別冊マーガレット2016年4月号の俺物語42話のあらすじ&感想です♪
42話はおそらくコミック12巻に収録。12巻の発売日は2016年5月25日です。
俺物語12巻42話のあらすじ【ネタバレ注意】
猛男と大和
この日の放課後も、ふたりで会う猛男と大和。猛男の携帯には、この前転校していった田中のライングループに、ピローンピローンと次々とメッセージが入ってきます。
もし田中のように離れ離れになっても、砂川とは何も変わらないという話をしたことを大和に話すと・・・
「うちだって負けないし!」
「どんなにたけおくんと離れたって」
「たけおくんが好きだよ!!」
と、必至な顔で訴える大和。しかし、もちろん離れるつもりは全くなく、大学へも一緒のところへ行く約束をします。
その日の夜、大和のお父さんが深刻そうな顔で、大和と妹の範子に話しかけます。なんと今度転勤することになったというお父さん。
「・・・遠いの?」
大和が恐る恐る聞くと・・・
「・・・うん」
「海外なんだよね・・・」
「スペイン支社に・・・」
翌日
「ふたりでゆっくり話がしたい」
次の日の朝、猛男のラインに大和からこんなメッセージが入っています。
待ち合わせ場所に向かうと、どこか元気のなさそうな大和が。そして、猛男は大和の父が転勤することになったことを打ち明けられます。
(転)
(勤)
(転勤って何だっけ)
呆然となる猛男。ずっと離れないと信じていたものの、まだ自分たちは何もできない子供だったことに気づきます。
「ほんとは行きたくない」
「友達と離れるのも嫌だし」
「うちはたけおくんといたい」
暗い表情でボソボソと本音を打ち明ける大和。そんな大和の手を猛男がガッシリと握ります。
「大丈夫だ」
「会えなくても俺は大和が好きだ!」
「大和」
「俺が距離に負けることはねぇ!!」
大和へ真っ直ぐに語りかける猛男。
「・・・うちも」
「負けないよ」
大和はグスンと涙が溢れてきます。
思い出作り
大学は日本で受けることを許してもらったという大和。出発は1ヶ月後。
1年間、一緒にがんばることを誓い合い、翌日から2人で色んなところを回ります。
(今はまだ一緒だ)
(離れた時も思い出して笑顔になれるような)
(そんな思い出ひとつでも多く持たしてやりてぇ)
(絶対オレは)
(距離に負けたりしねぇから)
(思い出を作ろう!!)
ある日の夜、この日も猛男と一緒に遊んで家へ戻ってきた大和。しかし、猛男と離れると、途端に寂しい気持ちが押し寄せてきます。
「・・・お父さん」
「・・・私だけこっちに残るとか」
「ムリかなぁ・・・」
ポツリと父に話かける大和でしたが・・・
「うそ!」
「言ってみただけ!」
すぐに作り笑いで誤魔化します。
翌日
翌日の夕方。猛男の携帯に大和のお父さんから電話がかかってきます。なんと朝から大和がいなくなり、連絡も取れないこと。
電話を切り、あわてて大和を探しに走りだす猛男。すると、猛男のラインにメッセージが入ります。
「たけおくん」
「いま品川駅にいます」
「たけおくん来ませんか」
大和のお父さんに連絡し、猛男はそのまま品川駅へ。
「大和っ」
猛男は大和の姿を見つけ、声をかけます。
やっぱりこっちにいたいと虚ろな表情で語る大和。猛男は、親が心配していることを伝え、一緒に戻ろうと言いますが・・・
「・・・そっか」
「そうだよね」
「ごめんたけおくん・・・」
「うちは帰りたくない」
「うちは・・・」
「ひとりで行くよ・・・」
悲しそうに電車に乗り込んでいく大和。猛男はその姿を呆然と見つめますが・・・
(だめだ)
猛男が大和の腕をガッシリと握ります。
「大和」
「オレも一緒に行く」
俺物語12巻42話の感想【ネタバレ注意】
うーん、田中が転校して行ったと思ったら、今度は大和が。かなりの急展開ですね。2人は電車に乗ってどっか行っちゃいましたが、猛男がいるのできっとすぐに戻ってくるでしょう。
そして、お父さんが転勤するのは間違いないでしょうから、やっぱり付いて行くことになるのか、残ることを認めてくれるのか。
きっと猛男と大和なら、遠距離恋愛になっても大丈夫だと思います。でも、やっぱり大和には日本に残ってしいなあ。お父さんは大和を残すのは心配だと思いますが、一年後には同じ形になるんだし、認めてくれるといいのだけど。
ついていくとしたら遠距離恋愛。残るとしても、大和は一人暮らし。どっちにしても、2人の環境が大きく変わりそうですね。
どちらの展開になるのか、来月号が楽しみです♪
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