月刊少年マガジン2015年8月号のノラガミ56話のあらすじと感想です♪
第56話はおそらくコミック15巻に収録。
15巻の発売日は2015年11月ごろだと思います。
ノラガミ15巻56話のあらすじ【ネタバレ注意】
夜トたちの敵
もうすぐ全国の神様が大国主の所に集まる「神議」。正式な神と認められて初のパーテーということで浮かれまくる夜ト。しかし、対照的に雪音浮かない表情を浮かべます。
兆麻も来る神議には行くべきではないという雪音。そして、このまえ兆麻が雪音から無理やり術師の情報を聞き出そうとしたことを伝えます。
「紹巴が死んだんだ・・・」
ポツリと呟く夜ト。兆麻の行動から、術師のせいで紹巴が死んでしまい、焦って雪音から情報を引き出そうとしたのだと察する夜ト。しかし、事情をはどうあれ夜トと利害が対立することは間違いありません。
「だからもう会うなよ」
「兆麻さんはオレたちの敵だ」
雪音が冷たく言い放ちます。
学校
学校で校舎を見つめる兆麻。そこへ夜トがやってきて何をしているのか訊ねます。術師である夜トの父を探していたものの見つからなかったと正直に答える兆麻。
そして、毘沙門は紹巴を失って以来、ずっとひとりで閉じこもっていることを伝えます。もう兆麻には手詰まりで夜トの力を借りたいぐらいですが、あきらめ気味の様子。
「術師の死は」
「あなたの死でもあるんだろ?」
「ああ」
「そうだ・・・」
「そうだよ!」
「でも」
「それだけじゃねえ!」
「あいつを敵に回すってことはおまえら・・・」
(神器もただじゃ済まねえってことなんだよ!!)
出かかった最後の言葉を飲み込む夜ト。そして、もう術師に関わらないよう伝えますが・・・
「・・・ならいい」
「僕はヴィーナのためにしか存在しない」
毅然とした態度で言い放ち、去っていく兆麻。
二人に気づき、その様子を建物の陰からコッソリ見ていたひより。ちょっとしたことから生じた亀裂が連鎖的に広がっていき、もう元の関係に戻るには難しいところまできていることを感じます。
夕方
ひとり公園へと向かう雪音。
「一線!」
「一線・・・」
「一線!」
ひとりでひたすら修行に励みます。
この前、兆麻と対峙した時のことを思い出す雪音。兆麻の術を破り喜んで油断した瞬間、首へ指を突きつけられます。
(あの時は見逃してもらえたけど・・・)
(もしそうじゃなかったら・・・)
(見逃してもらえた?)
自分が格下気質でいることに気づきカアッと恥ずかしくなる雪音。
「次は・・・負けるかーーー!!」
無茶苦茶に術を繰り出していると・・・その先に人影が。
「危な・・・っ」
しかし、雪音の術を軽くかわし、さらに軽やかな身のこなしで雪音の前まで飛んできます。
「名は黄(き)」
「器は黄(おう)」
「呼び名は黄伝(きうん)」
「キミの主にお目通り願いたい」
ノラガミ15巻56話の感想【ネタバレ注意】
夜トの親父が引き起こしてきた一連の事件、なかなか解決の糸口が見えてきませんね。
親父の被害にあった神々が協力して親父を倒すことができればいいのですが、親父が死ねば夜トも死んでしまいますし、兆麻ではないですが手詰まりという感じがします。
仲の良かった夜トや雪音と兆麻たちとの関係も微妙な感じになってきましたし。。。個人的にはノラガミのほんわかした雰囲気が好きなので、今の重っ苦しい雰囲気はちょっと耐えられないです。
ラストに登場した黄伝という神器が何か解決のヒントを示してくれるのかな。どうにかして早く親父の問題が解決することを期待したいと思います♪
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