月刊少年マガジン2017年4月号のノラガミ74話のあらすじと感想です♪
74話はおそらくコミック19巻に収録されると思います。
ノラガミ19巻74話のあらすじ【ネタバレ注意】
ひより
放課後、教室で日記をつけるひより。そして、手帳いっぱいに貼られたプリクラを見つめます。
(夜トと雪音君に出会って)
(もうすぐ1年になります)
(一度途切れてしまったけど)
(ちゃんと日記を続けることができました)
(みんなといる時間が愛おしくて)
(大人になって年を取っても)
(忘れたくない)
この日の夜、ひよりは夜トの家へやってきます。
「いいね!」
「雪音のサプライズ・パーティ!」
ひよりが雪音のパーティを提案すると、夜トは大喜び。夜トも雪音の誕生日に何かしてあげたかったらしく、一応案はあるようです。
「フラッシュモブ!!」
そう言ってポーズを決める夜ト。フラッシュモブというのは、道行く人が突然踊りだすやつ。
夜トはノリノリのようですが・・・
「その思い出はちょっと・・・」
「嫌」
「かなぁ・・・?」
ひよりは引き気味。
「相手はスーパードライな雪音君ですよ!?」
「踊る私達を冴え冴えとした瞳で見つめられでもしたら私」
「思い出すたびのたうち回りそう」
ひよりは涙目で訴えますが、どうしてもやりたい夜トに押し切られ、他の神や神器たちも誘って練習することに。
公園
(本当にみんな来てくれてる・・・)
数日後、ひよりが公園に来てみると、小福や恵比寿、道真達が神器を連れてやって来ています。
「なぜタケミカヅチ様が・・・!?」
タケミカヅチまで来ているのみて、ひよりは驚愕。夜トがダメ元で誘ったところホントに来てしまったようです。
そして、夜トの監督のもと稽古が始まると、みなノリノリで踊りだします。
(皆さん・・・)
(そうまでして踊りたいの?)
(フラッシュモブ)
ひよりは神様達を青い顔で見つめます。
ひよりが疲れてベンチで休憩していると、小福、恵比寿、道真も休みにやって来ます。神様たちは世間話ついでに、最近おとなしい術師のことを心配し始めます。
「術師と秘め事のこと・・・」
「皆さんはどこまで夜トから聞いたんですか?」
小福たちは、夜トから自分の親父が術師だと聞いたとのこと。しかし、術師のことを神器に注意を促そうにも、そうすると神の秘め事にも触れることになってしまい困り果てているようです。
結局、みな神器を守るためには、夜トがしたように黙って見守るしかないという結論に至ります。
「結局術師がいるとわかっていながら触らぬ神に祟りなしということだ」
「やれやれ・・・」
「ふりだしに戻ったね」
数日後
数日後、雪音のもとへ夜トから公園へ呼び出す手紙が届きます。
なぜ夜トから手紙が来るのかと、雪音が庭でキョトンとしていると・・・
ギギィィィ
庭の戸が空き、野良の姿が。
「雪音君!」
ちょうど、そこへひよりがやってきます。一瞬ひよりの方を見て、すぐに戸の方に目をやるともう野良の姿はありません。
「どうしたの?」
「そんなに怖い顔して・・・」
青ざめた顔をしている雪音を心配するひより。
「嫌なヤツの顔見た気がして」
「夜ト・・・むかし禍津神だったんだろ?」
「野良が斬ってたんだ」
「人殺しなんかオレも嫌だし」
「絶対あいつみたいにはならないって思ってたのに」
「この間一線超えそうになって・・・」
雪音の話で、ひよりは雪音が野良を見たのだと察します。
「簡単なんだな」
「あっち側に行くのは・・・」
「・・・・同族嫌悪ってやつかな」
悲しげな顔をする雪音。しかし、そんな雪音の手をひよりが引っ張ります。
「なに言ってるの雪音君は野良とは違う」
「こっち!」
「雪音くんはこっちに来ればいいんだよ」
神社
ひよりに引っ張られ、雪音が連れて来られたのは神社。どういうことかと不思議に思っていると・・・
「え」
「恵比寿様?」
突然、恵比寿が走ってきて凄い勢いでコケてしまいます。すると、今度は小福と駆け寄ってきます。
「ボーヤ大丈夫!?」
「痛いの痛いの~~~」
「飛んでいけ!!」
恵比寿がグーーーンと上空数十メートルぐらいまで投げ上げられ、雪音は青ざめます。
パンッ
パンッ
パンッ
手拍子と共に現れ、イキナリ踊り始める神々達。タケミカヅチと黄云まで現れ、雪音は青ざめます。
「Happy Boy」
「Happy Birthday」
ざっと登場し、ポーズを決める夜トとひより。
「パースデイ・・・?」
雪音がキョトンとしている中、神様達が再び踊りだします。
ひよりももう開き直ったのかノリノリ。しかし、踊りながらひよりはフトあることに気づきます。
フラッシュモブとは、知らない人達が突然街中で踊り出すから面白いもののはず。しかし、ここにいるのは全て雪音の知り合いばかりです。
(ひょっとして)
(雪音くんからしてみたら)
(急に知り合いが)
(踊りながらにじり寄ってきてるだけなんじゃ・・・)
赤面しながらも踊り続けるひより。そして、最後にバンっと夜トと一緒にプレゼントを差し出します。
(雪音君は)
(こっち)
(こっちに来ればいいんだよ)
その日の夜。雪音は外で1人もらったプレゼントを見つめます。
(死んでるオレにも誕生日があるなんて)
(もしヤとに拾われてなかったら)
(ひよりにシアkられてなかったら)
(みんなに会えてなかったら)
(1年後こんなに笑えてたかな・・・)
「夜トに名前もらえよかった」
涙が溢れてくる雪音。そして、今日の変なダンスを思い出すと、今度は笑えてきます。
「あなた夜トのこと好きなのね」
「あたし達似てるね」
雪音の横から突然野良の声が。そして、そして野良が雪音にすっととキスをします。
「あたし」
「あなたのことが大好きよ」
ノラガミ19巻74話の感想【ネタバレ注意】
冒頭読んでて、まだ一年(*゚ロ゚*)ギョッ っと驚いてしまいました。
あんまり作中の時間感覚はなかったんですけど、まだ1年しか経ってなかったんですね~ たった一年でこんなに思い出を作ることができて羨ましい(-_-;)
というわけで、今回は雪音のバースデーパーティーとなったわけですけど、まさかのフラッシュモブ(笑)
私はyoutubeで見たことがあるくらいけですけど、楽しそうでいいですね。神様達が真剣に踊っている姿が面白かったです(笑)
何か変な感じがしましたけど、ほんの100年とか200年とか前は踊りって最上級の娯楽だったのかな?娯楽じゃなくても、神前で舞ったりすることもあるので、神様と踊りってよく考えたら変な組み合わせってわけでもないですね。
前回、今回と久しぶりにほのぼのとした日常って感じの回でした。ノラガミのこういうお話も大好きなんでちょくちょく入れてほしいです。
でも、後半の方から野良が絡んできて、次回からはまた本筋に戻っちゃいそうです。親父をどうにかしないといけないけど、どうにもできないというジレンマがありますけど、今度こそどうにかできるのかなあ。
ずっと喉に骨が刺さったようなもどかしい状況が続いているので、早く解決して平穏な日々が戻ってくるといいんですけど・・・
コメント
楽しい雰囲気で終わりそうな所に野良がやってきて不穏な空気が….雪音の誕生日が幸せで終わりますよーに
У вас такой сложный язык…
野良は一体何がしたいんだろ?