月刊少年マガジン2016年3月号のノラガミ63話のあらすじと感想です♪
63話はおそらくコミック16巻に収録。
16巻の発売日は2016年3月17日です。
ノラガミ16巻63話のあらすじ【ネタバレ注意】
山の中
黄云の一撃で山の中へ吹き飛ばされた夜ト。雪音が、夜トが肩に負った傷の手当をしていると、なんとひよりがやってきます。
なぜこんな所にひよりがいるのか驚く夜トたちに、ひよりは藤崎から毘沙門が天から追われていると聞いたことを伝えます。
「でも『今救うべきは夜トだから放っておけ』」
「そう言われて・・・」
「私・・・なにも言い返せなかった・・・」
悲しそうにつぶやくひより。しかし、やはり毘沙門を見捨てるようなことはできず、何とか毘沙門を救えないか夜トにお願いします。
「毘沙門は飲み友だしハナから見捨てる気はねーぜ!」
「安心しろ」
「ひよりの願いしっかりと受け止めた」
もちろん、夜トはひよりの願いを快く受け入れますが・・・
「・・・却下だ」
「オレはそうは思わない」
雪音が2人に反対します。
対立
天に逆らったら最後だという雪音。いくらひよりの願いでも、あんな一方的な狩場に夜トを差し出すことなんてできません。
一方、タケミカヅチを捕まえ、天に事情を訴えれば大丈夫だという夜ト。
「そんなの無駄に決まってんだろ!!」
「天と刺し違える気で訴えんだよ!!」
いくら話しても2人の溝は埋まりません。
「やっぱな」
「・・・天を敵にまわしたくないから雪器が少しなまくらだったのか」
ポツリとつぶやく夜ト。
「黄云・・・あいつはいい器だ」
「オレも竹光の雪季じゃ戦えねえ」
「オレが許す」
「タケミカヅチを倒せ!!」
その瞬間、ドーンという雷の音が響き渡ります。それと同時に、再びタケミカヅチが夜トたちの前に現れます。
対峙する夜トとタケミカヅチ。そして、もちろんその手には雪器と黄器が握られています。
(我が君を)
(夜トを)
((死なせるわけにはいかない・・・))
毘沙門
そのころ、いくら斬っても衰えない天の軍勢に、毘沙門は疲労がピークに。しかし、どれだけ天の首を取っても七器は満足しません。
「神ごときが」
毘沙門の頭に藤崎の言葉が浮かびます。
「本当にそんな気がしてきた・・・」
「使われてるのはどっちだ・・・」
七器に無理矢理突き動かされ、毘沙門は再び天の軍へ突っ込む毘沙門。しかし、神々の一斉攻撃を喰らい、ついに地上へと叩き落とされてしまいます。そして、七器もヤタガラスの群れについばまれ、心が折れてゆきます。
もうこれまでかと、毘沙門が諦めかけたその時、上空で杖を思った男の姿が目に入ります。再び七器を握る手に力がこもる毘沙門。
「錆びたものだな」
「葬の器!」
「この程度か!?」
「天網は私が破る!」
「あの錫杖の男を目指せ!!」
毘沙門は、神の軍を振り払いながら、上空の男へ向かって飛びかかっていきます。
そんな毘沙門の様子を、上空から愉快そうに見つめる藤崎。
(昇ってこい)
(注目を集めて的になれ)
(夜トから天の目を背けられるように)
(身を溶かすまで輝いて)
(オレ達の潜む影を作れ)
ノラガミ16巻63話の感想【ネタバレ注意】
今回は、夜トと雪音の意見が対立しちゃいましたね。夜トの言わせると、さきほどのタケミカヅチとの戦いの時は雪音はなまくらだったようです。
「タケミカヅチを倒せ!!」
という夜トの言葉で、雪音は完全に頭を切り替えられたのかな。そうだと、するとさっきよりももっと強い力を発揮するかもしれませんね。
でも、そうするとバトルジャンキーのタケミカヅチがますます祝の器に固執しちゃうような・・・(笑)
あとは、親父も乱入してきて混沌となりそう。相変わらず何考えているのか分からないし(笑)
ただ毘沙門を暴れさせてても、夜トを忘れさせることなんてできないような気がするけど。また何か悪だくみしてるのかなあ。夜トが本格的に天と対立しないですめばいいんだけど・・・
最終的に、今回の件の落とし所がどうなるのか興味が湧きますね♪
コメント
何かややこしい事になりましたね。びしゃは完全に振り回されてる感じでしょうか?夜トの父は興味で触れるのは命を売るのと同じみたいです。夜トとタケミガツチの戦いが始まるのでしょうか?夜トの父親が何を考えてるか分かる時があればいいです。次回も楽しみにしています。