俺物語6巻20話のあらすじと感想です。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
俺物語6巻20話のあらすじ【ネタバレ注意】
「ん!?」
大和と砂川と3人で歩いていると、猛男は背後に何か気配を感じます。
しかし、振り返っても誰も居ず、勘違いかと思う猛男。
砂川は本屋さんへ行き、大和と二人っきりに。
猛男はこの前バレンタインにチョコをもらい、とても嬉しかったことを伝えようとしますが・・・
「ありがとう」
「うまかった」
「あのチョコはチョコレートの味がした!!」
気の利いたことを言えずに、軽く落ち込みます。
去り際、大和から、
「送ってくれてありがとう」
「じつはもう少し一緒にいたいと思ってたから」
「うれしい」
と、言われ、嬉しすぎて顔が歪みまくる猛男。
「砂川ァー!!」
砂川の部屋に駆け込む猛男。
バレンタインの感動を大和に伝えるため、ホワイトデーに手作りのクッキーを作って渡したい猛男。
砂川に協力をお願いします。
翌日、スーパーで材料を買い、家へ戻っていると・・・
ぐわ
また後ろに気配を感じますが、やはり振り返っても誰もいません。
家へ帰りお菓子を作りはじめるふたり。
とても難しくて手間がかかり、いつも作ってきてくれる大和すごさを実感します。
なんとか型ができ、オーブンで焼けるの待つ間、砂川へチョコをくれた女の子たちの話に。
その中には、話してみたらいいと感じる子もいるかもしれませんが・・・
「なんだろう」
「『話したい』という思う女子がいない」
という砂川。
好きという感覚がよく分からない様子の砂川ですが、猛男を見つめると・・・
「いつになるかわかんないけど」
「オレもおまえみたいに」
「本当に自分が好きだと思った人とつきあいたい」
とつぶやきます。
とんでもない悪い人を好きになるかも、と砂川が冗談っぽく話していると・・・
「おまえのことを不幸にする女は許さんぞ絶対だ!!」
「いや・・・おまえが選ぶんだから応援はする・・・が!!」
「好きにはなれないかもしれんすまん!!」
本気になって怒り出す猛男。
ぷっ
それを見て砂川は嬉しそうに笑い出します。
「誰でも友達が幸せになるのがうれしーだろ」
以前、砂川が自分に言った言葉を思い出し、同じ気持ちだったのだと気づく猛男。
「そういえば」
「ひとり返せない人いるんだよね」
ふと思い出したようにつぶやく砂川。
毎年チョコに、
「お返しはいらないので好きになって下さい」
と同じ手紙が添えられているものの、名前が書いてなくて返せないそうです。
3月14日
大和と会うなり、いきなりプレゼントを渡す猛男。
開けてみると不格好のクッキーが現れますが・・・
「うちこれ」
「もったいなくて食べれないよ~」
目をウルウルさせながら喜んでくれる大和。
もう3月で、付き合って2回めの春。
(もう隣に大和がいるのが当たり前みてぇだけど)
(当たり前がずっと特別で)
「大和」
「好きになってくれてありがとう」
「オレも大好きだ」
家への帰り道、猛男は砂川と一緒になります。
あらためて手伝ってくれたお礼を言っていると・・・
ぐわ
またしても背後に気配を感じる猛男。
砂川を先に帰らせると、気配のもとの女の子を追いかけていきます。
「何か用か!?」
「おい」
「何か用があるのか」
猛男から無言で逃げていく女の子。
「あっ」
転んでしまい手に持っていた手紙が川へ落ちてしまいます。
「す・・・砂川くんに渡そうと思ったのに・・・」
「すまん」
と、謝り川へ飛び込む猛男。
川から封筒をすくい上げると水で文字が透けています。
「お返しはいらないので好きになって下さい」
俺物語6巻20話の感想【ネタバレ注意】
手作りのクッキーを大和が喜んでくれてよかったですね♪
まあ、大和なら何でも喜んでくれるとは思いますが。
でも、いつも自分があげてる手作りのお菓子を逆にもらえるって嬉しいだろうな~
猛男もいつも大和が何を思いながら作っているか分かったでしょうし。
それと砂川くんに初めての恋の予感?
砂川くんモテモテなのに、これまで砂川くんの恋愛話ってなかったですからね。
それにしても高校生になって、まだ好きっていうのが分からないってのはちょっと遅すぎな気がしますが(笑)
猛男の悪口を女子をたくさん見てきたせいかな~
この女の子の想いが砂川くんに届くのか楽しみです♪
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