LaLa2017年2月号の狼陛下の花嫁89話のあらすじと感想です♪
89話はおそらくコミック16巻に収録。16巻の発売日は2017年5月2日です。
狼陛下の花嫁16巻89話のあらすじ【ネタバレ注意】
王宮
柳方淵から先日の賞月の宴での陛下の様子について聞く夕鈴。陛下に心酔しきっている柳方淵の口からは、儀式でのカッコイイ陛下の姿が語られ、夕鈴は身体がムズムズしてきます。
後宮の外では冷酷非情の狼陛下だと改めて実感し、ドキンとする夕鈴。
(・・・ちなみに今朝の後宮ではこうだった)
仕事に行く準備もせず、夕鈴にベッタリとくっついて離れない陛下。
夕鈴が注意しても・・・
「やだ」
「もっとゆーりんとひっついていたい」
と、離れそうとしません。
さすがに夕鈴が怒って引き剥がすと、陛下はクスクスと笑います。
「夕鈴は怒っててもふくれても可愛い」
その小犬のような愛らしい笑顔に胸がグッとくる夕鈴。
(あんな小犬顔見たら柳方淵なんて卒倒するんじゃないのかしら)
恵紀鏡
夕鈴が柳方淵と世間話を続けていると、物陰から恵紀鏡がジーっとこちらを見つめています。
ちょうど柳方淵が仕事で呼ばれ、部屋には夕鈴と恵紀鏡の2人っきりに。
「そういえば方淵殿の兄上 柳経卓殿は少し前に地方へと配属されたのだとか!」
「風の噂ではお父上 柳大臣のお命令だったと・・・」
「親子げんかでもされたのでしょうか?」
例の闇商人の騒ぎで、柳経卓が左遷されたことを思い出す夕鈴。
「現当主と後継ぎの確執・・・」
「王都に残る優秀な次男・・・」
「何か面白いことでも起こりそう」
「ですよねぇ」
「ふふっ」
恵紀鏡は、無表情ながらおかしそうに笑います。
「・・・恵紀鏡どの」
「私はそういった世間話は好みません」
「妙な憶測で部外者が」
「他家の事情について語るものでもないでしょう」
恵紀鏡を冷たい目で見つめる夕鈴。
(なんなのかしらこの人は)
(はっきりとした悪意が見えるわけではないんだけど)
(いちちち微妙な言い回し・・・)
(王宮の人間らしいって言えばそうなんだけど)
(うーん・・・)
夜
仕事も一段落したようで、この日は後宮へ戻ってきている陛下。夕鈴は、今日 柳方淵から賞月の宴の話を聞かせてもらったことを伝えます。
しかし、陛下が隠す怖い狼の姿について興味が出てきたことは口にできず、身体をむにゅむにゅさせてしまいます。
そんな夕鈴の身体にそっと手を伸ばし、じゃれついてくる陛下。
(こういう風にじゃれる時の陛下は)
(手も唇も全部優しくてくすぐったい)
(儀式でかっこいい陛下もうらやましいけど)
(こっちは私しか知らない陛下だ)
すると、突然 陛下が狼の顔に。そして、イキナリ夕鈴の頬にガブっと噛みつきます。
「!?」
「へーかいまなんでほっぺ咬んだ!?」
「・・・あれ?」
「なんでだろう?」
狼狽する夕鈴。しかし、陛下はキョトンとして、首をかしげていますます。
(あれ!?)
(なんか怖い狼)
(にゅるっと出てこなかった!?)
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