Kiss2016年1月号の逃げるは恥だが役に立つ32話のあらすじです♪
32話はコミック7巻に収録されています。
逃げるは恥だが役に立つ7巻32話のあらすじ【ネタバレ注意】
百合ちゃんのマンション
「何も言わずに1ヶ月ここに置いてください!」
そう頼みこんで、百合ちゃんのマンションの置いてもらって一週間。みくりは平匡とは上手くいっていると言うばかりで、詳しいことは語らないまま。
しかし、百合ちゃんは少しモヤモヤしながらも、快くみくりを受け入れてくれます。
「でもこの年になって今さら誰かと暮らすなんて無理と思ってたけど意外とそうでもないわね」
「みくりは気心も知れてるさあ」
「このままずっとみくりと暮らすのもいいわね・・・」
ポツリとこぼれた百合ちゃんの言葉に、ギクリとするみくり。
(危険!!)
(百合ちゃんと一緒にいるとお互い楽なゆえに依存しまくりでずぶずぶになって抜けだせなくなりそう・・・)
昼
「みくり~」
「やっさん久しぶり!」
この日、みくりは中学からの友達のやっさんと久しぶりに再会します。やっさんは元ヤンの美女。高校を出て公務員になって職場恋愛で21歳で結婚。
しかし、相手の浮気が発覚し、いろいろ相談していたバイト先の店長と恋仲に。ところが妊娠が発覚すると、店長がまさかの失踪。
結局、なんだかんだで離婚して実家に戻ってきます。しかし、子供を産んだことは後悔しておらず、明るく元気に暮らしているようです。
一通り、自分のことを話し終えると、やっさんはみくりの近況について訊ねます。
「えっと・・・」
「家事代行の仕事してんだけど今つき合ってる人と結婚の話が出てる」
少し浮かない表情で答えるみくり。結婚して仕事が見つかるかどうか、さらに仕事と家事をどうやって両立させるか、頭を悩ませているようです。
「あたしも今 実家で家事やらされてるけど家事ってやって当たり前って思われるし現金収入がないのよね」
みくりと同じような悩みを抱えている様子のやっさん。それを聞いて、みくりはやはり家事の地位の低さを実感してしまいます。
「・・・あー・・・」
「うちのおばあちゃんが八百屋やってたんだけど入院することになってね」
唐突に変な話をしだすやっさん。おばあちゃんがやっていた八百屋を閉めたくないらしく、自分がやらされるハメになり憂鬱なようです。
みくりが代わりにやるように勧められますが、さすがに将来性もなさそうで断ります。
それからしばらくおしゃべりをして、2人は別れます。
夜
夜、この日は週末ということで、約束通り平匡のところへ戻ってきたみくり。2人でワイワイと餃子を作ってエンジョイします。
そのころ、みくりが帰って一人になった百合ちゃんは、風見さんを誘って飲みに出かけます。
風見さんがみくりの別居の理由を何か知らないか探る百合ちゃん。
「1ヶ月の別居ねぇ・・・」
「あの夫婦はちょっと変わってますからねぇ・・・」
「またなんか実験でもしてるのかなー」
「ていうか直接訊けばいいじゃないですか姪っ子でしょう」
「そうなんだけどさー」
「なんていうかこう」
「親とは違う理合のある叔母っていうポジションを守りたかったというか」
「言いたくないなら訊かないよ的な懐の深さを見せたかったっていうか・・・」
変なところに見栄を張る百合ちゃんに、風見さんは軽く苦笑いします。
「でもそうか・・・」
「津崎さんと入れ替わるチャンス・・・」
「ちょっと!!!!!!」
「冗談ですよ~あはは」
クリスマスイブ
イブは百合ちゃんの部屋でクリスマスパーティをすることに。平匡と風見さんも呼び、4人で盛り上がります。
しばらくすると、百合ちゃんはいい具合にお酒が回ってきます。
「・・・で?」
「なんであんたたちは別々に暮らしてるの」
風見さんには、あんなことを言っておいて、ズバリと核心に切り込む百合ちゃん。
「・・・正直に言っていいですか」
「僕が一番知りたいです!」
と、平匡は当事者なのに、やはりよく分かっていない様子。ギクリとしたみくりは誤魔化そうとしますが、それも許してもらえず、観念したように話し出します。
「もやもやしてることがあって」
「もやもやがハンパーインフレを起こして宇宙まで飛んでいってしまって」
みくりが何を言っているのか分からないものの、とにかくもやもやしてるのだけは理解する百合ちゃん達。
「離れてみてどうでしたか」
「やっぱり平匡さんと一緒にいたいなって・・・」
風見さんに訊かれて、正直に答えるみくり。
「なんじゃそれ!!」
「あー訊かなきゃよかった」
「しっ死ぬ・・・!!」
みくりのノロケにアテられ、3人は顔を抑えて悶絶します
解散
パーティは解散し、みくりは平匡を見送りに。一人部屋に残った百合ちゃんは、風見さんがマフラーを忘れているのに気づき、届けにいきます。
「それとこれあげる」
百合ちゃんは、マフラーと一緒に星形のお菓子を手渡します。
「チョコレート」
「転職するんでしょう?」
「夜空に輝く星が行き先を照らしてくれますように」
「頑張って」
「・・・百合さん」
百合ちゃんの気遣いに感激した様子の風見さん。
「抱きしめていいですか」
「だめよ!」
それからしばらくしたころ。みくりの携帯にやっさんから電話がかかってきます。
「もしもしみくり?」
「助けて」
「八百屋手伝って」
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