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パーフェクトワールド9巻40話のネタバレ

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Kiss2018年7月号のパーフェクトワールド40話のあらすじです♪

40話はコミック9巻に収録されると思います。

パーフェクトワールド9巻40話のあらすじ【ネタバレ注意】

病院

鮎川はお父さんに挨拶をすると、話を聞いてくれるようお願いしますが・・・

「・・・話すことは何もない!!」
「帰ってくれ!!」

お父さんは、大声で怒鳴りつけます。

そこへ、ちょうどつぐみとお母さんがやってきます。

「鮎川!!」

鮎川がここにいることに、何も聞いていなかったつぐみは驚きます。

「・・・今日はご挨拶だけで」
「また来ます・・・」

鮎川はお父さん達に挨拶して出ていくと、つぐみと待合室で話をします。

この前自分が弱音を見せたせいで、鮎川がここに来たことを察するつぐみ。そして、鮎川に嫌な思いをさせる結果になったことを、涙ながらに謝ります。

「最初から話をきいてもらえるなんて思ってない」
「何度でも顔を出すよ」
「分かってもらえるまで」

それから鮎川は毎週末お父さんのもとへ来るように。しかし、何度来てもお父さんが口をきくことはありません。

鮎川の身体に疲れが見えてきたつぐみは、もう説得をあきらめることを提案。しかし、鮎川はあきらめるつもりはありません。

「・・・川奈」
「川奈のお父さんは立派な人だと思う」
「娘に憎まれるのも承知で」
「一番幸せを願ってるんだと思う」
「だからこそオレはあきらめたくない」
「お父さんに想いを分かってもらいたい」

鮎川の言葉に目を潤ませるつぐみ。すると、満開の桜の木から、2人の上に花びらが舞い落ちてきます。

「弘法山のさくら萬寿キレイだろうなあ」

「さくらまんじゅう?」

この時期、桜で満開になった弘法山が丸くてピンク色の萬寿のように見え、小さいころいつもそう呼んでいたというつぐみ。

そして、開運堂に同じ名前の饅頭を買って、毎年家族でお花見に行っていたようです。

つぐみは、その時のことを思い出しながら、懐かしそうに桜を見上げます。

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つぐみのお父さんとお母さん

翌週も、病室へやって来た鮎川。しかし、やはりお父さんには口を聞いてもらえぬまま、鮎川は帰っていきます。

「あら」
「まあお父さん」
「ほれ見て」
「これ」
「開運堂のさくら萬寿よ!!」
「久しぶりね懐かしいわ」

お母さんが、鮎川が持ってきてくれたお土産を見て、嬉しそうな声を上げます。

お母さんから饅頭を1つ手渡され、饅頭に張られた桜の塩漬けを懐かしそうに見つめるお父さん。

つぐみがまだ幼かった時のこと。経営していた会社が潰れたお父さんは、身体まで壊してしまい、この年だけは恒例だったのお花見にいくことができません。

その時、寝込んでいたお父さんに、お母さんがおかゆを持ってきます。

「そのおかゆ誰が用意したと思う?」
「つぐみなの」
「”お父さん今年は桜見れなかったから桜の塩漬け入れたおかゆ作りたい”って」
「そう言って作ったのよ」

涙を浮かべながら、つぐみが作ったおかゆを食べるお父さん。生きる気力すらお父さんは、その日から頭を下げまわって、いち社員となり、家族のために必死に働きます。

つぐみが高校を卒業する時、まだ家計も苦しく、東京の美大へ行きたいというつぐみにお母さん達は大反対。しかし、お父さんだけはつぐみの夢を応援します。

「つぐみが希望の会社に入った時は嬉しかったなあ」
「オレでも家族の幸せを守ることができたって」
「思った」

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お父さんと鮎川

翌日、この日もお父さんのところへ鮎川がやってきます。

「・・・昨日はさくら萬寿をありがとう」
「嬉しかった」
「あれは私の好物でね・・・」

お父さんは始めて口を開くと、鮎川を車椅子同士の散歩に誘います。

「・・・鮎川さん」
「私は身をもって分かった」
「自分の体が自分の意志で動かせない」
「誰かに頼ることでしか生活できない」
「それがどんなに苦しいことか」

その苦しみを20代の若さで背負うことになった鮎川の痛みを想うお父さん。

「障害を負って建築士までなったあなたを」
「私は尊敬する」

しかし、お父さんは苦しそうな表情を浮かべます。

「今まで家族の幸せが私の生きがいだったんだ」
「でも」
「もう」
「私は幸せをとどけることができない・・・」

このところ、お母さんはお父さんの介助を続けたせいで腰を悪くし、歩くのも辛そうな様子。

これからさらにお父さんの身体が衰えていくと、体力・精神・時間 あらゆる面でお母さんの負担が増えるのは目に見えています。

つぐみと鮎川が一緒になった場合、つぐみは自分達よりも早く同じ苦しみを背負うことに。

「だとするなら」
「そこに」
「幸せがあるとは」
「私には思えない」

お父さんは鮎川に向かって、辛そうに頭を下げます。

「お願いです」
「どうかもう二度と」
「来ないでいただきたい・・・」

その日の夜。

公園のベンチに、虚ろな表情で腰掛ける鮎川とつぐみ。

「・・・オレには」
「人を愛する権利も」
「愛される権利もないのかな」

全ての気力を失くしたようにつぶやく鮎川を、つぐみ必死に抱きしめます。

「そんなわけない」
「だって」
「私こんなにあなたを愛してる」
「鮎川も」
「私を愛してくれてるんでしょう?」

鮎川のおかげでお父さんの気持ちを知ることができたつぐみは、今度は自分がお父さんと向き合うことを決心します。