんだもの)
誕生日
そして、平匡の誕生日当日。一緒に食事と手作りのケーキを食べます。
食事を終えると、改まった様子で話しだす平匡。
「前に言ってた大事な話なんですけど」
「いろいろ考えた結果」
「僕達のこの契約」
「システムの再構築が必要なんじゃないかと」
悪い話を覚悟していたみくりは、意外な展開にキョトンとなります。
「ここしばらく表面上は大きなトラブルはなかったですが」
「正直お互い見てみないふりをしていたというか」
「一度ちゃんと見なおしてみませんか」
「長く続けていくために」
「長く続けていくために」という言葉を心の中で復唱するみくり。
「あ~~~~~~~」
「シャットダウンされなくてよかった~」
全身の力が抜け、テーブルにへたり込みます。
「しませんよ」
「もう僕にとってそんなに簡単に手放せるものではないんです」
平匡の言葉にハッとなるみくり。
「わーん平匡さーん!」
「大好き・・・」
「平匡さんも私のこと好きになればいいのになー」
そう言いながら、みくりは平匡に抱きつきます。
「・・・すよ」
「好きですよ」
静かに呟く平匡。そして、みくりにキスをし、押し倒します。
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