月刊少年マガジン2015年12月号のノラガミ60話のあらすじと感想です♪
60話はおそらくコミック16巻に収録。
16巻の発売日は2016年3月ごろだと思います。
ノラガミ16巻60話のあらすじ【ネタバレ注意】
毘沙門天の屋敷
巌弥から話を聞いた兆麻。ビーナを探しに行こうとしていると、他の神器たちに見つかります。自分1人で問題を抱えこんでいた兆麻ですが、他の神器たちにも頼り全てを打ち合えることにします。
ビーナが姿を消したこと、そして恐らく封じられた祝を手に入れ術師に挑むつもりであることを伝える兆麻。
「未だ術師の能力には謎が多い・・・」
「たったひとりで向かうなんて無謀なのに・・・」
「あの方はみんなを危険にさらすまいと考えたんだ」
「この僕ですら・・・無用だと」
兆麻は寂しそうに語りますが、獅子の姿の囷巴が無理矢理兆麻を自分の背中に乗せます。
「兆麻さんしっかり!」
「今は落ち込んでいる場合じゃないでしょう」
「儂が足になります!指示を!」
囷巴に励まされ元気を取り戻す兆麻。屋敷のことは紝巴たちに任せ、囷巴とともにビーナを止めに向かいます。
毘沙門と七器
七器を身にまとうビーナ。仮面まで付きやや禍々しい姿に。七器は武器と神衣を兼ねる分散型の器のようです。
洞窟を出て待ちを飛び回るビーナ。建物も乗り物など世の中のあまりの変化に七は驚愕します。
七を元に戻し、とりあえず食べ物を探しにいくビーナ。その間、七は街を走り回り今の世の中を見て回ります。線路やヘリにお店など、七にとっても見慣れぬものばかり。しかし、七が走り回り辿り着いたのは懐かしい田園風景。
豊かに実った稲を手にする七。いつもの間にか後ろにはビーナの姿が。
「・・・これもおまえらが?」
「なにを言う」
「天は与えるだけ」
「育むのは人にしかできない」
持ってきた新米のオニギリを与えると、泣きながらガツガツを頬張る七。その七の姿を見ていると、ビーナは情が移りそうになってしまいます。
(この娘んは巴の呼び名を与えるつもりはないのだが)
(だからせめて)
(ひとりでは死なせんよ)
学校
術師をあぶり出すため学校へやってきたビーナ。七器をふるうと爆風が吹き荒れ全ての教室の窓を吹き飛ばします。
驚き窓の外へ目をやる生徒たち。そんな中、身の危険を察し、さっさと校舎の裏から逃げていく藤崎。しかし、あっさりとビーナに見つかってしまいます。驚く藤崎にビーナが種明かし。
「さっき校舎で目が合ったのは壱岐ひよりと」
「おまえだけだった」
術師を見つけ出したビーナは、なぜ天地を荒らすのか問いただします。
「娯楽・・・」
「これでも長生きでね楽しみがないと生活にハリがない」
あれだけのことをしでかしておいて、それをあっさり娯楽と言ってのける藤崎にビーナは怒り心頭。
「許さ・・・」
「許さない?」
「相変わらず何様なんだよ」
「神ごときが」
「おまえ達はなにをしても許されているが」
「誰が許してると思ってる」
「人だ」
神も、そしてどんなに奪われ踏みにじられても黙って許す人も許せないという藤崎。
天
いくら話しても無駄だとばかりに斬りかかるビーナ。しかし、その瞬間空から大量の矢が降ってきます。あわててマントで矢を防ぎ、空を見上げるとタケミカヅチ率いる天の部隊が。
「み 皆 聞け」
「今ここに大過・術師が・・・」
ビーナは術師のことを伝えようとしますが、問答無用とばかりに戦闘開始の号令がくだされます。
ビーナのマントの影に隠れていた藤崎が顔をのぞかせ・・・
「・・・やれやれ助かった・・・」
「天はオレに味方した・・・!」
ノラガミ16巻60話の感想【ネタバレ注意】
結局、兆麻がヴィーナを見つける前に、ヴィーナと術者である親父が接触してしまいましたね。まあ、自分の神器たちを危険にさらさず術者を倒したいヴィーナとしては予定通りでしょうか。
ただ、なんでここにタケミカヅチがやって来たんでしょうね。まだ神議の最中じゃないのかな。しかも、標的は術者ではなくヴィーナ?
イマイチ状況がよく分かりませんが、ヴィーナが天に歯向かって封じられていた祝の封印を解いたのがバレたのかな。その討伐にタケミカヅチが送られたんでしょうか。戦いたくてしかたないタケミカヅチにとっては願ったりの展開ですね。
術者とヴィーナの戦いにタケミカヅチが乱入してきて、次回は兆麻も駆けつけるのかなあ。えらく混沌としてきましたね。ヴィーナにはあまり無茶してほしくないのですが、どうなっちゃうんでしょうか。
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