Kiss2016年3月号の逃げるは恥だが役に立つ34話のあらすじです♪
34話はコミック7巻に収録されています。
逃げるは恥だが役に立つ7巻34話のあらすじ【ネタバレ注意】
居酒屋
「あ~~~」
「やっと誘ってもらえた~」
五十嵐さんと顔を合わせるたびに都合を訊かれてウンザリし、1度飲みに誘うことにした風見さん。
五十嵐さんから結婚観を聞かれ、風見さんは女性と付き合うのはいいけれど、その先は考えてないことを正直に答えます。
「要は責任取りたくないんでしょ」
「覚悟がなくてあらゆる責任から逃れたいってことじゃないですかね」
ズケズケと好きなことを言う五十嵐さんに、少しイラッとくる風見さん。やはり五十嵐さんとはあまり気が合わないようで、その後も適当に話をして店を出ます。
「今日は楽しかったですね」
「私たち話が合いますねー」
「お互い言いたいことを言い合える関係が理想なんです」
「じゃあまた会社でーあとまた飲みにいきましょうねー」
嬉しそうにな五十嵐さんに、風見さんは「えっ?」と心底 心外そうな顔に。
(なんだろう)
(察してちゃんじゃなくて自分の意見を言う人は好きだ)
(みくりさんや百合さんみたいに)
(しかしなんだろうこの脱力感)
(ポジティブっていうか自己肯定感が強い感じにちょっとイラッとするのかな)
平匡の部屋
やっさんが安い市場を回るための2トントラックの免許を取ることになり、しばらく店を手伝ってほしいと頼まれたみくり。しかも、給料は現物支給。納得はできないものの、泣きつかれて渋々引き受けることに。
そのことを平匡に伝え、もうしばらく別居の延長を頼みます。
「でもねちょっと嬉しいんですよ」
「やる気のなかった彼女がなんかやる気を出してきて」
「みくりさんの影響ですね」
「何をどうしていいかわからない時ってもうやること自体を放棄しがちなんですけど」
「横で自分だったらこうするかなって段取りを見せてもらうとそこから自分も動き出せるんですよね」
平匡もみくりの影響で料理を始めたところ、意外と向いていたようで、料理の話題で2人は盛り上がります。
夜
「今日ヒマ飲み付き合ってくれる?」
会社帰りの風見さんをの肩をガッツリ掴み、すごい形相で飲みに誘う百合ちゃん。風見さんは何かあったことを悟り、快諾します。
バーで軽く食事を取りながら飲む始める2人。
百合ちゃんは、この前デートした49歳のシングルファーザーの岩永さんが19歳下のOLと結婚したことを伝えます。しかも、百合ちゃんとデートしてから、まだ数ヶ月。
「別に好きだったわけじゃないのにこのもやもやどうしたらいいの!」
愚痴っぽくこぼす百合ちゃん。風見さんは、五十嵐さんの時とは違って、その後も親身になって百合ちゃんの話を聞いてあげます。
「付き合ってくれてありがと」
店を出て、一緒に歩いていく2人。百合ちゃんはスッキリして、すっかり元気を取り戻したようです。
「人生は勝ち負けじゃなくて味わうものだって年を重ねるとわかってくるの」
「あたしは独身で子供もいないけど楽しく暮らしてるしそれで安心する人もいるんじゃないかって思ったりね」
「なら年を取ってひとりなのが怖いっていう人にあの人がいるじゃないって安心するような存在になれたらなって」
百合ちゃんは、そう言って笑いますが・・・
「そんなこと言わないで」
風見さんが悲しそうな顔をして、手を差し出します。
「あれ?あたしなんか変なこと言った?」
風見さんの意外の反応に驚く百合ちゃん。しかし、なぜか涙が溢れてきます。
「あれ?ごめんんさいなんであたし泣いてるんだろ」
泣いてる百合ちゃんを他人から隠すように、風見さんが両手で壁ドンします。
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