別冊マーガレット2016年1月号のオオカミ少女と黒王子54話のあらすじと感想です♪
54話はおそらくコミック15巻に収録。15巻の発売日は2016年3月ごろだと思います。
「オオカミ少女と黒王子」の作者・八田鮎子先生の新作「ばいばいリバティー」のネタバレ始めました。「ばいばいリバティー」のページはこちら♪
オオカミ少女と黒王子15巻54話のあらすじ【ネタバレ注意】
下校
京都の南工芸大を受験することを担任の先生にも伝え、一緒に帰っていく恭也とエリカ。恭也は京都に行けと言ってくれたもも、やはりエリカは不安を拭えません。
「本当にいいの?」
「終わったりしないよね?」
「あたしたち・・・」
大丈夫だと言われても、何度も何度も同じようなことを聞いてしまうエリカ。
「いつまでも不細工な顔してんじぇねーよ」
「いい加減こっちは見飽きてんだよそんな顔」
「大丈夫つったろ」
「おまえがそんなんじゃ何も意味ねぇだろうが」
しかし、恭也のこの言葉を聞き、もう恭也を信じて自分ができることをやろうと決心します。
(ありがとう恭也くん)
(まだやっぱり申し訳ない気持ちは少しあるけど)
(『ごめんね』はもうなしにするね)
(大丈夫だって言ってくれたから)
(その言葉だけ信じてがんばるよ)
冬休み
エリカも恭也も、さんちゃん達も刻々と近づく受験に向かって勉強に打ち込む日々を送ります。そして、あっと言う間に冬休み。しかし、それまでと変わらず夜遅くまで勉強に励むエリカ。
1月1日 元旦
この日はみんなで初詣へ。受験も健康も恋愛も、欲張っていくつも神様にお祈りするエリカ。そして、次は御守り。恭也と互いに贈り合おうと提案しますが、合否なんて自分のがんばり次第とあっさり却下。現実主義すぎる恭也に呆れ、少ししょんぼりしていると・・・
「ま だからオレはこっち」
恭也が何かを手渡します。見てみると、なぜか交通安全の御守。
「自分の力じゃどうしようもないことに限れば」
「それも少しは力添えになるんじゃないかって思うよ」
恭也の優しさに感激し、エリカも同じものを贈ります。
健以外はみんな受験生。お参りをすませると、すぐに帰っていきます。これまでのことが頭をよぎるエリカ。あっという間にここまで来て、どうせ卒業式もすぐ来るかと思うと、みんなしんみりしてしまいます。
そして、やはりあっという間にエリカの受験日に。緊張しすぎて具合が悪くなるエリカでしたが、みんなの応援メールに励まされ、試験に挑みます。
恭也の部屋
受験を終え帰ってきたエリカは、まだセンター試験前を控える恭也の部屋へやってきてしまいます。試験の手応えを聞かれ、ちょっと自信あり気なエリカ。そんなエリカの様子を見て、恭也はよかったと言いつつも少し寂しげな表情。
「・・・まあオレは正直」
「落ちりゃいいって思ってるけど」
縁起でもないことを言われイジワルを言ってるのかと思うエリカでしたが、恭也は真剣な様子。エリカはそんな恭也のとなりにチョコン座ると、自分が遠くへ言ったら寂しいか訊ねます。
「さみしくはねーよ」
「ただな」
「オレがいなくてもきっとおまえは同じように笑ってんだろ」
「それはおもしろくないけどな」
エリカがそれは寂しいということでは・・・と突っ込むものの、なかなか認めない恭也。それでも食い下がるエリカをそっと抱きしめます。
「わかった」
「じゃあ認めてやるよ」
「エリカがいないとさみしい」
不意打ちをくらって真っ赤になってしまうエリカ。そして、距離は離れても、きっと心はくっついていると信じさせてくれる恭也のことがこれまで以上に愛おしくなります。
キスをし、そのまま抱き合う二人。そして、恭也はそのままエリカの体を横にします。
(えっ!?もしかして)
予想外に展開に狼狽するエリカ。なんとか誤魔化そうとしますが・・・
「あのな」
「おあずけ喰らってんのはおまえだけじゃねぇんだよ」
そう言われるともう何も言えません。
「じゃ じゃあ」
「よろしくお願いしますっっ」
何とかそれだけ言うと、目をギュッとつぶり恭也へ身を任せます。
1週間後
1週間ほど経った朝、寝ているエリカを母が叩き起こします。母の手には通知書が。気になる母を部屋から追い出し、ドキドキしながら封を切るエリカ。
「合格通知書」
の文字がエリカの目に飛び込んできます。
オオカミ少女と黒王子15巻54話の感想【ネタバレ注意】
今月号のオオカミ少女と黒王子は、一気に最終回の匂いが漂ってきましたね。まだまだもう一山ぐらいあるのかと思いましたが、もうこのまま駆け足で卒業式を迎えちゃうのかなあ。
ちょっと前に3年生になったばかりのような気がしますが、あっという間でしたね。まさかの大学生編なんてのはさすがにないでしょうし、好きな漫画が終わっちゃうと思うとやはり寂しくなってしまいます(T_T)
それでいよいよ最終回間近というところで、とうとう二人が初H!これまで何度もチャンスはあっても、邪魔が入ったりとか色々ありましたからね・・・ まあ、描画は全くなかったので、どうなったのか、ホントに無事できたのかすら分からなかったけど(笑)
それと今回は恭也の表情がとても柔らかいのがとても印象的でした。エリカと出会ってずいぶん変わったなあという感じがします。もう黒王子でもなんでもないですね(笑)
とりあえず終わりが近づいてきた感じですが、14巻が出たばかりなので多分あと2,3回はあるんじゃないかと思います。適当に終わらせずに、しっかり描き上げてほしいと思います♪
「オオカミ少女と黒王子」の作者・八田鮎子先生の新作「ばいばいリバティー」のネタバレ始めました。「ばいばいリバティー」のページはこちら♪
コメント